かなり前に作られたものだが、私は【潮風のいたずら】と言う映画が大好きだ。
いかにも、ハリウッド映画そのものと言った感じで、多いに笑わせ、ほろりとさせてくれる。
高慢ちきで嫌味な金持ち婦人と、3人の息子を育てている大工の話だ。

クルーザーから転落し、記憶を失った金持ち夫人を引き取った大工一家。
家事など一切やったことの無い金持ち婦人を、家政婦代わりにこき使い・・・。

まぁ〜、ハリウッドお定まりのドタバタ喜劇で、主演のゴールデン・ホーンとカート・ラッセルのカップルが滑稽で素晴らしい。
何でも、この二人、一時期は実生活でもご夫婦であったそうな。
道理で、息が恐ろしくピッタリだった。

その【潮風のいたずら】を韓国版にリメイクしたのが・・・。
オ・ジホ、ハン・イエスル主演の【ファンタスティック・カップル】だ。
アメリカ育ちの大富豪のハン・イエスルと、韓国のリゾート地で小さな建設会社を営むオ・ジホ。
超性格ブスの女と、兄の遺児たちを育ててる、心優しいオ・ジホ。
豪雨の中、車輪をぬかるみに落としてしまった性格ブスの車を助けたところ、強盗と間違えられ、散々な目にあう建設業者。
ひょんなことから、記憶喪失で、夫から棄てられていた彼女を、家政婦代わりに使おうと、自宅に引き取るが・・・。

家事など一切したことの無い彼女と、家族との騒動が可愛らしい。
小さい頃、親を亡くし、残された莫大な財産を相続し、人間不信に陥っていた彼女。
素朴で、純な田舎の人々との交流で、様々なことを体験する。
世の中、自分中心に廻っていると思っていた彼女。
心の中の純な気持ちを高慢な物言いで覆い隠す。

リメイクとしては、まぁ〜まぁ〜、雰囲気も原作に近いが、そこは、韓国ドラマだ。
計算高く、底意地の悪いところを、ナヨナヨとした清純な外見で隠した、韓国ドラマ一流のライバルもちゃんと設定。
妻を恐れるが余り、捜索願すら出さず、記憶喪失の彼女を見捨てた夫。
原作に引けを取らず、なかなか、面白いドラマだった。

だが、原作の、大富豪の彼女に、何でもプレゼントする・・・と言われ、それぞれ、頭を悩ます息子達。
すでに、息子3人を持つ大工の欲しいものは、

   「ガール(娘)」

これが、凄く印象に残っていたので、韓国版にこれが無かったのが、ちょっと、マイナスポイントか・・・。(笑)

でも、楽しいドラマだった。
久し振りに好みのドラマにハマって、外出していても飛んで帰り、TVの前に座りたくて仕方が無かった。
ドロドロとした復讐劇や不治の病、嫉妬や陰謀が渦巻くドラマはパス。
あくまでも、爽やかで、楽しいドラマでなければならない。
その点、この【マイガール】は、悪気の無い楽しい「嘘」が面白かった。

主人公のユリンを「ハローお嬢さん」のイ・ダヘ。 財閥の御曹司を「回転木馬」のイ・ドンウク。 韓国のシャラポワと言われる、プロのテニスプレーヤーをパク・シヨン(何でもミス・コーリア出身とか)。
そして、プレーボーイだけれど、なかなかの好青年を「王の男」のイ・ジュンギ。
俳優の顔ぶれを見ても、楽しさが伝わってこようと言うものだ。

どんな人とでも、10秒あれば即、友人になれるという特技の持ち主のユリン。
詐欺師の父親と世界中を放浪していたので、日本語、中国語、英語・・・と、何でもござれの彼女。
窮地に陥ると、機転の利いた「嘘」が次から次へと・・・。

一方、融通の利かない、堅物のゴンチャン。
病に倒れた、敬愛する祖父を救う為、必死で探していたが見つからない幻の孫娘に、ユリンを抜擢する。
彼女の演技力ならば、ピンチを脱し、祖父の病も好転するのでは・・・と。

偽の孫娘に化けたユリン。
彼女の天性の明るさ、優しさが、祖父の心も温かくし、幸せそのものの家族になるのだが・・・。

ゴンチャンの恋人のテニスプレーヤーとの葛藤。 
幼い頃から放浪の中、「お金」に対して執着の強いユリン。
初めて真剣な恋に目覚めるプレーボーイ。
嘘などつけなかった堅物のゴンチャンが、必死でつく善意の嘘。
自分の誕生日すらあいまいな、薄幸な生まれのユリン。
雪の降った日を誕生日と決めているユリン。
底抜けに明るいイ・ダヘが可愛くて綺麗でいじらしくて・・・。
彼女の口癖の

   「幸運に恵まれますよ!」

と誰にでも声掛ける彼女の言葉。

周りの誰をも幸せにしてしまう彼女だが、唯一、自分の「恋」だけは嘘がつけない。
ラスト、大切なゴンチャンのため、一世一代の大嘘を皆の前でしてみるのだが・・・。

世の中、こんな風に誰もが相手を思い遣る嘘など、ありえない話だ。
だからこそ、見ていると、切なくて、おかしくて、楽しくて・・・。

背の高い、イ・ドンウク。
初めて見た人だが、若き日のウォンビンに似ているような・・・。
イ・ジュンギは今のほうが数倍も魅力的だ。

久々にはまった韓国ドラマだ。
「コーヒー、それとも紅茶〜? どっち?」

「コーヒー!」

朝食後の、のんびりとした時間、一杯のコーヒーにどれだけ癒されていることか・・・。

丁度、韓国ドラマ、【コーヒープリンス1号店】を見終わったばかり。
コーヒーの持つ、【力】を漠然と感じていた。

そのドラマ。 韓国ドラマにしては、珍しく、意地悪な人が出てこなくて、皆、人生を前向きに生きているところが心地よい。
男性しかスタッフとして働けない職場ゆえ、不本意ながら男装として働くウンチャン。

彼女が16歳の時、父親が病気で亡くなり、以後、若い彼女が「家長」として母・妹を養ってきた。
【バリスタ】と言う、職業に目覚め、一日も離れがたい恋人を残してまで、イタリアに留学するウンチャン。
女の子といえども、人に頼ることなく、自分の力で生きて行きたい・・・と、あえて、辛い道を選ぶウンチャン。

【バリスタ】とは、コーヒー(エスプレッソ)を淹れるプロの人のことだ。
豆の選定、炒り方、お湯の温度、どれをとっても奥が深く、プロの道は遠い。

自分のために恋人(ウンチャン)の夢を閉ざしてはならない・・・と、彼も又、寂しさを堪え、彼女を送り出す。

「ポゴ シッポヨ!(会いたい!)」

と、涙を浮かべる二人がいじらしい。

昔は、ある一定の時期が来たら、「お嫁さん」になるのが、普通だったのだろうが、最近は、女性の自立が目覚しく、自分の生き方を模索して頑張っているケースが多いようだ。

今からではちょっと、遅いけれど、私も、何か、これといったものを身に付けたかった。
父親の庇護の下、主人の庇護の下、将来は息子の庇護の下、頼りきった生活が続くのだろうか・・・。

これも、悪い生き方では無いけれど、ウンチャンのように、自分で自分の生活を切り開くのも、格好が良さそうだ・・・。
一杯のコーヒーを飲みながら、出来そうも無い、空想の世界をさまよっている。
昨日、大阪から、「スマ友さん」が上京した。
先月も上京したのだが、家の用事が重なって彼女との逢瀬(?)の時間が取れなかったのだ。
こんな時、別の「スマ友さん」が、さり気なく助けてくれる。
遠路はるばる出ていらっしゃる人に、寂しい思いをさせずに済んで、本当に有難かった。
改めて、「スマ友さん(中居正広)」の絆の深さを実感した。

今回も、丁度、ハングルの授業日ではあったが、何とか、2時間ほどフリーの時間が出来たので、彼女と会うことが出来た。
毎日のように、電話で話しているとは言っても、向き合ってお喋りできるのは格別な思いがする。

彼女とは、SMAPのコンサートが「縁」で知り合った。
もう、5〜6年は経つだろうか。
きっかけはSMAPだったけれど、馬が合うというのか、お互いに猫が好きと言うことも重なって、家族のことなども気さくに話せる間柄になった。
「中居くん」が取り持つ縁の深さには驚くばかりだ。
彼女だけでなく、数人、こういう間柄の人が居るのだから・・・。

「最近、美貌(?)に磨きがかかってきたね〜」

に始まって、出るわ、でるわ・・・。
久し振りに、口角、泡を飛ばして喋り捲った。

東京の片隅の喫茶店で、よい年をした小母さんたちが、熱く語っていることを、中居君はご存知だろうか。
我々二人に限らず、同じような光景が全国で繰り広げられていることだろう。(笑)

年末・年始に向けて、いつも以上に露出が多くなるであろうSMAP。
お茶の間のヒートアップ度は、益々増すに違いない。
夕べの「金スマ」で、無骨な手で編み針を動かすスタッフのしぐさに、ちょっと感動した。
全くの初心者が、やれば出来るんだ・・・と言うこと、身をもって示してくれたことに、胸が熱くなっている。

それにしても、ラフに着こなした真っ赤なセーター。
とてもお似合いだ!
結構、着こなしているではないか・・・と、改めて、某局のお昼の番組の衣装を思い浮かべた。
長いこと見ているけど、一度たりとも、

「正解!」

と思った衣装は無く、スタイリストさんの力量に????。

「私服のほうが数倍も恰好いいの!」

と、中居君の私服を、見たことのある友人は嘆いていた。

真っ赤なセーターを無造作に着た彼を見て、今頃、TVの前で、彼女も同じように考え深げだろうな・・・と、思い遣った。

私も、真っ赤な毛糸球、買いに行こうかな・・・♪
 最近は、連続して、ワクワクしながら見るドラマが少なくなってきた中で(あくまでも私好みと言う偏見)、唯一、録画して見ていたドラマが二つ、終了した。

 一つは、水谷さんと寺脇さんの「相棒」。
あれは、この二人をコンビとしてキャスティングされた時点で、半分成功と言えるだろう。
話は脇にそれるが、柴田さんと舘さんのコンビの「あぶない刑事」もしかり。
貴さんと中居君の「うたばん」もしかり。
思っても見ない取合せが新鮮で、飽きさせないのだと思う。
秋口に、又、「相棒」を放送してくれないか・・・と、密かに願っている。

 そして、昨晩、「拝啓父上様」が終了。
先日の火事騒ぎや、実際に起こっているビルの建築ラッシュなど、身近な話としてドラマを楽しむことが出来た。
関ジャニの横山君が、失礼ながら、あんなに素直な演技をするなんて・・・、驚いた。

 主演の二ノ宮くん。 倉本さんが、彼を想定して本を書かれたとのこと。 現実味ある、若者らしい人間性を上手く演じていて、さすがだと思わせた。
ジャニーズ軍団、恐るべし!と言うことだろうか。

 「拝啓父上様」は、余り、「これがドラマ!」と言う気負いを感じさせず、淡々と見せるドラマで、その普通のところがとても良かった。
消えいく東京の情緒ある町並み、老人問題など、身近に感じられるストーリーなのも感慨深かった。

 素晴らしい文芸作品も良いけれど、中居君も、たまには、埋もれた市井もの、いいのにな・・・と、少々、渇望を通り越して、彼のドラマには諦めの境地に行ってしまったような・・・。
昨日の「うたばん」での彼の横顔。 勿体無い!と、ため息が出るほどの端正な顔立ちなのに・・・。 (ふぅ〜)

 「拝啓父上様」は続編が出来るのでは・・・と、これまた、密かに願っている。(笑)
『好きな場所で、好きな奴と、好きに生きればいい』

 友人の好意で、又、このドラマを見ることが出来た。
4〜5年前のドラマだけれど、ちっとも色褪せておらず、そのことに驚いた。
多分、表参道あたりの、あの古いアパートをイメージにしてるのではと思われるヒロイン籐子の住まいとか、最先端のオフィスビルとか、今、見ても古さが余り感じられない。

 恋に仕事にすべてが可能だと信じて疑わなかった20代が過ぎ、30歳を迎えて夢見ることから卒業しようと心に誓っていた籐子(深津さん)。
そんな30代の倦怠真っただ中のヒロインが、間違いからの転職をきっかけに再び夢に向かって奮闘する。

 かって、同じ大手広告会社で、鼻も引っ掛けて貰えなかった高嶺の花的存在だったクリエーター、貫井(堤さん)の独立した会社から、あろうことかヘッドハンティング。
そして、意気揚々と移った会社は、大手の組織の前に全く無力な小集団。
 
 生きの良い同僚の若手クリエーター木村(坂口さん)、頭の切れる営業のプロ吉竹(西口さん)、籐子の同居人の元彼の妹(矢田さん)を交えての奮闘振りに、ドラマだと分かっていても、社会の厳しさを見る思いだ。

 そんなある日、かっての元彼が海外から一時帰国。 再度の彼のプロポーズに心悩む籐子。
自分の居場所は・・・? 悩む籐子に、貫井が掛けた言葉が

「好きな場所で、好きな奴と、好きに生きればいい」

 たかが、ドラマの中の言葉だと分かっては居たけれど、ずしりと心に響く言葉だった。

 私も、好きな場所(わが家)で、好きな奴(家族)と、好きに生きていられる幸せを、改めて感じた。

 フジTVって、この手のドラマはさり気なく上手いと、フジTVアレルギーの私だけれど、ちょっと、感心!

 蛇足だけど、このドラマで使われてる、楠木文具のマスコットキャラのねずみがとても愛らしい。
町の中小企業の文具やが、このねずみによって大手の会社に急成長。
ペコちゃんによって、救われ(?)そうな、某会社に似てなくも無いと、可笑しかった・・・。
 今期ドラマの中で、唯一、録画して見直してるドラマ、【拝啓、父上様】。
夕べの第3話は主人とリアルタイムに見た。
本妻・森光子と二号さん・八千草薫のベテラン女優の対峙(たいじ)はさすが、見ごたえがあった。

 絡みの無い二宮君が、スタジオの端で、両ベテランの演技を息を呑んで見つめていたとか・・・。
お茶の間にも、その緊張感は充分、伝わってきたように思えた。
柱や天井、鴨居に至るまで、吟味された材木を選び、こだわりを持って建てられたであろう、古き良き和風建築の建物を「古い!」の一言で、壊してよいものか・・・。
新旧の狭間で揺れる、婿の慌てぶりが、どうしてよいのか分からない気持ちを代弁しているような・・・。
さすが、倉本さんの演出は心憎い。

 今回から出演の、作家役の奥田さん。 ひょっとして、二宮君の父親か〜?と、視聴者を翻弄させるところが、これまた上手い演出だ。

 東京のしっとりとした、落ち着きある風情に、心が癒され惹かれることに、自分が「日本人」であることを再認識した思いがする。
最近のドラマにしては、時間がゆったり流れていくようだが、それが又、忙しい現代人にとって、最高のプレゼントなのかもしれない。

 一言も文句を挟まず、タダ一言、「凄い!」と。
うるさ型の主人を黙らせた、【拝啓、父上様】。
「華麗・・・」や「ハケン・・・」「東京タワー」などに押され、話題も湿りがちだから、ちょっと、肩入れの意味もあって、再度、日記に登場させた。

 二宮君、頑張ってるよ〜! 横山君も、案外良い味を出しているし・・・。
毎週木曜日、10時から。 ちょっと、宣伝しちゃおう!!(笑)
 珍しく、気合を入れて見ている。
二宮君が子役の頃から、目をつけていた(?)という、友人の顔を立てて見始めたのだけれど、これがちょっと面白い。
舞台となっている神楽坂も好きな場所だし・・・。

 JR飯田橋には、なんて言ったって、【白い影】のメッカとも言える、「カナルカフェ」があるし・・・。 
その正面の坂をだらだら下りていくと、神楽坂一帯となる。
倉本さんの脚本だからなのか、神楽坂という地名がそうさせるのか、このドラマは、平成と言うより昭和の臭いがプンプンしてて懐かしい。

 この地には、シャンソンが似合うだろうと、森山さんに曲を依頼したそうだ。明るい弾むような曲が、なるほど、よくマッチしている。
伊橋悟が修行してた築地とは、同じ東京だけれど微妙に違っていて、良い場所を選んだものだと感心している。

 倉本さんは、珍しく脚本を早急に完成させたそうだ。
この神楽坂の、古くて良いところが消えていくような気にさせるほど、開発が進む気配だそうだ。
確かに、地の利的には開発されても可笑しくないほど、便利な処だ。
未だに、昔の風情が残っていた方が信じがたいほどだ。

 主演の板前見習いの二宮君。 失礼ながら、【嵐】のメンバーの中では、影が薄く、埋もれてる感じがしたのだが、どうしてどうして、大した演技力では無いか!
【硫黄島・・・】で、主演の謙さんをしのぐ演技力だった・・・というのも、あながち、リップサービスとも言えないのではと思った。

 小柄な子と言う印象があったのだけれど、168センチ、50キロの体型は、もう少し年齢が加われば、肉もついて、良い役者になることだろう。
昔は、新劇出身の俳優が幅をきかせてたようだが、最近はモデル出身が多いようだ。
が、諸々、勉強させられてる、ジャニーズ出身の俳優も、侮れない。 もっと、世間に認知されてもいいのでは・・・と強く思った。

 今週の第3話は、ゲストに森光子さんが出るそうだ。
大女将の八千草さんとの絡みがどう出るか・・・、楽しみだ。

 「拝啓 父上様」と、ナレーションをしている二宮君が手紙について、
「メールと違い、手紙には、何年後に見ても、その時の状況や心情が思い浮かんだり、懐かしさを感じ取ることが出来る。それだけ、想いが篭もっているのだと思う」
と、感想を述べている。
見かけより、案外大人なんだ・・・、役柄の一平君と同じでは無いかと嬉しかった。

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 最近、「ホジュン」でのアクセスが増えてます。ちょっとご挨拶を。

 凄く、長いドラマです。「チャングム」のように、派手な場面もありません。でも、心打たれる良質なドラマだと感じました。
余り、漢方に興味が無かった私ですが、ちょっと、見直しています。
今の時代、このホジュンのように、身分的差別はありませんけど、親子の情愛、夫婦の情愛、見ていて、う〜ん、う〜ん!と頷く自分がいました。
同じ理想を抱く者同士のふれあいも、納得できるものでした。

 優しい母親、献身的に尽くす妻、そして、全身全霊を持って、一人の人を愛しぬくイエジン。
三人の女性に想われて、幸せなホジュン! 父親似の、女性にぼんやりの息子が可愛かったです!(笑)
 SMAPの中で、燦然(?)と、輝いてる二番手がゴロちゃんだ。
若い頃は、ちょっと鼻持ちなら無い態度が苦手だったのに、最近の彼は可愛い。すごく、【自然体】だ。

 金田一耕助に関して言うならば、ちょっと垢抜けすぎて、ドロドロとしたイメージとは程遠いのだけれど、原作を離れ、ゴロちゃんありきで見ると、中々面白い。
昨日も、2時間半、あっという間に時間が経ってしまった。

 面白いことに、気がつけば主人をはじめ、あとから息子夫婦も集まってきて、皆で見ていたのだ。
これが、中居君の番組だったら・・・。 とても、家族一緒に見る勇気(?)は無い。
家人の、中居くんへの批判の言葉を聞くのに耐えられないだろうから。

 その点、ゴロちゃんはキャラクターの所為か、それほどの悪口を聞くことなく、安寧に見ていられる。
「石坂さんじゃないの〜?」
と、不服そうに見ていた主人だけれど、結局は終わるまで席を立つことは無かったのだ。
金田一をライフワークにしたいと抱負を語っていたゴロちゃん。
年齢を重ねるうちに、風格も出てくることだろう。楽しみだ。

 ネットの検索で分かったことだが、角川書店から出版されている金田一シリーズ。
意外なことに、この【悪魔が来りて笛を吹く】は1,634位。【獄門島】が3,649位。【悪魔の手毬歌】が7,228位。
有名な【八墓村】はもう圏外と言ったところだ。
横溝氏独特の世界を、お茶の間に流すことは、諸々差しさわりもあるだろうに、よく健闘してると拍手したいくらいだ。
ゴロちゃんの持つ、イメージが救いとなっているのでは・・・。

 その点、中居君に関して言うならば、今、彼自身が【道】を模索中なのでは・・・と感じている。
中居君ほど誤解されてる人も珍しいと思うけれど、彼のファンを10年以上してきて、未だに、家族に認知(?)されないことは、私にとってはかなり、辛いことだ。

 現に、ゴロちゃんの番組の中に挟まれていた、数々のスポットに、中居君が出ていたけれど、体中を金粉まみれにしての登場シーンには、「何で〜?」と、ファンの私ですら、目をそむけてしまった。
彼は、一体、何を目指しているのだろうか・・・。

 聡明な彼のことだから、諸々、考えてはいるのだろうけど、プロ根性のある彼にしては、ちょっと半端な姿勢が目に付く。
松井選手のナレーションも、染み渡るような、胸を打つ語り口だけれど、プロの仕事を求められるのなら、基礎から学ぶことが必要だろう。

 スポーツに造詣の深い彼のことだから、キャスターなど最適だろうけど、日ごろのお茶らけたイメージが、凶に働いているような気がしてならない。
本人は、バラエティが大好きと公言しているようだが、最近のTVをつまらなくしている一端は、たいした芸も持たず、ただ騒いでる芸人(?)だと思っている。

 きっと、今に、お笑い芸人も淘汰されていくだろう。
いくら、笑いに対して、センスが良いとされている中居くんでも、どっちつかずの修行では無理なこと。
あたら、才能豊かな人なのに、伸ばしてくれる真の指導者が傍に居ないことが惜しまれる。

 何でも、丸抱え、受け入れられるファンが羨ましい。
そう、見たいのだけれど、何かが引っかかって、素直になれない最近の私である。

 何時の日か、家族揃って、
「中居君、良いね〜♪」
「良いでしょう〜? 最高よ!」
と、言えるようになることを祈っている。

 全国の熱烈な中居ファンの皆様に、コメント欄でぼこぼこに叩かないで下さるようお願いしたい。
中居君が好きだから、あまりに勿体無くて、つい、書いてしまった。 
 本命の中居君がドラマをやらないし、もう一方の贔屓な俳優、ソン・スンホンも兵役中(今は除隊して、今頃、成田に到着か・・・)だったので、今年は、韓国ドラマ・映画オンリー。
一年間で見た本数は、数え切れないほどだ。
その中で、記憶に残ったドラマをアトランダムにあげると・・・、

*チャングムの誓い

 珍しく、家族中ではまったドラマ。多分、子役のいじらしさと、主人公を暖かく見守るジョンホさまの素晴らしさ、良く出来た上司(指導者)の良さに共感を抱いたからなのだろう。
生涯の生きがいとしての仕事を持ってる女性には、理想的な恋人であり、己を引き出してくれる上司に至っては、こんな人、居ない〜!と、チャチを入れたくなるほどだ。
お陰で、この時代は日本では何時代〜?なんて、改めて、歴史の本を読んでしまった。
文句なく、素晴らしいドラマで、推奨作品の一つだ。

*波乱万丈ミスキムの10億作り

 チャングムで素敵な二枚目を演じていた、チ・ジニががらりと変わって、コミカルな役を演じている。
木村君と山口さんの「ロングバーケーション」のパクりかと思いきや、始めの設定だけで、あとは、全編、働いても働いても、お金に縁遠いミス・キムと、パックン。
二人の一生懸命さが哀れで、楽しくて、元気が貰えるドラマだ。
友人間の評判も上々だ。

*おはよう神さま

 日本でもお馴染みのウォンビン二世と言われる、笑顔のまぶしいユ・ゴン主演のドラマ。
原作は、「アルジャーノンに花束を」だと思う。
6歳児の知能を持つ、27歳の素晴らしい男性のお話。全編、暖かな思いに浸ることが出来て、爽やかで、いい涙を流させてもらった。

*雪だるま

 義理の兄を慕う、義妹の話。音楽が良い〜♪
決して美男子ではない主人公だが、正義感溢れる刑事は、応援したくなる。
中居くんにこの役をやらせたい・・・と言う、投稿に刺激されて、見たドラマだ。
まつげの長い、哀愁帯びた瞳を持つ主人公は、似てなくも無いかも・・・。(笑)

*白雪姫

 文句なく、楽しめるドラマ。子役から俳優へと、人気を博したイワンが恰好いい。彼のへんてこりんな日本語は、そう下手でもなかったかも。
あられちゃんのような大きな眼鏡を掛けた女の子からはっと振り返るほどの美人に変身するさまは見ていて面白い。
単語がはっきりとした短文が多かったので、ハングルの勉強にもなって嬉しかった。

*12月の熱帯夜

 主婦と大学生の不倫ドラマと言う見出しには、騙されてはいけない。
内容、音楽、共に一級品で、主演の彼女は、韓国でも有名な歌手だと聞いた。が、素晴らしい演技力でぐいぐい、引き込まれる。
憎たらしいほどの身勝手な義妹を演じてる人は、「オールイン」に出てた踊り子の人。濡れた大きな黒目が印象的な人だ。
画面に罵倒を浴びせたいほど、憎々しく感じるのだから、彼女の演技力は一流なのだろう。
大学生役の人は、モデル上がりの長身な人。余り好きでない・・・と思っていたけれど、この役はいい。ピッタリだ。

*ラストダンスは私と一緒に

 「オールイン」で、イビョンホンの敵役になった、チソンが主演。
これを見て、すっかり、チソンの見方が変わってしまった。
コテコテのラブスートーリーだけれど、やはり、ラブストーリーはこうでなくては・・・と言う、王道スタイル。
二役を演じてるチソンが何よりも素敵〜♪ どっちのタイプが好みか、見る人によって、分かれるのも、面白い。

*ホジュン

 かなりの数を見たけれど、最後には、やはり、これを入れなくては・・・。
女版、チャングムの、「ホジュン」だ。
時代は、秀吉の朝鮮出兵の頃だから、チャングムより、50〜60年後のころだろう。
【東医宝鑑】と言う漢方医術を体系化した人の話で、実在の人物だそうな。
男性が主役だから、チャングムと同じ、宮中が舞台とは言っても、華やかさには欠けるが、なかなか、見ごたえのあるドラマだった。

 もっと、もっと、紹介したいドラマや映画はあるのだけれど、「意地悪する人は嫌い」「復讐劇」は苦手なので、端からパス。
よって、ちょっと、偏った作品のみになってしまった。
韓国ドラマというと、眉をひそめる方も多いかも知れないが、侮るなかれ! どうしてどうして、質の高い作品も多いようだ。

 新しいドラマも良いけれど、やはり、好きな作品は、何度でも見直してしまう。
「ブラザーズ」「ポップコーン」、繰り返し見ているので、テープがおかしくなるかも・・・。

 中居君が副住職を演じた、「ブラザーズ」。彼の、哀と明の両方が滲み出てて、好きな作品だった。何故、DVDになっていないのか・・・。

 「ポップコーン」は、ソン・スンホンの代表作、「秋の童話」に抜擢される前の作品だ。
始めこそ、はちゃめちゃなスンホニに度肝を抜かれるが、段々、彼本来の良さが出てきて、【哀】の塊のようなジュンソに、これを見て抜擢したのだろう、さもありなんと納得できる仕上がりだ。

 私が好きな二人の最新作。 早く出ないかと、首を長くして待っている。
 夕刊の「週間TVナビ」に載ってた【TV端会議】。
一位は「白い巨塔」の里美先生ですって。
二位、小差で「Dr.コトー」の五島先生。
三位、昔懐かしい、毛むくじゃらのベン・ケーシー。
そして、そして、4位に、我らが中居正広の「白い影」の直江庸介。
5位は同数で、「救命病棟24時」の進藤先生と、外科医・有森冴子。

 「直江先生は、『頑張りなさい』ではなく、『大丈夫ですよ』が口癖。病気の辛さも吹き飛びます。」
という35歳の方の意見に、うん!そうそう!と、頷く。
もう、だいぶ前のドラマなのに、皆、よくぞ忘れないで居たものだと、興奮気味。

 彼のドラマの周期、お約束の3年。じっと我慢の子で待っているけれど、ちっとも中居氏のドラマの話は聞くことが出来ない。
事務所サイドの思惑か・・・、はたまた、彼の方針か・・・。
ドラマの中居正広が一番好き!という、フアンの為にも、彼が重い腰をあげてくれる日が近いことを祈りたい。

**********************************

*韓ドラぺこさん!

アンニョン〜♪
最近は、比重がどちらが上か分からないようで・・・って、スマ友さんに言われちゃいました。(苦笑)
ホント! 自分でも時間の配分が変わってきたような・・・。(笑)
でも、どちらのお仲間と一緒でも、それなりに楽しい! 今、私の中では、中居氏もハングルも、大事な事柄なんですよ。
もし、この楽しみが無くて、時間を持て余してる自分が居たら・・・と思うと、ぞ〜っとします。
もうじき、スンホニも除隊します。比重は少し、上がるかな〜?
2年も待ったのですから。
でも、中居氏のドラマが始まれば、又、比重は変わってくるでしょうし・・・。
こうして悩むのも、いとおかしです!
 久し振りに、熟女(?)3人で中居君のオフ会を持った。
場所は、浅草。 以前、家族で食べに行ったところが、結構気に入ったので、皆をお誘いしたのだ。
【模倣犯】以来の知り合いだから、もう、何年になるだろう・・・。
5時間強のオフ会は、終始一貫、「中居正広」の話に尽きた。

 このところの髪型や顎カビに、少々嫌気のさしている私だが、あとの二人は丸抱え許せるという完全型のフアンなので、ちょっと、肩身が狭い思いもする。
が、ドラマの話になると、ドラマフリークの私だから、過去のワンシーンが鮮やかに浮かび上がってきて、目が爛々と、声まで上ずって高揚してしまう。

 ポストSMAPのグループが叫ばれて久しいが、帯に短しタスキに流し。 中々、出ないものだ。
今年の年末のTV情報誌の表紙を飾るのは、やはり彼らしかいないだろう・・・と、ニンマリ納得。
ずら〜っと、本屋の店頭を彼らが席巻する様は、想像にしても頬が緩む話だ。

 ここらで、伝家の宝刀、ツートップ共演の映画なりドラマをやるべきではないか・・・と、意見が一致した。
この時期を逃して、何時があるというのか。
事務所の考えは皆目検討も付かないけれど、今のこの時を逃したら・・・。

 惜しくて仕方が無い。
 いつも、10分と同じチャンネルにすることのない主人が、珍しく真剣にTVを見てる。
思わず私もお相伴したのだが・・・。

 それは、懐かしい名曲の数々が流れる歌謡番組だった。
主人も、私も、演歌はあまり得意とはしない。
が、何故、長時間にわたって、真剣に見ていたのかと言うと・・・。
昔の歌手の現在の生き様をモロに見ることが出来るので、それが楽しみなのだ。

 どんなに、昔、華やかに活躍していた人でも、神さまは平等に【老い】を与える。
その与えられた【老い】を、どのように昇華するか・・・。
その方法は人それぞれだ。中には、目を覆いたくなるほどの超堕落な姿も目にするし、反面、うなるほど素敵になられた方もいるのだ。
自分の持ち歌なのに、みっともないほどの歌唱力の人も居れば、技術でカバーし、見事に歌い上げる人も居る。

 番組の最期に出ていらした、青山和子さん。
一世を風靡したあの名曲、「ま〜こ♪ 甘えてばかりでゴメンネ・・・」を歌いだした。
さすがに、往年程の声の張りは無かったものの、しっとりと歌い上げ、見事であった。
そして、彼女の話に、思わず、引き込まれてしまった。

 若くしてデビューした彼女には、常にお母様が付き添われ、着物を着付けてくれたそうな。
着物は一枚でも帯を二本用意し、帯締めを数本持ってれば、何通りでも、楽しむことが出来る・・・と、教えられたそうだ。
机に並べられた、色とりどりの組紐。今は亡きご母堂の選ばれた品だそうな。

 「ちょっと、赤みを入れると、華やかになるのよ〜」と、言っていたお母様好みの帯締めを絞め、「母に見守られてる気がします」と、にこやかに笑っておられた青山さんを、素敵な女性だな〜と、主人と言いあった。

 相変わらず、60年代のアメリカの10代の女の子が着るような、ドット模様のワンピースを軽やかにまとった九重さん。
若々しく素敵だった。

 親との約束の為、5年間の芸能生活にピリオドを打ち、工芸デザイナーとして活躍中の梶さん。
誇りと自信に満ち溢れた人生を歩まれてる様子が、手に取るように分かり、いい人生を送られてるのだな〜と、なにやらこちらまで嬉しくなってしまう。

 映像でしか見られなかった、坂本九さん。そして、美空ひばりさん。
ご存命ならば、どんな姿を見せてくださったことか・・・。
感慨深いものがあった。
 若子さん、有難う〜♪
主人の居る休日は、スマさんから遠のいてますので、新曲の『ありがとう』を聴きそびれてました。
日記でお知らせくださって、(古畑・SMAP)目覚ましを張ってましたら、新曲を聴くことが出来ました。
ラッキーでした。 私、軽○アナのあの不遜さ加減が嫌いでして、朝はもっぱら六本木のほうでしたから・・・。

 いかにも、彼ららしい優しさに満ち溢れていて、いい曲ですね〜♪
falsettoの部分も透明感があって綺麗でしたし。
ただ、映像を見て、ちょっと心配事が・・・。

 中居君の怪我は余程深刻なんですね〜。
動きのフォーメーションも彼だけは左隅から動かなかったし。
何よりも気になったのは、お顔の暗さです。
あれは痛みというか、体の不調ではなく、心の不調のような気がしました。(考えすぎ〜?)

 私も、今年は、身体も心もちょっと例年に無く傷つきました。
信じられないほどの痛みも経験しましたけど、不思議なことに、体の痛みは時間と共に、薄紙を剥がす如く回復してくるんですよ。
でも、心の痛みは、いつまでも後を引きずります。

 聡明な中居君のことですから、きっと、またあの輝くばかりの笑顔を取り戻してくれると信じていますが・・・。

 大丈夫でしょうか・・・。 痛いでしょうに!
 好きなドラマは、録画して、ゆっくり、一人の時に鑑賞するのが私のスタイルとなっている。
何時の頃からか、家族と一緒にドラマを見る・・・と言う、時間が少なくなってきた。
一緒に見られる種類のドラマが無い所為もあるだろう・・・。

 今クール、珍しく、期待を持って見ていたドラマ、【アンフェアー】。
とうとう、5話にして、挫折か・・・。
夕べ、録画はしていたけれど、多分、来週からは、見ないことだろう。
初めの息詰まるような迫力、颯爽とした篠原さんの演技。初々しい瑛太君の動きも良かったし、ワクワク感は大きかったのだけれど。

 ドラマって、中だるみ無しに、最後まで引き付けておく事って・・・、難しいのだな〜と、感じる。

 さぁ〜、今夜は、【相棒】。楽しみ。
気負うことなく、淡々と演じてる水谷豊の魅力。家族と一緒に見れるのも強みかな〜。
ISBN:4309407765 文庫 秦 建日子 河出書房新社 2005/12/21 ¥620

 以前から好きな女優さんの一人だったけれど、中居君がらみの『金スマ』のレギュラーで、益々、お気に入りとなった、篠原涼子さん。
昨年の【ANEGO】に引き続き、【アンフェアー】(フジTV)を心待ちにしていた。

 多少、姐御的な類似点はあるものの、割と気楽に見れたし、次回への期待感も高まってきた。
先の「ボーリング大会」で、ムキになって投げていた、瑛太くんも良い味出していたし・・・、楽しみが増えた感じがする。

 いったん、あらすじを知ってしまうと、最後まで覗かないと落ち着かない性質なので、一足お先に、原作本を探すことに。
秦 建日子・・・って。何て読むんだろう。

 それにしても、篠原さんが羨ましい。次から次へと、切れ目無く、彼女に合った作品が用意されて・・・。
我らが中居正広に合ってる作品は無いのだろうか・・・。
大黒摩季 明石昌夫 葉山たけし CD ビーグラムレコーズ 1999/12/31 ¥3,360STOP MOTION

 休日の昼下がり、主人はTVのザッピングに忙しい。
と、その時、懐かしい歌声が・・・。
「そのまま、チャンネルそのままにしてて!」と叫ぶ私。

♪・・・
 懐かしいにおいがした すみれの花時計
 恋愛中ってもっと楽しいと思ってた
 好きになるのは簡単なのに輝き持続するのは・・・

 ら・ら・ら〜 今日と明日はあなたに逢えない
                   ・・・♪
  (MAKI OHGURO BEST OF BEST より)

 お台場の砂浜で、アコースティックギターの伴奏で、大黒さん自身が歌っている。
懐かしい!! 今にも、築地の料亭で働いている伊橋くんが現れてくるような気がした。

 思えば、今から、11年前、この音楽と共に、かぶりつくように見ていた【味いち】が私の中居正広との出会いだった。
あの頃の新鮮な気持ちが、ややもすると、失せてきそうな今日この頃・・・。
本人も、日々、進歩しているのであろうが、追っかけるフアンも、日々、状況は変化してきて、あの頃のように、丸ごと、受け止められないもどかしさを感じている。

 年を重ねると共に、いい男に変化してきたことは認めるけれど、何か、方向性が、不安でならない。
今、彼は何を目指しているのだろうか・・・。
いい加減、自分を貶めてばかりいないで、真の姿を世間に見せ付けて欲しいと願っている。

 久しぶりの「ら・ら・ら〜♪」の調べを聴いて、原点の自分に戻れたようだ。
なんか、涙が出そうなほどだ・・・。
 最近、主人に付き合って、懐メロを聴く機会が増えている。
昔、素晴らしく端正な顔をしていた人が、みるも無残に崩れ落ちて・・・なんて、珍しくなくなった。
仮にも、TVで顔を見せて何ぼ・・・の仕事をしてるはずなのに、何故、自覚を持たないのだろうかと、茶の間のフアンは毒づいている。
まれに、清々しくいい顔に変身してる人を見ると、その人の人生観まで、気持ちよく感じられるから、たかが、顔・・・と言っても大事なことだと思う。

 フアンだから、贔屓目に見えるのかも知れないが、ここ最近の【中居正広】の美貌はどうしたものだろう。
画面の端の小さなワイプに出る時でさえ、その美しさは際立っているように思える。
まぁ〜、秋から冬にかけての彼のこの変身振りはいつものことだが、ドラマ・映画の仕事も見えない今、無駄に綺麗な気がしてちょっと忌々しい。(笑)

 もっとも、この美貌が覗けるのも、彼がピンで仕事をしている時のみ感じることが出来る。
グループのSMAPとしての活動は、何故か、痛々しくて目にすることが怖くなってきた。
アイドルとしてスタートした彼らも、もう、立派な大人。自分らの方向性に彼ら自身が疑問を感じたとしても、当たり前のこと。
いつまでも、下のグループのようなわけにも行かないのではないだろうか・・・。

 5人並んだ時のオーラが薄くなったように感じたのは、私の錯覚だろうか〜?
くれぐれも、空中分解しないように、スタッフの責任も大きいと思う。
彼らを生きがいにしているフアンが大勢居るのだから。

 一体、彼らは何処を、何を、目指しているのだろう・・・。

小さな願い

2005年10月19日 TV
Le Couple 水野幸代 藤田恵美 CD ポニーキャニオン

 もう7〜8年前のドラマなのに、私の中で、いまだに色あせず大好きな作品が、中居氏の【ブラザーズ】。
等身大の彼の成長振りがまぶしくて、初々しくて、素敵でした。
ここ何日か、日記仲間さんのレンタルしてきた・・・なんて話を聞くと、たまらなくなって、私も棚の奥から取り出してくる。

 サントラ盤がこれまた素晴らしかった。
ところが、肝心の『最終回』と言う曲が入っていなかったので、とてもがっかりした。
ネットで探した、Le Coupleの【ちいさな願い】の中に、『最終回』を見つけたときは、小躍りして喜んだものだ。
あの曲をナナちゃんのように経験したくて、リムジンバスに乗り込んで、成田まで行ってしまったくらいだから。
曲を聴いてると、走馬灯のように真心の姿が浮かんできて・・・。

 あの時の中居氏のヘアースタイルはお世辞にも素敵とは言いがたかったし、重ね着スタイルもダサかったけれど、何よりも、瞳が輝いていて素晴らしかった。
しみじみと話す「声」も感動的で、いいドラマだった。
私は好きだったけど、視聴率が今一だった所為か、あれ以来、フジTVでの連続のドラマは無いように思う。

 TBSの文芸物も楽しみだけど、フジTVの弾けた明るさも捨てがたいのに。
何やら、サムガ発言が憶測を呼んでるようだが、実現するといいのになぁ〜。

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