【感性】って、人それぞれでしょう・・・に。
2005年10月21日
中年を過ぎてから、絵画に目覚めた友人がいる。
セミプロ級のお仲間に混じり、彼女なりに真剣に取り組んでいるようだ。
「初めての作品よ〜!」と、ハガキの大きさのコスモスの絵をプレゼントされたが、明るく伸びやかで、いかにも彼女の人柄が偲ばれて大いに気に入っている。
ちょっと奮発した額縁にもよくマッチして、私の本棚を明るくしてくれている。
今月末から「絵画展」が開かれるが、渾身の作品には下絵に8時間以上もかけたそうで、かなり気合が入っているようだ。
彼女の師は地元でも高名な先生のようだ。が、2年経って、微妙に先生との間に溝らしきものが出来てきたことを、彼女は感じているようだった。
私は素人だし、全く絵は描かないというより描けないのだが、見ることは好きだ。
どれが上手でどれが下手などと言うことは、その人の感性に合えばいいことで、自分流に押し付けるのはちょっと違うのでは・・・と思っている。
どうも、先生と友人の感性にはズレがあるようで、先生は淡いタッチの彼女の絵にぐいぐいと原色の線を加えてしまうそうだ。
「この方が絵が生きてくるのよ〜」と仰るそうだが、自分の納得した作品に、思っても見なかった色を加えられるのは、身を切られるような感覚がすると彼女は嘆くのだ。
「辞めちゃえば〜。他にも絵のお教室はあるでしょう〜?」
と、無責任なことを言う私に、
「今、辞めたら、今までの努力が無駄になってしまう。それに、お仲間は皆良い人だし、第一に、私は絵を描くことが好きなの。こんなにも描くことが好きだなんて自分でも知らなかった」
と、顔を輝かして言う。
私も、以前、文章教室を受講した際、くそみそに注意を受けて一回で辞めてしまったことがある。
起承転結とか、文章の約束事を注意されたのなら文句は無いが、その先生の感性に合っていないからと言って、頭ごなしに【否定】するのはどうなのだろう・・・。
友人の絵と同じく、私も文章を書く事は大好きだから、我慢して師事すべきだったのか・・・。
でも、感性って大事でしょう。人、それぞれだと思うんだけれど・・・。
セミプロ級のお仲間に混じり、彼女なりに真剣に取り組んでいるようだ。
「初めての作品よ〜!」と、ハガキの大きさのコスモスの絵をプレゼントされたが、明るく伸びやかで、いかにも彼女の人柄が偲ばれて大いに気に入っている。
ちょっと奮発した額縁にもよくマッチして、私の本棚を明るくしてくれている。
今月末から「絵画展」が開かれるが、渾身の作品には下絵に8時間以上もかけたそうで、かなり気合が入っているようだ。
彼女の師は地元でも高名な先生のようだ。が、2年経って、微妙に先生との間に溝らしきものが出来てきたことを、彼女は感じているようだった。
私は素人だし、全く絵は描かないというより描けないのだが、見ることは好きだ。
どれが上手でどれが下手などと言うことは、その人の感性に合えばいいことで、自分流に押し付けるのはちょっと違うのでは・・・と思っている。
どうも、先生と友人の感性にはズレがあるようで、先生は淡いタッチの彼女の絵にぐいぐいと原色の線を加えてしまうそうだ。
「この方が絵が生きてくるのよ〜」と仰るそうだが、自分の納得した作品に、思っても見なかった色を加えられるのは、身を切られるような感覚がすると彼女は嘆くのだ。
「辞めちゃえば〜。他にも絵のお教室はあるでしょう〜?」
と、無責任なことを言う私に、
「今、辞めたら、今までの努力が無駄になってしまう。それに、お仲間は皆良い人だし、第一に、私は絵を描くことが好きなの。こんなにも描くことが好きだなんて自分でも知らなかった」
と、顔を輝かして言う。
私も、以前、文章教室を受講した際、くそみそに注意を受けて一回で辞めてしまったことがある。
起承転結とか、文章の約束事を注意されたのなら文句は無いが、その先生の感性に合っていないからと言って、頭ごなしに【否定】するのはどうなのだろう・・・。
友人の絵と同じく、私も文章を書く事は大好きだから、我慢して師事すべきだったのか・・・。
でも、感性って大事でしょう。人、それぞれだと思うんだけれど・・・。
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