親の顔が見たいよ〜!
2005年12月1日コメント (1)
「親の顔が見たい〜!って、言うだろう〜? でも、あれって、顔を見ても分からないものだな〜」
と、何やら禅問答のような言葉を主人が呟いている。
朝食時の恒例の【夫婦談笑タイム】でのこと。
最近、主人は通勤バスに乗るのに、一つ先の停留場まで歩いているそうだ。
自宅近くの停留場には、お気に入りの母娘が同じ時間帯に乗るので、顔を会わせるのが密かな楽しみになっていたのに、どうしたことだろう。
「あの素敵なママはどうしたの〜? ご主人が転勤にでもなって、会えないの〜?」と私は冷やかす。
前々から、楚々とした物腰の洗礼された若いママの事を誉めそやしていた主人だったから。
見るからに、いいところの母娘と言った風情で、私立の学校に通う娘を見送りに来ていたらしい。
がさつな私に比べ、「恐れ入ります」などと言う優雅(?)な言葉遣いに、すっかり彼女のフアンとなっていた主人だった。
「最近、バス停を変えただろう〜? どうしてだと思う〜?」
「運動の為でしょう〜?」
「違うよ。これ以上、幻滅しない為さ・・・」
一緒に乗り合わせた娘は、外見はいかにも良家の子女らしく、可愛らしかったが、ある日、席に着いたや否や鞄から菓子パンを取り出してムシャムシャ食べたそうだ。
「あぁ〜、ママが寝坊して朝食が間に合わなかったのだな〜」と、見ていると、次の日も、又次の日も、ムシャムシャ食べてるのだと言う。
「あんな素敵なママが・・・と思ったら、これ以上幻滅しないように、バス停を変えたんだ・・・」と、寂しそうに言った。
そして、明るく、
「又、素敵な母娘、見つけたんだ。可愛いんだぜ〜! 運転手さんに、『おはようございます〜♪』って、元気に言うんだぜ〜。ありゃ〜、ママのしつけがいいんだな〜」とのたもうた。
人様のご家庭のしつけの話はいいから・・・と、私はさりげなくその話を打ち消した。
もう、すでに成人し、伴侶も迎えた息子達だが、【しつけ】に関しては、穴があったら入りたい気持ちでいっぱいなのだ。
もう一度、やり直すチャンスがあったなら・・・と、何度思ったことだろう。
ああすれば良かった、こうすればもっと良かったのに・・・と、後悔している。
幸い、心、温かな優しい人間に育ってくれたようで、沢山のことを望むのは、酷なことかな〜と、思っているが・・・。
子育ては難しい。
と、何やら禅問答のような言葉を主人が呟いている。
朝食時の恒例の【夫婦談笑タイム】でのこと。
最近、主人は通勤バスに乗るのに、一つ先の停留場まで歩いているそうだ。
自宅近くの停留場には、お気に入りの母娘が同じ時間帯に乗るので、顔を会わせるのが密かな楽しみになっていたのに、どうしたことだろう。
「あの素敵なママはどうしたの〜? ご主人が転勤にでもなって、会えないの〜?」と私は冷やかす。
前々から、楚々とした物腰の洗礼された若いママの事を誉めそやしていた主人だったから。
見るからに、いいところの母娘と言った風情で、私立の学校に通う娘を見送りに来ていたらしい。
がさつな私に比べ、「恐れ入ります」などと言う優雅(?)な言葉遣いに、すっかり彼女のフアンとなっていた主人だった。
「最近、バス停を変えただろう〜? どうしてだと思う〜?」
「運動の為でしょう〜?」
「違うよ。これ以上、幻滅しない為さ・・・」
一緒に乗り合わせた娘は、外見はいかにも良家の子女らしく、可愛らしかったが、ある日、席に着いたや否や鞄から菓子パンを取り出してムシャムシャ食べたそうだ。
「あぁ〜、ママが寝坊して朝食が間に合わなかったのだな〜」と、見ていると、次の日も、又次の日も、ムシャムシャ食べてるのだと言う。
「あんな素敵なママが・・・と思ったら、これ以上幻滅しないように、バス停を変えたんだ・・・」と、寂しそうに言った。
そして、明るく、
「又、素敵な母娘、見つけたんだ。可愛いんだぜ〜! 運転手さんに、『おはようございます〜♪』って、元気に言うんだぜ〜。ありゃ〜、ママのしつけがいいんだな〜」とのたもうた。
人様のご家庭のしつけの話はいいから・・・と、私はさりげなくその話を打ち消した。
もう、すでに成人し、伴侶も迎えた息子達だが、【しつけ】に関しては、穴があったら入りたい気持ちでいっぱいなのだ。
もう一度、やり直すチャンスがあったなら・・・と、何度思ったことだろう。
ああすれば良かった、こうすればもっと良かったのに・・・と、後悔している。
幸い、心、温かな優しい人間に育ってくれたようで、沢山のことを望むのは、酷なことかな〜と、思っているが・・・。
子育ては難しい。
コメント
おはようございます。
このコメント機能、他の方も読めるようですよ。
私、いろんな方から、コメントを頂くと、
時間がなくて、お返事ができない
自分にストレスが溜まってしまいそうなので、
この「ノート内に中だけの方だけ」という
「登録」をしてしまいました。
改めて、これからもよろしくお願い致します。
コメント第一号、アミさんでした。
嬉しかったで〜す(笑)