一日、遅かったら・・・、台風で行けなかったかも。(笑)
一昨日、久しぶりに友人と会って、「キッチン」(韓国映画)、見てきた。

天真爛漫な純粋なモレ。
演じているのは、顔は普通だけれど、ものすごく脚が綺麗で、独特の雰囲気を持った女優さんだ。
彼女の「不思議ちゃん」ぶりに「若さ」を感じて、嫉妬(?)心すら覚えそう。

自由奔放な天才シェフのドゥレ。
「アンティーク」でも、シェフの役を演じたチェ・ジフン。
生い立ちの影を引きずり、ちょっと哀愁帯びた雰囲気は小母さんの心をくすぐる。(笑)

モレの幼馴染で優しい夫のサンイン。 
金融マンから念願の夢であるシェフに転身。
フランスで知り合ったドゥレに師事する。
若くて可愛いモレを妻にした果報を分かっているような、居ないような・・・。
天才シェフのドゥレを弟のように可愛がる。

この3人が、新しい店のオープンの為、一つ屋根の下で暮らし始めるのだが・・・。
モレは夫以外のドゥレに惹かれて行くことを隠そうとしない。
ドゥレも、自分の心の赴くままにモレに接する。
3人の中では一番、ノーマルなサンイン。
愛しい妻、可愛い弟の中で、一人苦悩する。

  【3人の愛しく切ない、彼らだけの愛のレシピ。】

映画会社は旨いキャッチコピーを考えるものだ。(笑)


女流監督の目(映像)は、静かで優雅で美しい。
幻想的な感じすら受ける。


「同時に二人(夫と彼)を愛すことは出来ないの~?」

と、無邪気に不思議そうに友人に尋ねるモレ。


どうも、私の範疇からはちょっと、はみ出した映画だった。
でも、後味は悪くない。

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