我が家の5匹の猫達の胃袋を、常に満たすことは大変なことだ。
「美食家」とまでは行かないものの、好き嫌いはあるらしく、メーカーによっては見向きもされない餌もある。

近所に、割と大型のペットショップがある。
最近、店内のリニューアルを終えたばかりで、なかなか、繁盛しているようだ。
昨今は、ちょっとの買い物でも「ポイント」が馬鹿にならない。
カードを持って・・・と、財布を確認。
そして、大量に買い物をして、レジでカードを出したところ、

「お客様! このカードではありません」

冷ややかな言葉に、「えっ!」とばかり、カードをよく見ると、
何と、同じ【koji○】でも、そのカードは大型家電店のもの。

「私どもの【koji○】では、可愛い犬の絵が描いてありますが・・・」

恥ずかしくて、顔を上げるのが精一杯だった。

最近、この手の思い違い(=老化?)が多くなり、自信喪失気味だ。
あそこの映画館だ・・・と、頭で思っていたら、とんでもなく反対の映画館だったり・・・。


そして、昨日の【敬老の日】の極めつけは・・・、


    ムッスン ナル? (何の日?)

  オヌルン ムッスン ナル? (今日は何の日?)

  ノインゥエ ナル! (老人の日!)

  キョロゥエ ナル! (敬老の日!)

  ハルモニゥエ ナル! (おばあちゃんの日)

  コンガン ハ ゲ! (元気でね!) 

と言う、先生からのメールだ。


確かに、高齢者(?)の仲間入りはしたけれど、映画が1.000円で見られるほか、これと言って、得した覚えは無い。
一体、何歳から「老人」と言うのだろう・・・。

夜、久し振りに、「ひめ」が来たけれど、泣きもしない代わりに、笑いもしない。
不思議そうに、婆の顔を見てる。
先月、一緒に、あんなに可愛く遊んだのに・・・。

「まだ、人間じゃないんだよ。 異星人なんだ。 仕方が無いよ」

息子は慰めてくれるけど、何か、婆は悲しい。
もっとも、自分だって、1~2歳の頃のことなんて、覚えている由も無く、私の我侭に過ぎないのだけれど。


何事も、「ポジティブ! ポジティブ!」と、いつもの呪文を唱える。

さぁ~、今日も、元気で行かなくては・・・♪ 
我が家の猫達は、今年で10年目。 違い棚に置いてあったオーディオ・プレイヤーの後ろで、出入りしてた野良猫が産み落とした。

その後、勝手口の出入り口を閉じてしまったので、この5匹の猫達は、正真正銘、家猫として育った。
猫の年齢で言うと、今年、何歳になるのだろう・・・。
クロちゃんなど、だいぶ、白髪が混じってきたから、中年になってきたのだろうか。

言葉は喋れなくても、気持ちは通じるらしく、猫とのコミュニケーションは取れてるように感じる。
特に、言って聞かせた時と、無言の時とでは、猫の行動に差があるような・・・。
ちゃんと目を見て、向き合って、言い聞かせると、こちらの真意が分かるような気がする。

言い聞かせて、留守番を頼んだ時と、黙って出かけた時とでは、留守中のイタズラが違う。
無言で出かけてしまった時など、そこいら中を、仇をするが如く散らかす(ティッシュペーペーなど)のに、ちゃんと、言い聞かせた時は、お利口に留守番をしている。

大きな丸い瞳を見つめて、真剣に話しかけるようにする。
無垢なこの子達の瞳を前にしては、人間はメロメロだ。
最近は、「ひめ」が遊びに来ると、猫達も過敏に反応する。
自分達の「地位」を脅かされるような気になるのだろうか。(笑)

大丈夫! 我が家の癒しの筆頭の猫達。
早く、「ひめ」が大きくなって、一緒に遊べる日が来ないものかと、婆は待っているのだ。

可愛い!
 週末は別として、平日は、我が家の目覚まし時計は5時にベルが鳴る。
お弁当作りと朝食の時間に30分は掛かる。
猫の食事もあるし、呑気モノの私の、唯一緊張する時間帯だ。

 それが、最近は、目覚ましのベルの音がなる前に、猫に起こされる。
判で押したように、5時5分前になると、寝室の扉をガタガタ言わせ、餌の催促をする。

「後、もう少し寝させて・・・」

 と、思っても、みゃ〜みゃ〜煩く鳴く声には、起きざるをえないのだ。

 今日も、折角の休日だというのに、きっかり4時半に起こされた。
先週、臨時に4時起床という日があったので、猫の体内時計もいくらか狂ってきたのかも知れない。

 が、早起きは相変わらずで、私を起こし、自分達の食事が終わると、所定の位置で銘々が涼しい顔でくつろいでいる。
あの煩く鳴いていたのが嘘のようだ。

 一体、彼らの体内には「時計」があるのだろうか。
夕方、煩くまつわりついて餌の催促をするから、ふと、時計を見るといつもと同じ時刻。

 時計の文字盤が読めるはずはなく、きっと、体内に時計を持っているのだろう・・・。

 休日のことゆえ、家人は誰も起きてこない。
私、一人、モーニングコーヒーを飲みながら、再度ベッドへ直行するか・・・、このまま起きてしまうか・・・、思案中。
 我が家に居る5匹の猫達。
皆、思い思いの考えで生きて(?)居て、協調性など微塵も無いと思っていたのに・・・。
これが、案外、共同で動作をすることが分かった。

 私の部屋は、彼らの根拠地であるリビングの隣だ。
その扉は、ノブを下げて押せば開くようになっている。
ノブの高さは1メートルほど。
とても、猫達には無理だと思っていたのだが・・・。

 ある日、早めに就寝した私のベッドに、突然、彼らがなだれ込んできた。
リビングで様子を見ていた家人の話に寄ると、

・一番背の高いブッチーが背伸びをしてノブを下げるのだそうだ。
・すると、扉の前に居る他の猫達が一緒になって、頭から扉を押して、勢いで開けるのだそうだ。

 その仕草が真剣で可愛くて、家人は止めるどころか、後押ししたい気持ちになったそうな。

 そんな仲良しの猫達も、私の席の横側に座るのがお気に入り。
広めのチェアーは、私と一匹で満員状態なのに、その場所を巡って、二匹の猫が争奪戦を繰り広げる。
クロが席を占領した時など、アメショは恨めしそうな目をして、私の顔を見る。

 アメショの好きな、椅子の背を叩いてやると、のろのろと上ってくる。
初めに座っているクロの傍に身体をよじって入ってくる。
物理的にその空間は狭いから、必然的に二匹のいがみ合いが続く。

 末っ子(?)で身体の小さいクロが、素早く、席を占領するので、おっとりとしてる、ちょっと肥満のアメショは分が悪い。
かくして、恨めしそうな、拗ねた目をして、とぼとぼと何処かへ行ってしまう。

 猫の世界も、生存競争が激しいのだと、平等に声掛けをする「おかあさん」は大変だ!(笑)
息子も成人し、大人だけの我が家に、5匹の猫が居る。
可愛い子供達・・・と言っても、もう、生まれてから9年以上は経っているから、れっきとしたシニア。
餌も、シニアタイプを与えるようになった。

年齢こそ、中年になったのかもしれないが、我が家の住人は依然として、赤ちゃんの頃と同じように接してしまう。
老夫婦、二人だけの世界に、潤沢なる時間・空間を与えてくれる彼ら。
彼らの存在にどれだけ、癒されていることか・・・。
言葉は喋れないけれど、こちらの言うことはほぼ理解していて、(信じたい!)コミュニケーションはちゃんと成立する。
可愛がった分、それ以上に応え、甘えてくれる。
その可愛さは打算が無い分、こちらも純粋になれるのだろうか・・・。
一緒に居る時の、心の平らなこと!
ちょっとしたモヤモヤはどこかに飛んでいってしまうほどだ。

その猫ちゃん。 最近は、高齢の所為か、お気に入りの書棚に上るのも、一苦労の様子。 椅子を経由してしか上ることが困難になってきたようだ。

あと、何年、幸せを与えてくれるのか・・・。
彼らの居ない世界なんて・・・。
・・・・・・。

柔らかい〜♪ 暖かい〜♪ ・・・・。
幸せ!!
 わが家のアイドルのアメショちゃん!
れっきとしたミックス(雑種)だけれど、天下一、愛らしい猫だ。
5匹の中でも、容貌、しぐさ、そして何よりも性格が良い!
公平に可愛がってるつもりでも、どうしてか、アメショには、皆、目じりが下がる。

 が、このアメショ。健康に問題ありで、過去にもお医者様のお世話になっている。
今回も、「又、膀胱炎併発か〜?」の危機に瀕してる。
トイレの回数、時間が異常に多い。
特に、昼間は然程でも無いが、主人が帰宅すると、その光景がやけに見られるので、主人の心配は凄いことになっている。

 女房が熱を出そうが、痛みを訴えようが、そ知らぬ顔の半兵衛を決め込む主人が、こと、アメショのこととなると、その騒ぎ方は尋常でない。
今朝、一番で獣医さんに電話をしたら、
「あぁ〜、膀胱炎でしょう。お薬を届けますよ〜」
と、自転車で、朝早く届けてくれた。

 5匹の猫のうち、一番大人しい性格の猫。
自己主張の強い他の猫に比べ、いつも、哀愁(?)漂わせているアメショ。
どうも、私は、人間でも猫でも、【哀】に弱いようで・・・。(笑)

 早く、良くなって、元気な愛らしい姿を見せて欲しい!
 飼い主に似た所為か、わが家の猫達(5匹)は皆、太っている。
おなかがブヨブヨに垂れているので、のろのろと歩く姿は、フローリングの床を、ふさふさとした毛のモップで拭いてるようだ。

 後ろから見ると、
「まるで、つちのこだ!」
と、主人は嘆く。
私は、「つちのこ」を実際に見たことが無いので、
「そんなこと無い! 超美形だよ〜」
と、反論するけれど、正直、膝の上に乗られると重くて、長時間になると悲鳴をあげるほどだ。

「餌のやりすぎだ!」
と、注意をされて、控えてはいるのだけれど、まとわり付いて、みゃ〜みゃ〜鳴かれると、目じりがつい下がってしまって・・・。
今、その愛しい猫のことで、ちょっと、頭を痛めてることが持ち上がった。

 次男坊のお嫁ちゃんの友人が、二人も、流産をしたそうな。
立て続けの友人の災いに、お嫁ちゃんの神経は過敏となり、我が家の猫達を避けるようになってしまった。

「猫の毛が、糞が、一番、危険なんだって」
と、あんなに可愛がっていた息子まで、真面目な顔をして言い出した。
「大丈夫よ〜! 友達の子の○○ちゃんなんて、猫と一緒に育ってるじゃない。家に遊びに来た時だって、半年の赤ちゃんだったよ〜」
「でも、あいつは、元々、猫を飼ったことが無かったんだ。だから怖がってるんだよ〜」
「・・・・」

 猫の毛ひとつ舞い散らないように掃除をする自信も無いし、不可能なことなので、
「そうなの・・・」
と、ぼそりと呟くしかなかった。

「神経質すぎるんだ・・・」
と、主人は怒っていたが、まだ、この話は長男夫婦には言ってない。
せっかく、兄弟夫婦の絆が和気藹々とうまく言ってるのに、ひびを入れたくないのだ。

 毎夕、仕事から戻ると、楽しそうに猫とじゃれてる息子達。
急に、弟のお嫁さんが寄り付かなくなったら不思議に思うだろうし・・・。
なんて言ったらいいのだろう。

 それにしても、可愛いなぁ〜。
こんなに軟らかくて、こんなにおとなしくて・・・。

 なんか、不憫に思えてきた・・・。
 CHAさま。この日記、お目に留まるでしょうか・・・。
昨日書いた、「地域猫」にコメントを有難うございます。
お返事をコメント欄に・・・と思いましたが、長くなりそうなのでこちらに改めて書きたいと思います。

 8月の日○新聞に寄稿された、板○○砂子氏の「子猫殺し」の記事そのものは目にしていません。
ネットで、おぼろげながら見ただけです。
ですから、受ける衝撃もさほど、大きくなかったのだと思います。

 その後、「子猫殺し」の記事が大きな騒動になって、彼女は、またもや、反論の記事を毎○新聞に寄稿しています。

 『私は人が苦手。人を前にすると緊張する。人を愛するのが難しい。だから猫を飼っている。

          (中略)

 私は猫を愛し、猫を通して自分を見ている。子猫を殺す時、私は自分も殺している。 ・・・・・』 (寄稿された文章から抜粋)

 
 彼女は、猫を愛していると言われるが、実際に肌でそのぬくもりに接したことがあるのだろうか・・・と、疑問に思えました。
猫を抱いた時、彼らのドクドクと脈打つ鼓動と自分の鼓動が一体化された時の、心の安らぎを一瞬でも感じたことがあるならば・・・。

 物事には、常に【表裏(正負)】がついて廻ります。
天使のように可愛い彼らにも、壁や柱を爪で研いで廻ること、排泄物の処理、空中に漂う猫の毛のことなど、【負】とも言うべき事柄も多いことは事実です。
でも、それらの【負】を超える程の【正(喜び)】があることも、ペットを一度でも飼ったことのある人なら、誰でも知ってることだと思います。

 我が家の2軒隣のお嬢さんのように、誰にも引き取り手の無い、見向きもされない猫を選ぶという、信じられないほどの人も居るのです。

 人、それぞれです。
はらわたが煮えくり返るほどの怒りは感じますけれど、果たして、私に彼女を糾弾するほどの資格があるのかどうか・・・。

 我が家は、生まれてから一歩も外に出さず、屋内のみで5匹の猫を飼っています。
窓越しに、庭に遊びに来る野良ちゃんを見ている姿は、「ひょっとして、彼らに残酷なことをしているのでは・・・」と、反省(?)も迷いも浮かんでくるのです。

 『類は類を呼ぶ』ではありませんが、周りには、心優しいペット愛好家がたくさん居られて、癒されてます。

 実際に、その記事を目にしなくて幸いでした。
もし、読んでいたら・・・。

 CHAさま。コメントのお返事になっていますでしょうか〜?
 発熱もしないし、食欲も落ちてないし・・・、ただ、咳と鼻水だけなのだが、それを大義名分宜しく、炬燵でぐたぐた過ごしていた。
さすがに、猫のえさが底を尽き、仕方無しに重い腰をあげることに・・・。

 先日来の寒さは何処へ〜?と、言わんばかりのぽかぽか陽気。風も無く穏やかな日和だ。
目指す猫のえさは、駅近くの大型スーパーが安い。しかも、今日から10%オフときてるから、超お買い得。
咳き込むことも忘れ、大量に買い込んだ。

 我が家の猫は、目下、家飼いで5匹。庭の猫は、1匹は交通事故で、もう1匹は姿が見えなくなった。
可愛い可愛いで、欲しがるままに与えていたから、皆、肥満児。
せっかくの美形猫もこれでは見る影も無い・・・とばかり、食事は2食と決めた。

 習慣と言うのは恐ろしいもので、今では、朝の6時と夕方の4時頃に騒ぐだけで、あとはすこぶる静かなものだ。
昼間は、リビングで、思い思いの位置を探してくつろいでいるが、我々の就寝時には、おとなしく、猫部屋に入っていく。
その、とぼとぼと歩く姿はとても可愛い。

 「しつけ」の原点を猫にも見ることができるようで、可笑しい。
 わが家の5匹の猫のうち、一番「自己主張」が少なく、おとなしく、それでいて中々人間様に懐かない、【アメショ】。
2〜3日前から、トイレに座る時間が長くなり、回数の頻度も増しているようだ。
とりたてて、哀しそうな声を上げることも無く、食事も良く摂るし、元気にしている。
が、多分、残尿感があるのだろうし、物言わぬだけに哀れで、お医者さまに相談することとなった。

 電話口で喋っているだけなのに、もう、異変を察して、5匹全員が異様な動きを見せ始めた。
まるで、人間の言葉を理解したかのようなその動きには驚いた。

 往診の為、チャイムがなった途端の慌てぶりに、人間の方まで、びびってしまった。

「元気そうだし、熱も無いようだから、軽い膀胱炎でしょう。抗生物質と止血剤、胃薬を6日間飲ましてください」
と、言い置いて、帰られた。
上手に薬を飲ませる方法を伝授されて。
ユメユメ、つぶしてエサに混ぜることの無いように念を押される。
頭を抑えて仰向かせ、直接口を開いて、喉の奥に小さな粒を落とし込むのだそうだ。
鼻の頭を水で濡らしてやると、舐めようと舌を出した瞬間に、薬の粒は食道内へ降りていくそうだ。

「やるっかないよ〜」と、主人が果敢にも第一回の「投薬」に挑戦した。
初っ端ということもあって、第一回はすんなり成功。ご褒美の削り節を鼻を鳴らしながら完食。
問題は、今朝の第二回目。傍によると逃げ回り、なかなか捕獲できない。
「治るんだからね〜。いい子だから・・・」と言い聞かせながら、やっとのことで、二回目の投薬も終了。
まだ、10回余りの投薬が残っている。無事に飲ませられるか・・・、心もとない話だ。

 今朝のアメショのトイレは時間は、いくらか短くなったようで、血尿も無く、ホッとしてる。
重症になると、おしっこは出ないし、食事もしなくなると言う。
幸いにして、食欲もあるようだし、他の4匹と仲良く寝そべっているから、快方に向うことだろう。

 「飼い主さんに似て、おとなしく、しつけの良い綺麗な猫ちゃんですね〜」
とのお世辞(?)に、目じりを下げっぱなしの呑気者の夫婦である。

 わが家の【猫遣い】と言われている次男坊には、まだ、知らせてない。
結婚の為、新居を遠くに構えた息子は、仕事が忙しい為顔を見せることが少なくなった。
親が体調不良でも、怪我をしたと言っても、メールと電話のみ。
愛猫のためならすっ飛んでくるだろうが、これまた、癪な話(?)なので、アメショの病気のことは当分、知らせないで置こうと思う。

 母親のむなしい抵抗だけれど、何か、寂しいなぁ〜。(苦笑)

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