お風呂やさんが面白い。
2005年10月28日
お風呂代のほかに、飲み物のお金を握り締め行ったものだった。
お風呂から上がり、ほてった身体に、コーヒー牛乳の美味しかったこと。程よい甘さがなんとも言えず、喉越しになめらかだ。
大人になってからは、銭湯とは無縁の生活だったし、お風呂屋さんの衰退ぶりも耳にした。
現に、我が家の近所のお風呂屋さんも軒並み廃業し、広い敷地はマンションに生まれ変わっている。
5年前、建替えの為、実家に居候をしていた時、久しぶりに銭湯に行ってみた。
最近の銭湯は、ちょっとした日帰り温泉のようで、綺麗だし、お湯はふんだんに使えるし、なかなか乙なものだった。
昔は、別料金を取られたものだったが、今はシャンプー代も払うことなく、ジャブジャブお湯を浪費（？）出来る。
日替わりに漢方薬の入浴剤なども入れてあって、400円と言う値段が高いのか、安いのか・・・。
ジャグジーなどもあって、私はかなり気に入っていた。
先月に罹病した、【帯状疱疹】。先生の言われた通り、疱疹の痛みは消えて、痕も綺麗になったけれど、時たまうずく神経痛並みの痛さには閉口している。
「暖めるといいですよ。」との言葉に、最近、また、銭湯通いが復活した。
週に2回ほど。自転車で、隣町まで足を延ばす。夕方の4時を見計らって、お風呂道具持参で出かける。
温泉のような大きなお風呂に身を沈め、無心に汗を流す。日本人に生まれたことを、こういう時に強く意識する。
無くなってはいけない、庶民の文化の一つだと強く思った。
脱衣場には、昔と変わらずコーヒー牛乳が売られていた。
天井の高い、どっしりとした作り。お風呂屋さん独特の建築様式を見回し、しばし、タイムスリップ。
慌しく入ってしまう、我が家のお風呂。ちょっと足を延ばしただけで、温泉にでも来たようないい気分で、のんびり入れる銭湯もいいものだ。
今日も、4時になるのが待ち通しい！
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先日来、書き出した別ブログ。やっと、15編ほど書き溜まりました。何処にも知らせてないため、アクセス数はちょぼちょぼ。寂しい限りです。（苦笑）
もし、お暇がございましたら、覗いて見てください。
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