録画してあった、山田作品の「小さいおうち」を見た。
きれいな作品だが、一種の戦争反対映画だということ、知らなかった…。

大学生の健くんが、

「おばあちゃん! 嘘はいけないよ。 その時代は、戦争の真っただ中だから、もっと、
暗いのでは…」

と、おばあちゃんの手記を、いぶかしがるのも、不思議ではない。
たぶん、後世の人が、私を含めてだが、そう思ってるだけで、戦争がはじまったころの
日本の実際の街は、意外と、のんびりしていたのかも…。

銀座4丁目の、和光や三越はいまだ健在だが、昔の銀座のほのぼのとした雰囲気が懐かしかった。
子供のころ、銀座のフルーツパフェで、初めて食べた「ババロア」の味は、今でも覚えている。

小さなおうちの若奥様の、匂い立つような和服姿の美しさ。
よく、地域の婦人団体から、クレームがつかなかったと、不思議に思った。
よく、母から、

「袂(袖)が少しでも長いと、怒られたものよ!」

と、聞いていたから…。(笑)

それにしても、山田作品に出演する俳優さんの顔ぶれがみな、同じなのが面白い。

コメント

あちのすけ
あちのすけ
2015年3月30日19:42

「小さいおうち」映画館で観ました。
確かに山田作品、同じような人が出てる!
「東京家族」と7人は被ってましたよ(笑)

マサムネ
2015年3月30日21:40

松さんの秘め事を帯の結び方の違いで黒木さんが気づいてしまうという映画でしたっけ? そう! 昔の人はだれでも自分で着られたんですよね~! うちは着付け師要りませんけど、和の繊維産業も農やその他の産業と上手に噛み合っていたんです。 僕は寒がりなので長めの裄がいいです。夏物は短くてもいいんですけど。 その辺は自分で縫い直したりして(多くは袖付位置をちょっと変えて)ぴったりの裄を探します。けど、裄77のアンティークなんかありません>< 大体が63-66くらいですね(センチ表記) 因みに松さんより黒木さんの方が顔が好みです(照) 

アミ
2015年3月31日5:38

あちのすけさん!

寅さんシリーズを思い出しちゃったんです。
ご常連がわんさか…。(笑)
皆、芸達者ですね~。

アミ
2015年3月31日5:40

マサムネさん!

松さん! 着物姿があでやかでした!!
ああいう、着付けが私の好みです。
和服は、崩したり、アレンジしたり…は邪道だと思ってます。
黒木さん! 素敵でした。

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