早いもので、金沢の友が逝って6年が過ぎた。
今年は7回忌。
その前に、お参りに行きたくて、新幹線のチケットを取った。

去年は、入院してたから、「輝き」は乗ることなく、TVで見ていた。
越後湯沢経由か、米原経由で、4時間以上かかっていた、東京⇔金沢も、今は2時間30分だそうな。
早い! 早すぎる。(笑)
でも、乗り換えの緊張感が無いうえに、時間も短縮となれば、新幹線のありがたみは増すことだろう。

お墓参りがメインだから、観光はしない。
亡き友人と、金沢は、市内にとどまらず、鶴来や白山まで、行ったものだ…。
だから、今更、観光なんて…。
東茶屋街の洒落た店で、喫茶を楽しもう。
TVで見る限り、混み合ってるようには思えるが…。
あそこは好きだ!(笑)

ホテルも、いつもの定宿が取れた。
近江市場に近いところで、女性に優しいホテルだ。
お花は近江市場で贖えるし、近所のローソンで、線香類も買える。
何時も面倒を見てくださるタクシー会社とも連絡が付いた。
足の悪い私に代わって、お花を供え、水も持ってくださる。
東京の墓と違って、かなり段差が高い。

お墓参りが済むと、香林坊を散策する。
彼女とも、よく歩いた場所だ。
東急ホテルの脇に、「われもこ」と言う居酒屋さんがあった…と覚えている。
今でも、あるだろうか…。

新幹線が開通して、日帰りでも十分、お墓参りは出来る。
でも、金沢に泊まって、思い出に浸るのも、悪くない。
年に一度の行事なのだから…。

3月の初めは、気候はどうだろう…。
まだ、冬服だろうか…。
姑の生まれ故郷は東京都とは言っても、西のはずれ。
親戚は、皆、田舎と評してた。
今は、新宿あたりまで、通える距離だし、立川などは近いから、立派なベッドタウン。
人口も増えている。

その田舎に、主人の従姉が住んでいる。
私は、主人と知り合って、すぐに、遊びに行ったところだから、その従姉とは、半世紀近い付き合いになる。
血縁こそないけれど、一人っ子である従姉は、知り合った当初から、私を妹のように接して、可愛がってくれた。
両親が亡くなって、実家が無くなった私に、

「ここが実家だと思えばいいよ!」

と、いつ行っても、やさしく迎えてくれた。

お墓参りの時は、いつも寄っていたけれど、最近は、足の痛みもあって、玄関先で帰ることが多かった。

「たまには、一緒にご飯でも食べようよ!」

という誘いに、昨日、久しぶりに寄らせてもらった。

私が好きだから…と言って、トウモロコシのバタ炒めやポテトフライなどを、お寿司のほかに用意してくれていた。
お料理上手で有名だった従姉も、寄る年波には勝てず、最近は、台所に立つことも少なくなったそうだ。
主人は…と言うと、実の姉宅に遊びに行った時よりも、くつろいでいる様子だ。(笑)
私も、心からくつろげて、嬉しかった。

でも、心なしか、急に年取った風に見えて、心配だった。
ご主人の入院生活も長引いているようで、心労が溜まってる所為なのか…。

楽しい時間を笑いと共に過ごし、帰宅した。
途中、休憩も取らずに、座りっぱなしだったけれど、足の痛みは感じなかった。
が、車から降りるとき、左足を付けたとたんに、脳天まで痛みが走る。
でも、2~3歩歩けば、痛みは薄らぐ。
結局、それの繰り返しだ。

今日は妹が荻窪まで出てくる。
駅で待ち合わせだ。
まぁ~、脚が…なんて言いながら、よく出かけること!

自分でも呆れている!(笑)

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