20年前に亡くなった主人の父は、クリームシチューが大好きだった。
何でも、師範の寄宿舎での生活で一番嬉しかったのが、クリームシチューだったそうだ。
明治生まれの父だから、月に一度のその食事は、「ハイカラ」な想い出として記憶に残っていたのだろう。
私にしてみれば、「手抜き」とも言えるクリームシチューを、喜んで食べてくれる義父を「可愛い人」と思ったほどだ。

私は、辛いものが苦手なので、カレーも大好きなのだけれど、外で食べるのは、口が曲がるほど辛いので、カレーが食べたくなると、自分で私流に作っている。
果物や蜂蜜、ジャムを隠し味にした甘~いカレーは絶品(?)で、週一でも飽きないほどだ。

度重なるカレーに、辟易したのか、主人から出されたリクエストが「クリームシチュー」だった。
義父からのDNAは確実に、主人、息子へとつながれているらしく、ご機嫌にパクついている。

昨晩のシチューは、ロールキャベツを入れたもの。
野菜だけで作ってみたが、結構、濃厚な味は主人や息子にも評判は上々。
副菜にコールスローにウインナソーセージのソテーを。
私自身、肉を余り好まないので、肉は添え物と言う感じになってしまう。
その分、野菜類は豊富に使うので、健康には良いと自負してるのだが・・・。

私流の味で育った次男坊は、どちらかと言えばベジタリアン。
孫の「ひめ」も野菜には目が無い様で、ブロッコリーや人参は頬張って食べるほどだ。

シチューを食べながら、久し振りに優しかった義父の笑顔が浮かんできた。
お彼岸だから、「おはぎ」も供えたけれど、義父の好きだった、「クリームシチュー」も供えようか・・・。


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いよいよ、東京ドームの日となった。
朝早く、大阪から友人が上京してくる。
かなり、良い席がゲットできたらしく、上機嫌だ。
そして、同じく、北海道のスマ友さんも上京。
3年前から、私自身はコンサートの参加を卒業(?)したけれど、全国から行らっしゃるスマ友さんとお会いできるのは楽しいことだ。
東京は文句無いほどの秋空だ。 ドームはお天気に関係ないとは言っても、気持ちの良い日に越したことは無い。
皆、楽しんできて欲しい!

隠れた名店

2008年9月12日 グルメ
4月に起きた田舎の事件も、親族がさほど、呼び出されることも少なくなった。
所轄の馴染みの刑事さんたちも、それぞれ移動されていったし、管轄は地検に委ねられた。

積み重なった疲労を癒すべく、従姉の家族が様々に我々を接待してくれる。
私が主人の元に嫁いで来た時は、まだ、小学生だった従姉の息子も、いまや、立派な二児の父。
貫禄もついて、年老いた両親を手助けしている。

昨日、連れて行かれた処は主要道りから奥まった場所にある、「ラーメン店」だった。
人通りの無い、辺鄙な場所にあるのに、行列が出来るそうだ。
田舎のこととて、近在の人は皆、車で来るらしく、その駐車場の広さに驚いた。

店で一番人気は、「塩野菜ラーメン」。
三日月型に切られたレモンが載っている。 海老油とレモンの取り合わせが癖になる美味しさだ。
たっぷりと載った野菜の量も半端ではない。
紙の様に薄く切られたチャーシューがご愛嬌。
全てが計算尽くされた味のマッチング(?)。
従姉の家族との談笑は、美味しさが加速するようだ。

極めつけは、残ったスープに白米を入れて、「おじや」として食べるそうだ。
そして、絶妙なタイミングで出される、「アイスクリーム」。
店を出る頃には、爽やかな味が口の中に残るように・・・と言う、憎い演出なのだろう。

お値段も、いたって、リーズナブル。

「六本木に開店しないかなぁ~」

高価なお昼に辟易してる主人の感想だ。(笑)

「来週、お彼岸にお参りに来る時、息子達も連れてこよう~♪」

なにやら、お墓参りが楽しくなってきた・・・。(笑)


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