あのガッシリとした扉の向こうは・・・。
2006年3月28日 旅行 コメント (4)
今回の旅行では、宿は【B&B】を使った。
朝食とベッドのみ確保と言う、日本版民宿のようなものだ。
以前、プリンスエドワード島での【B&B】が凄く居心地が良かったので、今回も、そうして欲しいと妹に頼んであった。
(ローマのホテルは高いので)
妹が手配してくれた宿は・・・。
ローマの旧市街地に、100年以上は建ってるだろうと思われる石作りの5階建ての建物だ。
ガッシリとした、分厚い木製の扉は、片手では到底開かないような重い扉だ。
よく、映画などで町並みを見ていて、その重い扉の向こうは、どうなってるのか・・・、とても興味があった。
緑色に塗られたた重い扉の脇には、その建物の住人達のベルが並んでいる。
自分の目指す人のブザーを鳴らすと、その重い扉は開かれるのだ。
その扉の向こうは・・・。
大理石の踊り場と石の階段が続いている。古い建物なのに、中は恐ろしく綺麗だ。赤い絨毯が階段の真ん中に敷かれ、アクセントとなっている。
扉の向こうは中庭になっているのが通常だそうだが、今回のVさんのお宅は、それぞれの玄関を入った先が中庭になっている。
エレベータが無い、旧式な建物だけれど、内部は広々として、中庭の採光で明るいし、居心地はとても良い。
壁などのインテリアも、さすがローマっ子は違うな・・・と、何処か垢抜けていた。
元々、【B&B】と言うのは、自分の家の余った部屋をお客さまに提供しましょう・・・と言うことなので、宿と言うより、そこの住人になったような気がして、いささか得意げに出入りを楽しんだ。
重い扉に似つかわしい、頑丈なキーの束を持たされて・・・。
部屋ごとに、バスルームが付いている家の構造だから出来ることなのだ。
キッチンも、20畳ほどのリビングも、自由に使用できて、なにやらホームステイの感覚。
ローマの朝食は、妹に言わせると、ギリシャの朝食に近いそうだ。
狐色に焼けたトーストにバターをたっぷり塗って、ベーコンエッグやサラダの朝食を期待していた私には拍子抜けだった。
ローマの朝食は、甘いデニッシュのパンか、フレーク、ヨーグルトに果物、そして、エスプレッソ。
ローマには通算6日間いたが、2件のお宅とも同じような朝食であった。
日本人は、食事一つ取ってみても、バリエーションが豊富で、なかなか贅沢な民族なのだと、実感している。
イタリアで、「トースト」と言うのは、ラスクのようなもの。
ベルリンでも、家の近くのパン屋さんで、出来立てのパンを買ってきてくれるのだが、食パンではない。
フランスパンのような、皮がぱりっと香ばしいパンだ。
バターがじゅわっと沁みこんだ、トーストが食べたいと口の中から涎が出そうだった。
朝食とベッドのみ確保と言う、日本版民宿のようなものだ。
以前、プリンスエドワード島での【B&B】が凄く居心地が良かったので、今回も、そうして欲しいと妹に頼んであった。
(ローマのホテルは高いので)
妹が手配してくれた宿は・・・。
ローマの旧市街地に、100年以上は建ってるだろうと思われる石作りの5階建ての建物だ。
ガッシリとした、分厚い木製の扉は、片手では到底開かないような重い扉だ。
よく、映画などで町並みを見ていて、その重い扉の向こうは、どうなってるのか・・・、とても興味があった。
緑色に塗られたた重い扉の脇には、その建物の住人達のベルが並んでいる。
自分の目指す人のブザーを鳴らすと、その重い扉は開かれるのだ。
その扉の向こうは・・・。
大理石の踊り場と石の階段が続いている。古い建物なのに、中は恐ろしく綺麗だ。赤い絨毯が階段の真ん中に敷かれ、アクセントとなっている。
扉の向こうは中庭になっているのが通常だそうだが、今回のVさんのお宅は、それぞれの玄関を入った先が中庭になっている。
エレベータが無い、旧式な建物だけれど、内部は広々として、中庭の採光で明るいし、居心地はとても良い。
壁などのインテリアも、さすがローマっ子は違うな・・・と、何処か垢抜けていた。
元々、【B&B】と言うのは、自分の家の余った部屋をお客さまに提供しましょう・・・と言うことなので、宿と言うより、そこの住人になったような気がして、いささか得意げに出入りを楽しんだ。
重い扉に似つかわしい、頑丈なキーの束を持たされて・・・。
部屋ごとに、バスルームが付いている家の構造だから出来ることなのだ。
キッチンも、20畳ほどのリビングも、自由に使用できて、なにやらホームステイの感覚。
ローマの朝食は、妹に言わせると、ギリシャの朝食に近いそうだ。
狐色に焼けたトーストにバターをたっぷり塗って、ベーコンエッグやサラダの朝食を期待していた私には拍子抜けだった。
ローマの朝食は、甘いデニッシュのパンか、フレーク、ヨーグルトに果物、そして、エスプレッソ。
ローマには通算6日間いたが、2件のお宅とも同じような朝食であった。
日本人は、食事一つ取ってみても、バリエーションが豊富で、なかなか贅沢な民族なのだと、実感している。
イタリアで、「トースト」と言うのは、ラスクのようなもの。
ベルリンでも、家の近くのパン屋さんで、出来立てのパンを買ってきてくれるのだが、食パンではない。
フランスパンのような、皮がぱりっと香ばしいパンだ。
バターがじゅわっと沁みこんだ、トーストが食べたいと口の中から涎が出そうだった。
コメント
じっくり旅日記読ませていただいて、また感想を書かせて
頂きます。とにかく、お元気そうでなによりです。
独りよがりに書いてましたけど、イタリアの悪口(?)になりはしないか・・・と、ちょっと心配。
ローマって古代の遺跡に胡坐をかいてる・・・と言うイメージが拭えないんです。
甘い日本人は、いい鴨にされてるような・・・。
でも、楽しかったんですけどね〜。(笑)
ご帰国へのコメントが遅くなってしまいましたが
アミさんの素敵な文章で書き綴られる
ご旅行日記を読ませて頂く事が出来てとても嬉しいです。
半月も中居氏から遠ざかっていると、浦島太郎状態で、追いつくのが大変です。
久々に、昨晩の「仰天」をリアルタイムで見ましたけれど、相変わらず美しく・・・、ため息モノですね〜♪
旅行って言うのは、一粒で3回楽しめます。(笑)
行く前の高揚感。旅行中の興奮気味な雰囲気。帰国後の思い出しながらの充実感。凄いです。
今回のベルリン・ローマ・フィレンツェと、ピンポイントの旅行でしたが、いろいろ考えさせられました。
でも、なんと言っても一番の収穫は、法皇さまに生で二回もお目にかかれたことです。
たとえ、「マメップ」状態の法皇様であっても、その場で同じ時間帯に空気を共有(?)したこと、クリスチャンでない私でも、鳥肌ものでした。
妹も、ドイツの友人(熱烈なクリスチャン)から羨ましがられたそうです。
私達って、幸せ者ですね〜♪