最新作の【小判商人】まで、29巻。平岩弓枝という作家は大したものだと感心している。大好きな作品だ。
昨日も、【民俗学】の講座の打ち上げ会があったのだが、たまたま、隣り合わせた人が皆、下戸の為か、お酒よりも江戸の話で大いに盛り上がった。
宇江佐真理、北原亜以子、藤原緋沙子、澤田ふじ子、宮部みゆき・・・などなど。
その中で、やはり、【かわせみ】は群を抜いて一番だと、評価が一致。
同好の士との語らいは、時間も忘れてしまうほど楽しいものだった。
江戸大川(隅田川)端、柳橋のはずれにある小さな旅籠【かわせみ】が舞台となっている。
鬼同心と呼ばれた父の亡き後、一人娘の庄司るいは、養子を向えて家を存続することを好まず、町方の人となって旅籠を経営する。
幼馴染の身分違いの与力の弟の面影をを胸に秘したまま・・・。
父親の代からの使用人を片腕に、宿を切り盛りしてる、るいの元に、懐かしい恋人、神林東吾が長崎から戻り・・・。
互いの愛を確かめ合いながらも、身分や年齢の差という障害を乗り越え、次第に強く結ばれていく・・・。
八丁堀に住む東吾が兄の目を盗み、大川端の旅籠まで通ってくる様がなんとも微笑ましい。
江戸の下町情緒たっぷりの捕り物帖仕立ての読み切り小説。
登場人物のキャラの設定が素晴らしく、何度読んでもお江戸の世界に引きずり込まれる。
【江戸東京散歩】という、切絵図を片手に地名を検索しながら読むのも、又、楽しいものだ。
コメント
御宿かわせみ、懐かしいタイトルを見たので遊びにきました〜〜（笑）私も、この小説、好きで何冊か購入したんですよ。
でも、いつしかパタッと止まってしまいました・・・・汗
東吾のイメージがですね、NHKのドラマで小野寺昭氏が演じてらしたので、すっかり私の中では若き頃の小野寺氏なんですよ〜〜
るいは、真野響子さんだったかな？
アミさんの日記を読んで、また本屋で御宿シリーズの検索をしてみたくなりました・・・・・
良いですよ〜♪ 子供が生まれるまでが特にいい。
だから、【江戸の子守唄】【白萩屋敷の月】【岸和田の姫】【祝言】、これがお薦め作です。
私も、真野響子さんと小野寺さんが一番！ 次が村上弘明さんのかしら。
NHKの橋の助さんは、1話で挫折。 軽すぎて、東吾様のイメージを崩しています。 高島さんも、任侠の世界じゃないのだから、もう少し、奥ゆかしさを出して欲しかった。
結構、ひどい毒、吐いてます！(苦笑）
「御宿かわせみ」で反応しちゃいました。
私も、同じく、小野寺昭さんと真野響子さんのが印象強いですね。リアルタイムで見たのは子供の頃ですけど。
今年かな、BSで再放送してましたけど、やっぱり良かったです。しっとりした雰囲気ですよね。
NHKの時代劇は結構秀作が多いと思います。
平岩弓枝さんの小説、いいですよね。「下町の女」「女の家庭」といった”女シリーズ”もしみじみ読めて好きです。
BSで再放送してたんですか。見損ないました。
私、真野さんと小野寺さんのDVDを持ってるんですが、いいですね〜。
演技の上手下手というのでなく、その人物になりきっていて。藤沢の誰かさんと同じです！(笑）
真野さんの「馬鹿ばっかし・・・！」も可愛いし、小野寺さんは初々しくて、やんちゃそうで、絶品の東吾様でした。
でも、さらささんもYAYOIさんも、リアルタイムで見たのは子供の頃・・・と、強調されるので、ご老体の私は、僻んでいます。(笑）
北陸はすっごい雪でっせ！
「御宿かわせみ」の小野寺さん・真野響子さんのドラマはスカパー！（CS放送、362チャンネルかな？）で放送されましたよ。
読む方は29巻まで読んでいます。
私はある時期から源さんのファンになってました。源さんが密かに好きだった女性を一人娘だからとあきらめそうになってたのを、東吾さんの兄上さまが一働きしてめでたく祝言をあげさせる「源三郎祝言」が私の今のベスト1です
凄い雪なの〜？ じゃ〜、美術館も暇だね〜。(笑）
あっ！ 上記のほかに、【息子】も好き〜♪
【源三郎祝言】、勿論好きです。恋女房のお千絵さんは蔵前の札差のお嬢さん。
私も蔵前育ちです！！(笑）
今日、かわせみの1話買ってきました。
読むのが楽しみです♪
ワァ〜イ〜♪ パチパチ！！
きっと、はまりますよ〜。
橋之助さん、高島さんコンビです。