春に一緒に勉強していたハングル仲間が、先生を囲んで、「朝食会」を催してくれた。
なかなか、時間が取れない先生の都合を考えて、朝の時間となったのだ。

正直、朝の10時代から韓国料理はきつかった。
辛さを抑えての注文にも関わらず、烏賊の和え物を載せた丼は、口の中で、火の玉が喧嘩してる様な感じすらする。
ハングルを勉強しだして、だいぶ、韓国料理も美味しいと思うようになったけれど、やはり、根っからの日本人なのか・・・。
年齢を重ねるごとに、和食に目が行くようになってきた。

ブームが去った所為か、来期の仲間は半分に減ってしまうと言う。
諸々の事情もあるのだろうが、影で、正直な気持ちを訊いたところ、

 「熱が冷めたの・・・」

仲間内では、一番熱心な人だっただけに、ちょっと、その応えには、私も少なからずショックを受けた。

やはり、ブームと言うのはそんなものか・・・。

でも、同好の士の集まりは楽しかった。
私は・・・。
グチュグチュ言いながらも、続けていくんだろうな・・・。
還暦を過ぎて始めた、ハングルの勉強。
飽きっぽい私にしては珍しく、2年以上経った。
継続は力なり・・・の言葉を信じて、励んでいるのだが・・・。
何せ、固まってしまった老いた脳は、なかなか、覚えが悪く、悪戦苦闘の毎日だ。

学校の授業のほかに、先生のご好意で続けている、ハングルでのメール交信。 半年を迎えようとしている。
初めのうちこそ、5〜6人の仲間が居たのに、気がつけば二人になってしまったそうだ。
「便りの無いのは良い便り」と、先生は仰るけど、寂しそうだ。
私とて、毎日だったのが、週に3回ほどに減ってきた。

毎回、添削だらけの駄文だから、

「こんな拙いメールでも、いいんですか?」

と、伺ったら、

「ノム、ノム キダリゴ イッソヨ!」
(とても、とても、待っています)

と返信メールが返って来る。

4日も間が空くと、

「オレガンマニエヨ!」と。
(ご無沙汰ですね!)

先生の熱意に引っ張られて、何とか、続いているようなものだ。

この秋からの講座も、常連の仲間がどんどん減っていく。

ご主人の転勤。
実家のお母様の看病。
自分自身の体調不良。

何事も、続けていくことは、強い意志が無ければ難しい。
チャランポランな私が、ここまで続けて来れたのは、偏に、先生と仲間のお陰だ。

が、如何せん、老いた頭では、思うように上達しない。

折角、ここまで勉強したんだから・・・。
折角、良い師に巡り合えたんだから・・・。
折角、楽しくなってきたんだから・・・。

毎日、何とか自分を奮い立たせて、続けるように努力している。
「中居正広」を媒介として、どれだけの友人が増えたことか・・・。
単なる「アイドル」と侮れない「何か」を彼は持っているのだと思う。
大の大人がこれだけ支持するのだから・・・。

先日の水谷さんとの「スマスマ」、忙しくて見て無いと言うと、大阪の友人が、即、編集したものを宅急便で送ってきた。
最新の技術で撮られた映像は綺麗で、感激!

「余ったところに、○○も△△も入れて置いたからね〜」

との貴重なおまけつき。
有難いことだ。

正直、ファン歴は長いけど、いわゆる、「ドラマ班(?)」なので、丸抱え彼を好きになれないことがもどかしい。
でも、秋には、待望の映画も始まる。
口角泡を飛ばしてお喋りできる日もすぐにやってくる。

その時は、沢山、沢山、お喋りしようね〜。

************************************

引越ししていった友人から頂いた、アジサイが綺麗だ。
「隅田の花火」という名前が付けられたそのアジサイは、勢いよく、今が盛りと咲いている。
今朝、写メールで、友人に転送した。
喜んでくれるかな〜?

藍染のきもの展

2008年4月11日 趣味
 先日、銀座に行った時、裏通りで気になる呉服の店を見つけた。
いわゆる、老舗の呉服店とは異なる、創作着物を扱う店のように感じた。
ウインドー越しに、着物を眺めていた私に、奥から出てきた店の人が、一枚の招待状を下さった。

 見ると、福本潮子と言う「藍染作家」の方の新作発表会のお知らせだった。
銀座8丁目の、資生堂パーラーで、ゲストに浜美枝さんをお呼びして、お食事つきの藍染展を行うというのだ。
先着40名というから、こじんまりとした集いだろう。

 「藍」に目の無い私だから、行きたいのは山々なれど、いざ、行こうと思うと、数々の障害(?)が・・・。
日頃、「ランチの友人」には事欠かない私でも、会費が10.000円となると、ちょっと、考えてしまう。
たかが、藍染の着物の発表会に、10.000円もの会費を払って行こうという友人が居るだろうか・・・。

 ヨンさまのDVDには、軽く、何万ものお金をつぎ込んだり、SMAPのコンサートに大枚を払う友人は居ても、一緒に着物を見に行くだけで、軽いお食事(ランチ程度)つきとは言っても、10.000円ものお金を払ってくれるだろうか・・・。
それに、そういう場所には、何を着ていったらいいのだろうか・・・。
そして、一番、気になって居ることは、宝石展と同じく、買わされはしないか・・・。

 かくして、小心者の私は、素敵な藍染の反物が載っている招待状を眺めて、深い溜息とともに、諦めるのだった。
オットケ ハミョン チョゲッチ・・・。
(どうしたら、いいのだろう・・・)

今月末で、ハングルの個人レッスンが終了した。
春からは、又、元の大勢の生徒さんと一緒の講座に戻る。

その埋め合わせのように始まった、先生との個人メールでの添削。
どんなに忙しい時でも、きちんと、その日のうちにメールは返送される。
ちゃんと、間違った箇所を添削して。

一字一字、辞書を片手に文を作るのはとても面白い。
正規の授業より、数倍も楽しいかもしれない。
しかし、ちょっと、気になることがある。
いくら、親しい先生とはいえ、毎日毎日、添削メールを受けることは・・・。

個人レッスンの時ほどの報酬は支払わないまでも、なんらかのお礼はすべきではないか・・・。
私のほかにも、2〜3人、メル生徒(?)が居るらしいのだが・・・。

いい年をして、全く、その方面に弱い私。
どうしたらいいものか、悩んでいる。
ひょんなきっかけから嵌まり出した、【SUDOKU】。
easyからmediumに移行した頃から、数字とにらめっこの時間が多くなった。
たかが、9×9の数字の世界に翻弄されている。

縦横9文字のほかに、9文字のブロックが9ヶ。 たった、81文字の数字の世界なのに・・・。
近視眼的にしか数字を追っていない私とは違い、常に大きな面で見ている息子にとってはイライラするのか、ちょっと、後ろから口を挟んでくる。

「今、入れようと思ったのに・・・」

と、歯軋りして口惜しがる母。

ここ数年、確実にわが家も世代交代。

「まだまだ、あの子たちには任せられない・・・」

と、強気ではいるものの、内心では、子供達の成長には目を見張るものも感じている。

おりしも、TVでは、亀田家の長男が、【ケジメ】とばかり、会見をした様子が映し出されている。
過去の行為には、多だ、顰蹙を買うようなこともあったけれど、あの若さで、長男の重責を立派に果たしたことは、褒めてあげてもいいかも・・・。

涙混じりに、

「世界一の父親だ・・・」

と、なんと健気ではないか・・・。
猫ッ可愛がりに、ただただ甘い母親は、その言葉に深く感じ入るとともに、反省も仕切りだ。
果たして、我が息子達は・・・。

「世界一の母親だ・・・」

なんて、言ってくれないかも・・・。

今も、81文字の数字との格闘は続いている。

取れたて市場

2006年12月24日 趣味
「ねぇ〜! この野菜、見てよ! 信じられない。この値段で売ってるなんて・・・」
「おいしそうだね〜。 又、来たくなっちゃう・・・」

 若い女の子の集まりがあったのだろうか。 4〜5人の仲間が、わいわいごちゃごちゃと、野菜を見て歩いている。
主人の父の実家がある、都下の農作物のマーケットでの光景だ。

「今ね〜。パーティーのお菓子類を買いに来たら、凄いのよ〜。野菜がいっぱいあるの。それも、皆、凄く新鮮で、安いんだよ〜」

 件のグループの中の一人は、興奮気味に、友人に携帯で喋っている。
声高なその声を聞きながら、
「普段よりは二割がた高いよ〜、暮れの所為だからか・・・」
と、呟いている私。(笑)

 毎週のことながら、主人と足を延ばしてしまう、五日市。
義父が存命中は、畑の中に駅舎がポツリ・・・と言った、典型的な田舎だったのに、近年の様変わりは、目を見張るばかりだ。
東京駅から直通の電車も運行してるし、立川のベッドタウンとして脚光を浴びているのだ。
小奇麗な住宅が立ち並び、駅の周りには、大手のスーパー、レストランの進出が目立つ。驚くほどの変貌振りだ。

 が、駅の中心地から、ものの5分も過ぎれば、のどかな畑の真ん中に、近郊の農家から出品された品々が並ぶ市場が在る。
それこそ、泥つきの新鮮な野菜ばかりだ。
そこが、【取れたて市場】という名称だと、昨日、初めて知った。
見れば、【取れたて市場】という看板がかかっていた。

 件の若い子に負けじと、私も野菜置き場をくまなく廻ることにした。
一つ一つ、生産者の名札が付いていて、TVモニターには、ご丁寧にも、その生産者の顔と経歴まで、載っていた。

 昨日は、瑞々しい葉つきの大根と、見るからに甘そうな葱の束、サトイモ、たまねぎ、白菜の漬物、ブロッコリー、茄子、ピーマン。そして、小菊の花束。
見るもの見るもの、籠に入れるので、主人は苦い顔だ。

 わが家は、私達二人の老人家族になったのに、購入する食材の量は以前よりも多いくらいなのだから・・・。
食べ切れなくて、腐らせて仕舞うこともあるけれど、息子達にも食べさせたいし・・・。

 私の頭の中には、常に、息子達の存在で占められている。
二人の息子のほかに、娘二人も増えたのだから、大変だ。
その上、ご贔屓の俳優・アイドル・歌手まで同居(?)しているのだから、脳はパニック寸前だ。(笑)
その都度、優先順位を決めて、臨まねばならない。

 目下は、下の息子夫婦の健康が一番。次に、上の息子の車の運転。 慣れたとはいえ、まだ、楽観は出来ない。 家に無事に戻ってくるまで、心配なことだ。
そして、中居くん。 大晦日の大役が無事に果たせますように・・・、祈ってる。

 平凡な主婦の私も、結構、心配りに忙しい毎日なのだ。(笑)

ゼラニューム  

2006年11月26日 趣味
 お酒もタバコも嗜まない主人の唯一の趣味は、花と女性(?)だ。(笑)
まぁ〜、年齢と共に、女性の趣味はどう変化したか定かではないが、花好きは、年々、強くなっていくようだ。

 昨日も、玄関のポーチに、ゼラニウムの鉢を鎖で吊るしたいと言い出した。
ベージュのレンガの外壁に良く似合うのでは・・・と。
言い出したら、きかない主人のことだから、自分のイメージ通りの鉢と鎖を求めに量販店へと車を出す。
植える花は、真っ赤なゼラニウム。冬にも強いし、軒下なら霜にもやられないだろうと言うのだ。

 年間、主人の植える花代は、馬鹿にならない金額だけれども、猫のえさ代と同様、家族の「癒し代」ということで、私も目を瞑っている。
確かに、レンガの外壁と相まって、素敵なことは素敵だけれど・・・。
どちらかと言うと、家人より、外の通りがかりの人の目を楽しませてるような気がしないでもない。

 「お〜い! 見てみろよ!」
と、今朝も、主人の嬉しそうな声が表から響いてくる。
買ってきては枯らしてしまう女房は、ぶつぶつ文句を小声で言っている。

「独りよがりの趣味にしては、大きな散財なんだけど・・・」

 

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