先日の絵画展のお礼が言いたいと言う。
片道1時間半以上もかかるところを電車･バスと乗り継いで、
我が家にやってきた。
御年、86歳。 主人とは親子ほども差がある。
若い頃は、喧嘩ばかりしてた姉弟だが、段々、年をとると共に、仲良くなったようだ。
主人にしてみれば、両親亡き後の、親代わりのような存在なのだろうか・・・。
女房に対する態度との雲泥の差に、笑ってしまう。
猫なで声で話すのは、猫に対する時と同じだ。（笑）
生憎、土曜日でも息子は仕事。
お嫁ちゃんは友人との会合で留守。
老いた3人では･･･と思ったが、結構、賑やかだ。
（私は、無駄に明るい性格だから・・・）
何でも持ってる、お金持ちの義姉をもてなすのは、普通が良いのだ。
幸い、夜のメインの付け合せに、トウモロコシ、茄子、隠元、ジャガイモがあった。
直ぐに湯でで、熱々のトウモロコシをおやつ代わりに。
甘くて、ジューシーなトウモロコシに、義姉は大層、喜んだ。
塩茹での隠元と、甘辛く煮たジャガイモと、残りのトウモロコシは、お持ち帰りのお土産（？）に。
普段、一人の義姉は、TVも一人で見てても楽しくないと、ワイワイとチャチを入れながらの
お相撲観戦を喜んだ。
義姉は、頭もシッカリしてるし、動作も遅いけれど、キチンとこなす。
何より、我々の話にも、ちゃんとついてこれる。
先日の、姪っ子の話は、何だったんだろうと、改めて思った。
我が家のお嫁ちゃんの言うとおり、本人の義姉の居ないところでの話し合いは、失礼きわまると、私も姪っ子にちょっと不信感を覚えた。
義姉が訴えたのは、食事造りが大儀に感じてきたと言うことだ。
私だって、主人が居るから、三度三度、作っているけれど、もし、一人になったら･･･。
パンでも齧っておしまいかも･･･。（笑）
栄養面を考えて、週に2～3回の宅配の食事も解決方法になるのではないか・・・。
ご近所の高齢者のお宅でも、見たことのある主人も、気乗りした模様だ。
どこか、良いところを見つけて欲しいと言う宿題を与えられた私。
はて、どうしたものだろう。
病院で働いてる友人のお智恵を借りようか・・・。
高齢のお母さまを見ている友人に話を伺おうか・・・。
ネットでも調べられるかもしれない。
足の痛む私に代わって、バス停まで送ってきた主人。
「姉貴！ 元気だな・・・。 まだまだ、大丈夫だ！」
と嬉しそうだった。
さて、宿題の件。
どこから、調べるか・・・。
