何も無くても・・・♪
2007年4月3日
自分たちの部屋に置いてあるTVの方が、絶対に、大きいし、鮮やかだし、今流なのに・・・。
何故か、夜になると、階下へ降りてきて、チャチを入れながら、賑やかにTVを見ている息子夫婦。
折角のサスペンスドラマも、登場人物の俳優さんの力関係で、「今回は、この人が絶対、犯人！」などと、わ〜わ〜言いながら見ている。
主人も息子も、絶対に自分でお茶を淹れるようなタイプの人間では無いので、必然的に、私かお嫁ちゃんの二人が動くことになる。
女どもの献身的（？）なサービスを受けながら、茶の間の話は、画面と平行に、煩く飛び交う。
「あっ！ この『塔のへつり』、行ったよね〜。 お味噌が美味しかったじゃない！」
「あそこの温泉も行ったよ・・・」
「お〜い！ お茶、お代わり！」
「まだ、時間は充分あるから、こいつは殺されるな〜」
とてもじゃないけど、ドラマに浸り、余韻を楽しむなんて雰囲気では無いのだ。
右の耳で警部の言葉を聞いて、左の耳で家族の話を聞いて・・・。
だから、私は見たいドラマは、録画をして、昼間一人の時に見るようにしている。
4月に入ったから、そろそろ、来週あたりから、新ドラマの放映も始まるだろう。
さて、今クールは何を見ることにしようか・・・。
家族、皆で、ガヤガヤと見れるのでなくては面白くないし・・・。
何か、あるだろうか。
だいぶ、年老いてきた両親を気遣っての息子夫婦の行動だろう。
取り立てて、美味しいお茶請けがあるわけでも無いのに、
「お茶を所望しようかな〜」
と、今夜も、息子夫婦が降りてくるだろう。
今夜は、さしずめ、
「いい仕事、してますねぇ〜」
の中島先生を堪能することだろう。
何か、お茶請け、あっただろうか・・・。
あぁ〜、「かりんとう」があった・・・♪（笑）
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