このところ、頻繁に義妹が遊びに来るようになった。
縁あって、人生の半分以上を「姉妹」の関係を続けているのだから、気を使わなくて、私も大歓迎だ。

 例によって、話は、家族のことから、映画の話、食べ物の話、旅行の話・・・と、尽きることが無い。
来年早々、お嫁ちゃんとソウルに行く話になると、
「次回は是非、誘ってください。約束ですよ〜」
と、念を押された。
今、彼女は、熱烈な、「ジ・ソブ」フアンなのだ。

 夜、義妹から泣き言のメールが入った。
何でも、弟に、ソウルに自分も行きたかった・・・と言う話をしたところ、珍しく、雷が落ちたと言う。
彼女は3月に、友人とハワイに行く予定があるのだとか。
それで、余りにも遊びすぎではないかと、怒ったらしいのだ。

 「あんなに、怒鳴らなくてもいいじゃないですか。お義兄さんは優しい人だから、怒鳴ることなんてないでしょう〜? 私は、凄く、傷つきました」
と、弟の非をメールで必死に訴えてる。

 私は、思わず笑ってしまった。
思えば、弟と義妹の結婚生活は、パートナーと言う位置づけで成り立っていた。
わが家のように、「亭主関白」時には、「恐妻家」の、普通の結婚生活とはちょっと違っていて、今の若い人のように、【二つの財布型】の生活であったのだ。
だから、頭ごなしに怒鳴られたことの無い義妹には、初めての経験だったのだろう。

 「いえ、いえ。我が亭主殿も始終、怒鳴り散らしてるよ〜。何せ、【内弁慶】なもので、外では従順な優しい顔してるけど、内では、一番威張ってる人だから。右から左へ流したらいいのよ。言うだけで、本人はスカッとしてるんだから」

 「そうなんですか。対等に渡り合わず、上手く操縦すればいいんですね〜。男の人は子供っぽいもんだと思って、怒らせないように仕向ければいいんですね〜。今更ながら、やってみます」

 義妹も結婚生活、30年以上経つ。今頃、気づくなんて・・・。
幸せな人・・・!(笑)

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