玄関脇の小さな椅子
2006年9月30日
部屋の模様替えの結果、溢れてしまったのだ。
何処で使ったら、椅子も喜ぶだろうか・・・、考えた末、玄関脇に、ひょっと置いてみた。
ベージュのレンガの壁に、木製の椅子は良く似合う。
はじめ、「みっともない！」とか、「合わないよ〜」と、文句たらたらの家人も、何日かすると、椅子の利便さに気が着き始めた。
両手に荷物を沢山ぶら下げ帰宅した時に、鍵を取り出すのに、その椅子は荷物置き場に早代わり。
宅急便のおじさんは、何も言わなくても、荷物をそこに載せていく。
気の置けない近所の友人との、ちょっとの歓談には応接（？）の椅子に利用。
ともかく、便利この上も無い。
昨日、駅までの道を、いつもと違ったルートで歩いてみたら、とある一軒の家の玄関脇に、可愛い椅子がちょこんと置かれてるのが目に入った。
カナディアン様式の新築の家の玄関に鎮座した、その小ぶりの椅子は、とても家の雰囲気に良くマッチしていた。
なんか、童話の世界を見てるような気持ちさえしてくる。
白い、可愛い椅子に、グリーンの鉢植えを載せても良いだろう。
小さな子供のカラフルな玩具が載ってても、きっと愛らしいに違いない。
公園のお砂がまだ、ちょっと残ってたりして・・・。
こうしてみると、日本の住宅も、綺麗になった・・・と、感心してしまう。
外国に比べると、ウサギ小屋のような狭い住宅と失礼なことも言われているが、どうしてどうして、生垣一つ見ても、庭のガーディニングを見ても、とても綺麗だ。
【衣食住】の「住」にも、心配りが出来るゆとりが出来たのだろうか・・・。
玄関脇の小さな椅子。もっと、普及したら、私も、家人に鼻が高いのに・・・。（笑）
コメント