今回の旅行で一番の僥倖は、なんと言っても、ローマ法王(教皇)に二度もお目にかかれた(?)ことだ。
キリスト教徒の人でさえ滅多にあることではないから、ものすごい幸運と言うべきかも・・・。
ローマには通算5泊するので、一日は、「市内観光バス」に乗ろうと申し込んだのだが、42人定員のところ、43・44番目で翌日回しとなった。
その翌日、コロッセオ、フォロ・ロマーノ、トレビの泉・・・と、各、名所旧跡をめぐるツアーで、ヴァチカンのサン・ピエトロ寺院へ行った際、偶然にも、【法王の謁見式】に遭遇したのだ。
前日まで、室内で謁見をしてたが、その日は気候も良くなったこととかで、サン・ピエトロ大聖堂の広場で、謁見式が行われたのだ。
8万人とも10万人とも言われる大群衆の中、何と、ローマ法王がジープでお見えになったのだ。
まるで、SMAPのコンサートのように、3箇所も、大型スクリーンに法王が映し出される。
実物は、わずか、1センチほどのお姿であったけれど、まさに、【生法王】。思わず、鳥肌がたってしまった。
広場に入場する際のセキュリティ・チェックも厳しかったけれど、こんな機会は一生のうち、滅多にあるものではない。
実は、前日、ローマに着いた初っ端に、ローマ名物(?)のすりの被害にあっていたのだ。
アイスクリームを洋服につけて、拭く振りをして盗む事件や、ショルダーバックの紐を切られて盗まれることは、事前に聞いていて、注意をしていたのだが、よもや、「あかちゃん」を出しに使うとは、「想定外」のことだった。
スペイン広場の帰り道、メトロ内で事件は起こった。
妹と私が乗った車両に、赤ちゃんを抱いた若い夫婦が、扉が閉まる寸前に飛び込んできた。
「危ない!」と思っていると、案の定、赤ちゃんの洋服が扉に挟まれたのだ。
そして、必死に扉を開けようとしていた奥さんの手の指が挟まれたのだ。
傍にいた妹と、私も、痛そうにしている奥さんの為、何とか扉が開くように手を差し伸べた。
夕刻、宿に戻り、バックの中身を整理していたら・・・。
お財布が無いことに気がついたのだ。
幸いにして、大きなお金とパスポートが入っていた札入れは、バックの底に入っている。問題は、買い物などをする時の小銭入れ程度のお財布が見つからないのだ。
まぁ〜、さすが、プロの技は見事と言うべきで、バックのファスナーの開け閉めは、微塵も感じさせない。
思い返してみれば、赤ちゃんが挟まれそうなのに、周りの人たちは、案外冷淡だったのは、「甘い日本人はいい鴨だよ」と内心思っていたことだろう。
小銭とは言っても、私にとっては300ユーロは痛かったし、クレジット・カードの紛失も困った話。
意を決して、警察署に出向いた。
日本の警察署だって怖いのに、ローマの警察署の内部に入るなんて・・・。
英語が堪能の妹に助けられ、調書の作成。カードは、イタリアでの盗難はパリ管轄となり、国際電話をかけストップして貰う。
(帰国後、日本のカード会社で再度被害を確認。カードの被害は皆無だった。)
私の片言英語ではとてもラチがあかないことだったろうに、妹に感謝、感謝。
ローマの警部さんは、慣れっこのことで、私の次の来訪者は米国のご夫婦。やはり、スペイン広場で盗られたとか・・・。
イタリアの【恥部】が浮かんでくる。
街のいたるところで見られる、「ロマ」と呼ばれる物乞い者たち。
イタリア国家の経済は疲弊していても、個人のお金持ちが多いと言われてるイタリア。
何処の国も貧富の格差は増大の一歩なのか。
同じローマで、明暗二つの事件(?)に遭遇してしまった私である。(苦笑)
キリスト教徒の人でさえ滅多にあることではないから、ものすごい幸運と言うべきかも・・・。
ローマには通算5泊するので、一日は、「市内観光バス」に乗ろうと申し込んだのだが、42人定員のところ、43・44番目で翌日回しとなった。
その翌日、コロッセオ、フォロ・ロマーノ、トレビの泉・・・と、各、名所旧跡をめぐるツアーで、ヴァチカンのサン・ピエトロ寺院へ行った際、偶然にも、【法王の謁見式】に遭遇したのだ。
前日まで、室内で謁見をしてたが、その日は気候も良くなったこととかで、サン・ピエトロ大聖堂の広場で、謁見式が行われたのだ。
8万人とも10万人とも言われる大群衆の中、何と、ローマ法王がジープでお見えになったのだ。
まるで、SMAPのコンサートのように、3箇所も、大型スクリーンに法王が映し出される。
実物は、わずか、1センチほどのお姿であったけれど、まさに、【生法王】。思わず、鳥肌がたってしまった。
広場に入場する際のセキュリティ・チェックも厳しかったけれど、こんな機会は一生のうち、滅多にあるものではない。
実は、前日、ローマに着いた初っ端に、ローマ名物(?)のすりの被害にあっていたのだ。
アイスクリームを洋服につけて、拭く振りをして盗む事件や、ショルダーバックの紐を切られて盗まれることは、事前に聞いていて、注意をしていたのだが、よもや、「あかちゃん」を出しに使うとは、「想定外」のことだった。
スペイン広場の帰り道、メトロ内で事件は起こった。
妹と私が乗った車両に、赤ちゃんを抱いた若い夫婦が、扉が閉まる寸前に飛び込んできた。
「危ない!」と思っていると、案の定、赤ちゃんの洋服が扉に挟まれたのだ。
そして、必死に扉を開けようとしていた奥さんの手の指が挟まれたのだ。
傍にいた妹と、私も、痛そうにしている奥さんの為、何とか扉が開くように手を差し伸べた。
夕刻、宿に戻り、バックの中身を整理していたら・・・。
お財布が無いことに気がついたのだ。
幸いにして、大きなお金とパスポートが入っていた札入れは、バックの底に入っている。問題は、買い物などをする時の小銭入れ程度のお財布が見つからないのだ。
まぁ〜、さすが、プロの技は見事と言うべきで、バックのファスナーの開け閉めは、微塵も感じさせない。
思い返してみれば、赤ちゃんが挟まれそうなのに、周りの人たちは、案外冷淡だったのは、「甘い日本人はいい鴨だよ」と内心思っていたことだろう。
小銭とは言っても、私にとっては300ユーロは痛かったし、クレジット・カードの紛失も困った話。
意を決して、警察署に出向いた。
日本の警察署だって怖いのに、ローマの警察署の内部に入るなんて・・・。
英語が堪能の妹に助けられ、調書の作成。カードは、イタリアでの盗難はパリ管轄となり、国際電話をかけストップして貰う。
(帰国後、日本のカード会社で再度被害を確認。カードの被害は皆無だった。)
私の片言英語ではとてもラチがあかないことだったろうに、妹に感謝、感謝。
ローマの警部さんは、慣れっこのことで、私の次の来訪者は米国のご夫婦。やはり、スペイン広場で盗られたとか・・・。
イタリアの【恥部】が浮かんでくる。
街のいたるところで見られる、「ロマ」と呼ばれる物乞い者たち。
イタリア国家の経済は疲弊していても、個人のお金持ちが多いと言われてるイタリア。
何処の国も貧富の格差は増大の一歩なのか。
同じローマで、明暗二つの事件(?)に遭遇してしまった私である。(苦笑)
コメント
大変な思いをされたんですね・・・。そうか、そういう手口もあったんですねえ・・・。
パッケージツアーで呑気に旅していた私たちなんかとちがって、ずっと緊張しなければいけない旅、いろいろな手続きもしんどい思いをされたことでしょう。
しかし、法王さまにお目にかかられたとは、すごい!
いや・・、ホント・・、マジ、帰ってたんや・・。
いやいや、ベルリンから更新してるとばっかり思ってたワ。
(ノ_ _)ノ ドテッ (笑)
どんな所にいってもネットはできるんだな〜って・・。
コピ-できないアミなのにって・・。
( ・_・)ノノ;(*_ _) ポコッ (笑) ハズカシイデスワ・・。
で、
いま読み返したら・・。
タイトルに書いてた・・。
おかえり〜♪ アミ!。
ローマ法王さまにお目にかかれたなんてすごいです。
でも盗難の被害は・・・やっぱり怖いです・・・。
被害が最小限でよかったです。
ホント、生の法皇様ですよ〜!
二度目は、水曜日でしたので、寺院の内部で説法(?)があったの。そこで、お姿は小さかったけれど、生声(マイクロフォン越し)聴けたのよ〜。
ただいま! ローマにもベルリンにも「ネットカフェ」はあったけれど、コピーすら出来ない私が、どうして海外から更新できるんですか・・・!(笑)
いろいろなことに遭遇したけど、楽しかったです〜♪
盗難事件は怖いというより、悔しかったです。
ローマのチャンピー二空港までの帰りのバスのチケットも入っていたから。(笑)
ホント、テルミニ駅(映画、終着駅で有名)にも、【ロマ】(物乞い者)は一杯。子供を抱えて居る人が多いです。
初めこそ、哀れを感じたけれど、仕舞いには、「あぁ〜、又、お仕事してる」って、冷ややかに見ちゃいました。
差別用語だそうですが、「ジプシー」の姿をしてる人が多かったです。
観光バスの後ろに座ってる人が、
「働けば良いのに・・・」って、言ってましたが、きっと、彼らは、住民票すら持ってないんじゃないかと思います。
「フェラガモ」「グッチ」など、目抜きの通りの華やかな世界と、たむろする【ロマ】の温度差がイタリアの苦悩を見た思いでした。
法王さまは、まるで【アイドル】。皆、気分は高揚。最高でした。