午後5時
駅にはいつも君が待っていた・・・」
ご存知、渋谷駅前の「忠犬ハチ公」のアメリカ版の映画だ。
東大の上野教授とハチ公の話は余りに有名だから、アメリカ版はどのようにリメイクしてくるか・・・、興味があった。
アメリカ東海岸の、とある小さな駅、「ベッドリッジ駅」で迷子になった子犬の秋田犬を大学教授のパーカーが保護する。
以前飼っていた犬に、死なれた経験を持つ妻は飼うことに猛反対するが・・・。
二人（パーカーとHACHI）の絆には勝てず、HACHIはパーカー家の一員となる。
パーカーが駅で見つけた時は、HACHIの傍には壊れた籠とちぎれた荷札が。
遠い、日本の山梨からはるばる運ばれてきたようだが・・・。
子犬の首には、「八」の名前がついた首輪が掛けられていた。
毎朝、大学に列車で通うパーカー教授。
以来、パーカーとHACHIの夕方の5時の出迎えが通常化されていく。
茶色主体のシックな画面に、時折、HACHI目線のモノクロな画面が織り込まれ、新鮮だ。
パーカーの孫息子が、学校の授業で発表した、「マイ・ヒーロー」で物語は始まり、最後、HACHIそっくりな子犬を連れて線路を散歩する孫との画面で終わっている。
静かで、暖かな映画だった。
「ハンカチ、2枚は居るわね～」
と、友人に言われていたにもかかわらず、アイラインを入れてきたことにちょっぴり後悔を。（笑）
渋い大人の魅力満載のパーカー役のリチャード・ギア。
若い頃からファンだったけれど、ますます、好きになりそう・・・。
筋は知っているから泣くものか・・・と思っていたけれど、いつしか、涙が頬を伝っていた。
物言わぬHACHIの心根が哀らしくて・・・。
早く、家に帰り、我が家の猫たちを思いっきり、抱きしめたいと強く思った。
それにしても、秋田犬、「あきたいぬ」と読むことを初めて知った。（笑）
「あきたけん」だとばかり思っていたから。
犬なのに、人に媚びることなく、毅然としている秋田犬。
昔、武将や王様に仕えていた犬だそうな。
なにやら、お馴染みの忠犬ハチ公もりりしく思えてきた。（笑）
コメント
やっぱり泣きますよね。
この映画を作ったことを聞いた時点で監督さん含め製作関係の人 ずるいと思っちゃいました。
大体において泣くに決まってるじゃないですか、ねぇ～。
犬・猫を含め動物のどれでも出る映画は泣きに行くようなモノと言い聞かせ、ＴＶでするＣＭも見ないようにしてます。
ホント！ ずるいですよね～。（笑）
でも、このHACHIは後味の良い映画でしたよ。
駅周辺の住人が皆、良い人だったからでしょうか。
実際にはありえない話ですよね～。（笑）
パーカー教授の奥さんを演じた方、素敵でした。
アミさんもギア様のファンでしたか（嬉）
私はアメリカンジゴロではまりました。
今でも１番アレが好きです。
アレはギア様のPVみたいなもんだから。
早く観に行かなくちゃ・・・
補足
「ＴＶのＣＭを見ない」というのは、そういう映画を宣伝するＣＭのことです。
日用品を含めて普通の物のＣＭに動物を使ってるＣＭは平気で見れます。
ＣＭで脇役に出てくる猫たちについつい目を奪われてしまいます（＾＾）
まだまだ部活動で忙しい娘と時間が合わず、行けていません。
「一緒に行こうね」と言われているので他の誰と行くわけにもいかず・・・です。
私もリチャード・ギアのファンです。『愛と青春の旅立ち』の頃からです。
昨日は水曜日で、「レディスディ」。
混んでました。 吹き替えもあるんですが、ギアさまの生の声を楽しまなくては・・・。（笑）
私は、「愛と青春の旅立ち」からファンです。もちろん、「アメリカンジゴロ」も素敵！ 良い年のとり方してると思いませんか～？
「ナの君」もああいう風に年を重ねて欲しいと願ってます。
新宿ピカデリー、綺麗になりましたね～♪ お気に入りで、何度も足を運んでます。（笑）
TVのCMは動物を上手に使ってますね～。
我が家の猫は、画面に猫が出ると、じ～っと見ています。
一度など、TVの裏側にまで覗きに行ったのには大笑い。
お利巧のようでも、やはり猫ですね～。（笑）
それはぜひとも、お嬢さんとご一緒に見てください。
パーカー夫妻のラブシーンもありますが、綺麗です。さすが、リチャード・ギアです。（笑）
家族一緒で楽しめる映画って、そうあるものではありませんよね～。
心打たれる映画でした。
うちのネコはテレビで動物の鳴き声がしても振り向きもしない＾＾；
とても不思議に思っています。
小さいときは球技のボールを追ってみたり
じっとネコ仲間も見つめていたと思います。
HACHIはそういうストーリーになっていたんですね＾＾
家族で楽しめるって大切なことでもありますよね。
私の久しぶりの映画は２６才の娘と「エヴァンゲリオン劇場版」でした＾＾；
これもアニメとはいえ、しっかりした世界観をもつ作品なんですけれどね.
そういう仕事を目指しているので娘にとっては大きな作品なのでしょう。
お嬢様とご一緒に、有意義な時間が持てましたね～。
以前、TVで放映されていた劇場版でしょうか。
チャンネルをザッピングしている時に、チラッと見た気がします。
スタイルの良い女の子が出ていたような・・・。
日本のアニメは質が高いです！ 外国に出しても自慢できる作品が多いですよね～。
そういうお仕事を目指してるって、素敵ですね～♪