友人に勧められて、見だした。
初めから見逃した人の為に、ダイジェスト版を放映してくれたので、今は、通常放送に追いついた。

全盛期の映画・TV界を支えた俳優・作家・ミュージシャン・アーティストら、かっての大スター集団専用の老人ホームだ。
ちょっと、夢物語的で、彼らと同年代の老いた身には、羨ましいやら、腹立たしいやら…。(笑)
あんな桃源郷の施設があるわけがない! 
もっとも、英国には、実際に、こういう施設が、古き貴族の館を開放してあるらしいのだが。

出演してる人は、皆、若いころから見てる人だから、実際の話を思い出しては悦に入っている。
浅丘ルリ子さんの「それいゆ」の表紙の絵にも似てる可憐な姿。
小悪魔的な可愛さの加賀まりこさん。
抜群のスタイルだった吹雪ジュンさん。
いつまでもお姫様がごとき童女のような八千草薫さん。
実際の石坂浩二さんとの三角関係(?)を知ってるだけに、画面の中の三人にクスリと笑ってしまうこともしばしばある。

今後の展開は如何に…。(笑)
カンガルーではない、オーストリアのTVドラマだ。(笑)

アルプスにある、架空の美しい村に住む、好奇心旺盛でお節介な4人の
女性。
年齢も職業もまちまちだけれど、ともかく、「お葬式」が大好き。
日本で言うなら、「通夜振る舞い」のような会食に加わるのが大好きなのだ。

何処かでお葬式があると聞くと、4人、うち揃って、喪服に身を包み、出撃(笑)。
そして、そこから、事件は始まる…。

日本ドラマには、考えもつかないストーリーが、斬新で面白い。

今年は、何やら、女性が、目立つ。
イギリスも新しい首相が誕生。
アメリカも・・・かな。

東京はどうだろう…。(笑)

ともかく、元気印のようなオーストリアの4人の女性。
見てるこちらまで、パワーが貰えそうな気がしてくる。 (^_-)-☆
ニューヨークを舞台にした、弁護士のドラマだ。
スーツ姿が、富・格の象徴か…。
若いマイクのスーツ姿が初々しい。

主人も在職中は、スーツ姿が板についていた。
安月給取りの身分にもかかわらず、親のおかげの所為か、かなり、高級スーツを身に纏っていた。
姑は、一人息子には目が無かったから…。
小柄な主人でも、スーツ姿は、それなりに恰好が良かった。
(ひいき目かな…笑)

が、退職してもう、7~8年経つ。
スーツなど、葬祭時しか、着なくなった。
あれは、慣れなのだろうか。
最近は、ちっとも似合わない。
借り服を着てるような雰囲気だ。

ちっとも、ときめかない!(笑)
普段、あまり日本のドラマは見ないのだけれど・・・。

先週、ひょんなことから見始めた

   「きょうは会社休みます。」

が、面白い!

もともと、主人公の青石さんを演じてる綾瀬さんは、「JIN」以来贔屓だし・・・。
9最年少の田之倉君の福士蒼汰くんがすごく良い♪
彼は、何者・・・?
どこかの音楽グループのメンバーかしら・・・。
好きだな・・・。
よい男の玉木さんをも食ってしまいそうな福士蒼汰。(笑)
今日も、ばっちり、予約録画はゲットした。

普通の生活でも、9歳の年の離れは、それほど、奇異なことでもない。
私の親友のご主人は彼女より8歳年少だったけれど、まったく違和感はなかった。
要は、人間としての結びつきだから・・・。

青石さんと田之倉君。
これからの展開にわくわくする。
夜、家族みんなが楽しそうに見ていた番組だから、文句は言えなかったが・・・。

熊谷のB級グルメの話だ。
全国でも、「暑さ」を逆手にとって、大活躍の熊谷だが・・・。
一緒に行ってる「大食い3人娘」に腹が立った。
お笑い番組だし、以前にも、ギャル曽根なんて人もいたから、驚くことはないのだけれど。
ちょっと、異常なほどの大食いに、驚くよりも怒りが湧いてきた。

「いただきます!」

という言葉は、「あなたの命を頂戴します」という意味があるのだ。
ただ、無機質に、口に放り込めばいい…と言うものではない。

怒り心頭の私に、

「バラエティなんだから・・・」

と、家人は言うけれど、私には納得ができない。

食物にたいして、もっと、敬意を払わなくては・・・。
与えてくれた生き物にも、失礼だ!!
Abiさん! 待望の「ミステリー・イン・パラダイス」の第3シリーズが
始まりましたね~! (^_-)-☆

陽光溢れる、明るいリゾート地のセント・マリー島に赴任してきた
チャーリー・プール警部補。
霧と雨、読書と紅茶をこよなく愛する典型的な英国人刑事だ。
カミール巡査部長やドウェイン、フィデルの仲間と共に、難事件を解決。
第1.第2シリーズと、ようやく馴染み始めてきたのに。
第3シリーズ初っ端から、主役の警部補交代だなんて・・・。
しかも、殺人・・・?

が、やはり、「ミステリー・イン・パラダイス」は只者ではない。
同じく、本国英国から派遣されてきた、ハンフリー・グッドマン警部補。
妻がいないと、何もできない不器用な刑事だが・・・。
あとから、追ってくるはずの女房に逃げられて・・・。(笑)
主役交代の不満も感じさせないほどの面白さ。

ドラマは、こうでなくっちゃ!
地上波の深夜に放映してた「孤独のグルメ」が終了した。
久住昌之氏の漫画が原作らしい。
主人公(松重豊氏・・・八重のお父さんで名前を覚えた)の食事
シーンと心理描写が淡々と流れていく。
セットではなく、実在するお店で、俳優が店主やスタッフとなり、まるで、ちょっとしたドラマだ。
が、あくまでも、主役は料理の数々。
他人が美味しそうに食べるだけの番組が何で、こうも我が家には人気なのだ・・・。(笑)
まるで、吉田類さんの「酒場放浪記」の食事版だ。

放送が終わって、何か気落ちしていた時に、チャンネル銀河で、再放送をしてるのに気が
ついた。
ちょっと、嬉しくて、出勤前の息子に、

「『孤独のグルメ』、再放送してるよ! 録画、予約しといたから・・・」

と、声を掛けた。

「それは楽しみだ!」

と、息子は、嬉しそうに笑いながら、出勤していった。
たかが、他人の食事シーンだけのドラマなのに・・・。

人間、食べることは一番、嬉しいことの部類に入るだろう。
美味しそうに頬張ってる主人公を見てると、こちらまで幸せになってくる。

先日、見た、新丸子の店では、豚肉と葱の塩味炒めが美味しそうだった。
早速、冷蔵庫の中にあった豚バラと椎茸、そして主役の長ネギを塩味で炒めてみた。
葱の甘さが何とも言えず、美味しい。
脇役の葱が立派な主役となっていた。


ミステリードラマが好きで、よく見ている。

一時期は、何と言っても、「浅見光彦」シリーズ。
光彦倶楽部のある軽井沢へは、よく出かけたし、私の遅咲きの青春時代だったようだ。(笑)

今は、もっぱら、外国もの。
「クローザー」も「ポワロ」も「シャーロック」も「ミス・マープル」も、どれも好きだ。
でも、それぞれのお国柄と言うか、テンポが余りに違うので、その時の自分の精神状態で、
それらを選ぶようにしている。

例えば、「ミステリー作家は事件がお好き」(米国)
テンポが早く、ノリがすこぶる良い。
作家のキャッスルと美人刑事のベッケトも見ていて楽しい。
1時間があっという間に過ぎていく。
やや、軽すぎる嫌いもあるが。(笑)

それに引き換え、「バーナビー警部」(英国)
美しい風景に優しい村人。
そして何故か、陰惨な事件。
ちょっと、難しくて、かなり、頭が柔らかい時でないと、見ていて疲れる。(笑)

中間が、「ワイン探偵・ルベル」(仏国)だろうか。
ルベルはベテラン俳優の夏八木さんに風貌が似ている。
ワイン鑑定に掛けては右に出るものはいないと言う主人公。
よくも、毎回、ワインがらみで殺人事件がおきるものだと感心する。(笑)
歌うように聴こえる(シャンソン?)フランス語も耳に心地よい。

三者三様、お国柄とは言え、作風が見事に違っていて、中々面白い。


凄く、気に入ってる「ミス・マープル」のTVドラマ。
ポワロと並んで、アガサ・クリスティの傑作品だ。

長年、親しんできた、ジョーン・ヒクソン(山岡久乃吹き替え)に代わり、最近は、ジュリア・マッケンジー(藤田弓子吹き替え)主演の作品が目立つ。
彼女も上手な女優さんではあるけれど、彼女だとミス・マープルの持つ、冷たいまでの良い意味の皮肉屋さんは醸し出されてない。
単に、田舎の気の良い小母さんになってしまう。
その点、ヒクソンは、完璧なまでのミス・マープルだった。
あんなに、凄い人のあとを、引き受けるのだから、マッケンジーも大変なことと思う。

それにしても、英国のTV界というのは、狭い社会なんだと、そう言うところに視点を置いてみると、見尽くした作品でも中々面白い。
前回のマープルのお相手は、若き元警察官。
なんと、最近、シャーロック・ホームズを演じてる、あの背の高い俳優さんではないか。
それと、「シルク」で、マーサを演じてる女優さんも家政婦の役で出てたり・・・と、主演クラスの人が続々とゲストで出てくる醍醐味は応えられない。

そうそう、三人目のジェラディン・マクイーワン(草笛光子吹き替え)の作品も語っておかないと片手落ち。(笑)
こちらは、茶目っ気満点で、中々、後任としては及第点だと思うし、草笛さんの吹き替えも気に入ってる。

それにしても、当たり役の継承は、中々難しいものだ。
ポワロなども、どうなるのだろうか・・・。
イタリア各地の片田舎の、人知れず紡がれる人生の物語。
三上博史さんの柔らかなナレーションで始まるこのドキュメント番組が、
このところの我が家の一押しだ。
一時間ほどの番組に、大抵は二家族ほどの人生模様が話される。

昨晩は、トリノに近い北イタリアの小さな村のパン屋さん姉妹の話だった。
寒村に育った仲良し姉妹。
半世紀も経ってるのに、妹を残してお嫁に行ったときの悲しみを、姉は目に涙を浮かべて語るのだ。

姉の縁で、姉の夫の知り合いと結婚し、パン屋さんになった妹。
村での皆の拠り所となる大事なパン屋さんだ。
棚には、村人のリクエストの品々が載っていて、ちょっとした乾物屋さんも兼ねている。
朝4時前からパンの仕込みにかかる夫。
直径2センチくらいの棒のパンを何百個も焼く。
メロンパンのような筋目の入った大きなパンも焼く。
ただし、丸パンやフランスパンのようなものはあるが、見たところ、いわゆる食パンの類は無かった。

姉も手伝って、皆で生地を丸め、夫が手際よく釜に入れて焼く。
沢山焼いても、村の皆は大量に買っていくから、棚はすぐにがら空きとなる。

今の夫と結婚してなければパン屋さんにはならなかった。
違う職業についていたかも・・・と、明るい妹は話す。
パン焼き職人の夫と一緒になったのだから、自分はそれを手伝うだけだと。
可愛い孫たちに囲まれて、店のお客と楽しそうにおしゃべりをし、幸せに満ち足りた満足げな顔だ。

前回は、村の小さな「リストランテ」の女主人の話。
82歳の鉄細工職人の悲恋(?)の話もあった。

皆、イタリアの名も無い小さな村での物語り。
決して裕福な暮らしでは無いのに、皆、ゆったりと素敵に日々を過ごしている。

姉の夫は、ミラノで車関係の営業マンをしていたが、今は、村に戻ってきて樵業を生業としている。 
今で言うUターン組だ。
姉夫婦が村に戻ってきた縁で、パン屋の夫と知り合った妹。
半世紀以上、同じような穏やかな時間が綿々と流れているようだ。

ある日の、姉宅でのお昼の献立は・・・

・瑞々しいほうれん草とチーズとくるみのサラダ
・トマトベースのソースを掛けたパスタ
勿論、妹のパン屋さんのパンも。
そして、ワイン。
あちらでは水代わりのようなものなのだろう。

イタリア各地の村をピンポイントで紹介していく番組。
人生の過ごし方について、ちょっと考えさせられてしまう番組だ。

最近、BSやCSの番組が面白くて、地上波はニュース以外、とんとご無沙汰だ。(笑)

かなり人気の高いドラマ【相棒】に、途中から出演するのは大変に勇気が居ることだろう。
ましてや、視聴者には、過去7作までの、実に息のあったコンビ(相棒)の寺脇さん(薫ちゃん)のイメージがチラチラするだろうし・・・。
8作目にして、「自分」を出さねばならないことは、随分と大変なことだろうと思う。

が、初めは危惧していたのだが、3本目あたりから、徐々に及川光博さん(神戸尊)らしさが表現できているようで、水谷豊さん(杉下右京)と対等(?)に渡り合っているようだ。
寺脇さんと違って、どちらかと言うと水谷さんに近いキャラなので、同類の二人が・・・と、危ぶんでいたのだが。
さすが、プロの目は確かだ。
寺脇さんとは違った面白さを表現していると思う。


Vol.3の【ミス・グリーンの秘密】のゲスト役の草笛光子さんが良かった。
やはり、存在感は絶大で、及川さんとの絡みも素敵だった。
及川さんの、水谷さんには無い若さゆえの無謀さが、素直に表れていた。
スーツも綺麗に着こなして、どちらかと言うと、鼻持ちならないタイプのように見えるが、私は好きだ。
数々のプレッシャーに負けず、頑張ってほしい!

「フレーフレー! ミッチー!!」


でも、私個人としては、首席監察官の大河内春樹が贔屓なのだが・・・。(笑)
チョン・ドヨンと言う韓国の女優さんが居る。
取り立てて美人の部類には入らないかもしれないが、演技力、存在感の確かさは群を抜いている。

初めて見た映画は、「我が心のオルガン」(古い映画だったので名前は定かではない)だった。
当時、26歳だった彼女がスッピンで16歳の少女の役を演じていた。
相手役は、イ・ビョンホン。 新任の教師役だった。
(彼は今の方が数倍も魅力的。表に出ない、どれだけの努力が積み重ねられてきたことか・・・。高感度がアップした俳優だ。)

そして、かのヨンさまの初めての時代劇、「スキャンダル」で、深層の令嬢役として相手役を努めた。
熱狂的なヨンさまファンを刺激(?)することなく、見事な演技だった。

彼女の魅力は、「おでこ」。
輝くばかりの聡明そうな広い額だ。
「プラハの恋人」というドラマの中でも、

「運動場のような広いおでこ」

と言う台詞が在るくらい、彼女の額は素敵なのだ。(笑)


私の母が、「でこちゃん」だった。
健康のバロメーターのように、額がいきいきと光っている時は体調が良い時。
額が翳って見えるときは、元気が無かった。

チョン・ドヨンという女優さんを初めて見たとき、その額の立派さに圧倒され、すぐにファンとなった。
以来、彼女の作品はあらかた見ているけれど、裏切られたことが無い。

光り輝いているおでこ。
あれが健在なうちは、彼女も大丈夫。(笑) 
素晴らしい女優さんとして活躍できるだろう・・・。
英国の「モース警部」が終了して寂しく思っていたら、フランスの「レスコー警部」がたのしくなってきた。
CSのミステリー・チャンネルは、留まるところを知らない。(笑)

刑事ものと言っても、シングルマザーのジュリーが二人の娘を育ててるホームドラマでもあり、部下の仲間とのチームワークの良い職場ドラマでもあり、なかなか面白い。

DN仲間の方のお嬢さんとの触れ合いを読んで、母娘の何とも言えないやりとりが似ているな~と微笑ましく思った。(彼女のご夫君はフランス人)
息子二人の私とは、親子関係が微妙に違っていて羨ましい限りだ。

レスコー警部は、女性署長でもある。
どちらかと言うとソフトタイプで、「やり手」タイプとは思えない。
部下の人格(?)を優しい微笑みえで丸抱え包み込み、「こんな上司の下で働けたら・・・」と思わずには居られない。
署内のチームワークがすこぶる良いのは、彼女の人徳か・・・。

主題曲のメロディーも軽快で素敵だ~♪
2~3年前に韓国で放映されたドラマだ。
原作は漫画だそうだが、夫が家事や近所付き合いをしながら、いかに家庭の主婦の仕事が重労働で大変だ・・・と言うことを悟るドラマだ。
社会に進出した妻側からの目線も加えられ、

  【男は働き、女は家庭を守る】

と言う固定概念にとらわれるよりも、相互の苦労を分かち合い理解することが大切だと説いているドラマだ。


営業マンとして女房と娘の3人家族で平和に暮らしていた夫。 多少の羽目は外す旦那ではあったが、家族思いのよきパパが、突然、会社を解雇された。
不況の波は、いずこの国も同じようだ。
せっかく、手に入れた憧れのマイホーム(マンション)を維持し、生活費を稼ぐ為に、選手交代。
旦那が主夫に、女房が一家の大黒柱として働きに出ることになった。

出せども出せども却下される履歴書を前に、妻の取った秘策は、夫と娘の存在を隠し、「未婚者」として入社試験に臨むことだった。
結果、才色兼備(古い言葉?)の妻は、見事合格。
長身のハンサムな上司に目を掛けられ、キャリアある仕事に挑むことになる。

一方、慣れない主夫仕事に悪戦苦闘する夫。
隣室の住人の助けを借りながら、徐々にベテランの「主夫」に変身していく。
娘の幼稚園のお迎えや、スーパーでの買い物、習いに行ってる「お料理教室」など、【行動範囲】が類似してることから、親しくなった隣人の若い奥さん。
彼女は、日本からお嫁に来て、先妻の子供まで大事に育てているけなげな人だ。
ある日、突然、見知らぬ世界に入り込み、右往左往するのは、主夫も外国人妻も似たようなものだ。
いつしか、お互いに心は結ばれるが、決して疚しい関係ではない。

一方、研究熱心な妻の仕事振りに、ますます、惹かれてしまうエリートの上司。
彼女の誕生日にと、豪華なネックレスを購入するが・・・。
同じ時、同じ宝石店には、主夫の旦那が、女房に内緒で工事現場で働いたお金を握り締め、ネックレスを買いに来ていた。
鉢合わせする夫と妻の上司。
何と、その上司は、かって自分の首を切った人だった。

女房が欲しがっていた上等なネックレスには及びもつかないが、何とか夫は妻の為にネックレスを購入。
だが、ある日、上司からプレゼントされた豪華なネックレスを引き出しの奥に発見し、夫は逆上する。

「会社なんて、辞めてしまえ!」

だが、おいそれと仕事先が見つかる訳も無く、結局は女房から生活費やお小遣いを貰う羽目に。
家長である自分の権威は何処に・・・。
あまりの惨めさに悶々とする夫。
仕事の達成感にやりがいを感じ、ますます、魅力的になっていく妻。
片や、「主婦湿疹」に悩む夫。

お互いに、お互いが一番好きなのに、誤解が誤解を生んで・・・と、お定まりのドタバタコメディだが、皆、善意の人なので、見ていて気持ちは良かった。

日本人役の若妻をユミン(笛木優子)が好演している。
肌が雪のように白く綺麗な人だ。 韓国人が描いている日本人のイメージは彼女のような人なのだろうと思った。
そして可笑しいことに、彼女のハングルは凄く聞きやすかった。
ネイティブなハングルは流暢過ぎて、耳に入ってこないのだが、日本人であるユミンのハングルは、一言一言、耳にすんなり入ってきて自信が持てた。

「いつもそんなに大人しい(静か)の~?」

と、訊かれ、

「言葉が上手に喋れないので・・・」

と言うユミン。

「チャル ハシネヨ!(とても上手よ!)」

と韓国の人に言われていたが、あれだけよどみなく喋れるようになるには、随分と努力したのだろうに・・・と、いっぺんで彼女のファンとなった。(笑)

私も、また、頑張ろう!!



【相棒】【キイナ】【ありふれた奇跡】を録画して楽しんでいる。
【天地人】は子役の可愛さに、思った以上にのめりこめそうだ・・・と思ったのだが。
何かが違う・・・と、最近は、「辞めちゃえ!」シグナルが点き出した。(笑)
妻夫木くんは相変わらず優等生(?)でよいのだけれど・・・。
決して蔑視で言うのではないけれど、演出が女性だからだろうか・・・。
戦国時代は戦闘シーンの音までも重要だから・・・。

そして、今のところ、いそいそと録画に励んでいるのが、水谷さん、菅野さん、そして仲間さんというより加瀬さんの三つのドラマだ。


【相棒】は寺脇さんの降板(?)を、どう受け止めて見たらいいのか・・・。
適宜な「マンネリ」を好む私としては、薫ちゃんの出ない【相棒】はちょっと寂しく、物足りない。
寺脇さんの居ない分、毎回、多彩なゲストが【相棒】になるのだけれど、そして、それはそれで面白いのだけれど・・・。
でも、なんか寂しい。


【キイナ】はちょっと変わった刑事ものだ。
菅野さんは30代になられたのだろうか。
相変わらず綺麗で、そこに「可愛さ」が増してきた。
年下のエリート刑事との絡みも、回を追うごとにいい雰囲気になってきた。
あまり好男子(古い言い廻し!)とは言えない元カレとの仲も、なにやら不思議だ。
毎回、良いヒントを与えてくれる、こわもての係長の沢村さん。
ユーモワたっぷりの管理官の草刈さん。
優しい相談仲間の小池さん。
脇を固める人のキャラも徐々に確立されて、段々、面白く待ちわびるようになった。
昨日のゲストの南野陽子さんもステキだった。
カリスマ性ある霊感師を見事に演じられていた。
来週も楽しみ!


【ありふれた奇跡】は、始まる前に、もっとも楽しみにしていたドラマだ。
昨年、「ググーは猫・・・」の映画で、加瀬さんの名前を初めて知った。
その加瀬さんが、これ又、お気に入りの仲間さんと共演する。
「見なくちゃ~♪」と久し振りにわくわくしてTVの前に座った。

が、1回目はともかく、回を重ねるごとに、「???」の気持ちが強くなる。
あれだけのキャストを組みながら、勿体無い・・・と思ってしまう。
あのドラマの何処が、「ありふれた奇跡」なのだろう。
ありふれてなんか、居ないではないか。
むしろ、「滅多に無い奇跡」に近いではないか・・・。(笑)

それと仲間さん。
あれだけの「美貌」を神様から与えられたのに、「立ち姿」にはちょっと幻滅だ。
モデルさん並にとは言わないまでも、「歩き方」くらいは訓練した方が・・・と、好きだから、つい余計なことまで思ってしまう。


今、携帯のCMが最高に面白い。
犬の一家の話も面白いし、家族全員が髪を束ねるCMもステキだ。
でも、今、一番気になってるのは「ド☆モ」のCMだ。
贅沢なキャストで、ドラマを見てる思いがする。
誰か、このシチュエーションでドラマを作ってくれないだろうか・・・。
面白いのに・・・!
数年前に、我が家の古いTVも「地デジ」対応とかの工事(?)を終了し、衛星放送もBSも見れるようになっていた。
だのに・・・。 
器械音痴の私は、宝の持ち腐れ(?)のように、一向に操作が面倒なこともあって、見ずじまいであった。

それが、このところ、毎週、土曜日になると、30分も前からTVの前にスタンバイ。
一連の操作もそつなくこなし(当たり前のことだけど、一人で出来ることが嬉しい)TVの世界に没頭する。


昔、欠かさず見ていた、【刑事コロンボ】だ。
今まで、放映されなかったシリーズもするとの事。 凄く楽しみだ。

それにしても、人間の思い入れと言うのは、可笑しなものだ。
初め、コロンボの吹き替えを聞いた時、妙な違和感を感じた。
何故か、コロンボの声がイメージに合わないのだ。
訝しがる私に、

「小池朝雄が亡くなって、石田太郎に変わったから、そう感じるのでは~?」

と、息子に言われたけど・・・。
何のことは無い。 その声は、正真正銘、小池朝雄の吹き替えだった。
後年の石田太郎の吹き替えの方に、馴染んでしまった結果なのか。
人間の耳ほど当てにならないものは無い・・・と、ちょっとショックだった。


TVシリーズの方は、小池さんの吹き替えだとすると、新作ではなく、初期の作品だろう。
今現在、「認知症」と言う病に倒れたピーター・フォーク。
若き日、彼が活躍した作品を見ながら、人の無常を思い知る。

この【刑事コロンボ】は、【古畑任三郎】と同じく、初めから犯人がわかっているドラマだ。
犯人役を、多彩なゲストが演じるのも魅力の一つである。
見る方は、犯人探しの推理をするのではなく、何時、コロンボが犯人に目星をつけるか・・・が見所となってくる。


昨晩の「指輪の爪あと」は被害者の顔に残された、切り傷がキーポイントだった。
ぼろぼろのコートと中古の車。(一応、プジョーと言う外車だそうな)
外見からは、想像もできない緻密な頭脳。
犯人は、頭も力も、彼の意のままに動かすことの出来る組織をも持った、敏腕な探偵(元刑事)だ。
NHKだから、CMも入らず、息を抜く間もない1時間15分のドラマだった。

来週も、警察内の上司が犯人だとか・・・。
部下のコロンボが、どう立ち向かうだろうか・・・。

楽しみだ!


働きマン

2008年12月6日 TV
昼間、結構、面白いドラマの再放送があるようだ。

先日、最終回を迎えてしまったけれど、【働きマン】が面白かった。
何でも、安野モヨコ氏のマンガが原作だとか。
菅野ちゃんの弾けっぷりが楽しくて、元気をもらえた感じだ。

中居君のドラマは、本当に楽しみだけど、最近は、「文学物(?)」が多くて、TVの前にきちんと正座をして見なければならないのが辛い。
伊橋君(味いち)や灰原君(ナニ金)のように、楽しく見られるのも良いのに・・・。

この【働きマン】。
出版業界の話だが、実際には、こんなに仲間に恵まれ、上司にも恵まれている人が何人居るだろう・・・。
画面に向って毒づきながら、楽しんだ。

大手の出版社からのヘッドハンティングも断り、遠く福岡に行ってしまう恋人の無言の誘いも切なく断り、古巣の出版社で頑張る決意を固めたところで、最終回。
シリーズ②をぜひとも期待したいものだ。

6~7歳年少の、カッコいい後輩(CMなどで名前は知っていたけれど、ドラマは初めて見た)との仲は進展するのだろうか・・・。
それとも、息ピッタリのカメラマン(津田さん)と一緒になるのだろうか・・・。
意外や意外、デスク(沢村さん)だったりして・・・。

妄想は次から次へと膨らんできて、多いに楽しませてもらった。
茶の間で見るドラマはこうでなくては・・・。
肩の張らない、楽しいものが良いなぁ~。(笑)


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

呑気に、昼間からTVを楽しんでいる主婦でも、社会の情勢は、ちょっとは気になっている。
アメリカのビッグ3の公的資金の投入はどうなるのだろう・・・とか、一人勝ちと言われた「ト☆タ」の縮小(?)計画の影響は~?
円高の進み方。 デフレが続くと、一見、ものが安くなるから良さそうにみえるけど、果たして庶民にはどうなのだろう・・・とか。

リンク仲間の、「ヘイ!良好さん」のブログには、随分助けられている(?)。
中居正広のフアンで、そのブログだったのに、最近は、多方面の仲間が出来て、嬉しい。
PCの恩恵で、還暦過ぎの婆の日常も豊かだ。
もっと、もっと、いろんな刺激を受けて、だらけきった脳に喝を入れなくては・・・。

喝っ!
6年前に、このブログを書き始めた頃は、『中居正広』に凝っていて、寝ても覚めても・・・と言う状態だった。
だから、「隠れ中居ファン」なんて、看板を掲げていたのだけれど・・・。

最近は、興味が無くなったわけでは無いけれど、他に目を向けるものが多いので、つい、ブログにも彼の話題がなおざりになっていた。

しかし、このブログの、「アクセス解析」を見ると、やはり、ダントツ、【中居君】が多い。
なにやら、訪れてくれた方を裏切っているようで、心苦しく感じている。


このブログは、頭の中に浮かんできた諸々のことを、言葉で書き綴っている、いわば、婆の独り言の記録だ。
だから、支離滅裂。 決して、他所様に目を通してもらえるような代物ではない。

検索して、たどり着いてみたら・・・と、ガッカリさせるのは偲びがたく、『中居正広』の文字を消したものか・・・、迷っている。

諸葛孔明

2008年10月23日 TV コメント (9)
主人が帰宅後は、TVのチャンネル権は握られてしまうので、夜のTVは、「何気なく・・・」見ることが多い。
何しろ、一つ処でじっとしていられない、子供のような主人だから、ザッピングばかりで落ち着かない。

それが、昨晩は、チャンネルを一度も変えることなく、夢中になって見ていたドラマがあった。
どこかのケーブルTVの番組だ。
途中から見だした私だったが、充分にその面白さは伝わってきた。
それもそのはず、何と、それは【三国志】の諸葛孔明の話だった。

【三国志】と言えば、

*西遊記
*水滸伝
*金瓶梅

と並び評される、中国四大奇書の一つだ。

日本の弥生時代・卑弥呼の頃だろうか。 ヨーロッパではローマ帝国時代の話で、

*魏の国  曹操(そうそう)・・・織田信長のような人

*呉の国  孫権(そんけん)・・・北条氏康のような人

*蜀の国  劉備(りゅうび)・・・豊臣秀吉のような人

の三国が争っていた頃の話だ。
歴史書と言うより、小説だけれど、ほぼ実在の人物だそうだ。

その蜀の国の劉備という人が、【三顧の礼】で迎えた軍師が諸葛孔明だ。
その当時、若干27歳。 なかなか優れた軍略家だったようだ。

昨日の話は、一晩で10万本の弓矢を調達する話だった。
霧の中、麦藁で作った人形に、相手方をわざと攻撃させて、敵方の弓矢を頂くと言う作戦だ。
天候すら、策略に使うほどの軍師だったと言うエピソードだ。

ちなみに、これも良く耳にする、【桃園の誓い】はこの劉備(りゅうび)と張飛(ちょうひ)と関羽(かんう)の義兄弟としての契りの話だ。
横浜の中華街の『関帝廟』はこの関羽を祀ったものだ。

息子がマンガで読んでいたような気もするが、なにやら、ちゃんとした本で読んでみたくなった。
それにしても、吹き替え版であったけれど、昨日のTVドラマの俳優は素敵な人だった。

主人は余程、気に入ったらしく、今朝も、そのドラマの話をしていた。
壮大な歴史ものは、やはり素晴らしい! ワクワクする。
韓流ブームの火付け役ともいえる【冬のソナタ】で、ペ・ヨンジュンのライバル役だったパク・ヨンハ。
5年もの時を経て、満を持しての久々のドラマが、【オン・エアー】の新進監督の役。
「うたばん」などで、日本では歌手としての知名度の方が高いが、なかなか素直な演技で私は好きな俳優だ。

この【オン・エアー】、芸能界・放送界の姿を描いて、視聴者の興味を誘う。
視聴率と言う数字と資金面でのスポンサー、芸能プロダクションとの葛藤は、お国の違いこそあれ、日本も似ているんだろうなぁ~と、面白かった。

大して演技力も無いくせに、「CF女王」、「国民の妖精」と祭り上げられてる高慢な女優。
トレンディドラマ専門で、「視聴率製造機」「興行不敗神話」とのりに乗ってる、可愛いけれど我侭な放送作家。
お抱えの俳優の為なら、何度でも土下座も厭わない敏腕マネージャー。
寡黙なゆえに、お高いと見られ、先輩からも疎まれている、高潔な若き新進の監督。

この男女4人が織り成すドラマだが、お定まりのドロドロも無く、実に爽やかだった。
顔が赤らむほどの、陳腐な台詞オンリーだった作家に、初めて高尚なシナリオを書かせようとする新米監督。
演技力の無い女優が自分の代表作にしたいと思わせるような作品に、皆の力が結集する。

一つの作品を作るまでに、どれだけの影の力が居るものか・・・。
ラストのクレジットに出てくる人の名前を見ても、その膨大な人数が分かろうと言うものだ。
よく、「黒澤組」とか、「森田組」と呼ばれる所以が分かったように思えた。

「私の作家」「私の女優」「私のスタッフ」
自分を取り巻く人を大事にしている、若き監督。
離婚して、一人息子を宝物のように愛しんでる女流作家。 我侭な面はあるけれど、子供のように純粋で、可愛く涙もろい人だ。

数え切れないほどの監督との意見の違いから来る喧嘩。
ある日、す~っと、心に入り込んできて「ときめき」を持つが、若い監督のせっかちとも言う押しに、

「いい夢を見させてもらった。 このときめきも、今日で最後にしよう。 明日からは、作家でもなく、女でもなく、息子の母親に戻ろう・・・」

と、自分の感情を押し込んでしまう年上の作家。
私の大好きなソン・ユナ(ホテリアー)が切なく、演じている。
彼女は喋りがいい。 時に、幼い少女のように、時に、理路整然と大人の女性の自信溢れる喋りに、演技力のある人なのだと思った。

無機質な図書館の本棚の通路に、監督と作家の二人が腰を下ろす。

「30分あるから、肩を貸すよ!」

と言う監督の肩にもたれて、疲れを取る作家。
このシーンは何度見ても印象に残っている。
そして、シナリオを製作中はお花見も出来ないと嘆く作家に、タイトルバックを撮るために、さくらの花満開の場所に連れ出す監督。
夜、ひとり、人気の無い廃線の線路の上を歩く作家の足元を、一筋の灯りが・・・。
見ると、監督の手には懐中電灯が・・・。
夜桜の美しさ、儚さは一幅の絵のようだ。

そして、私の好きなハッピー・エンドに終わり、満足満足!



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