拾い物（滅っけもの）の人生！？

2007年9月25日コメント (2)

60年以上【人間】を続けていると、本当に、いろいろなことを経験する。
もう、滅多なことには驚かないほど、様々な事件にも遭遇する。

このところ、足の痛みの所為で外出も儘ならず、自宅で禁足状態（？）の身だから、じっくりと考える時間も多くなった。
忙しい、忙しいが口癖のように、時間を徒に、無駄に、過ごしていたのが嘘のようだ。
人間、たまには、じっくりと、【己自身】と真っ向から向き合う時間も大事なのかも知れない。

そして、一つの究極のフレーズがひらめいた。

【拾い物（滅っけもの）の人生】だな〜と。

来年で、主人と知り合って40年の月日が経つ。　結婚して、36年。
この長い年月の間、波風無く・・・というのは、嘘になろう。
人並みに、涼風も嵐も吹いた。　吹きまくった・・・。
でも、今は・・・。
毎日が穏やかで、優しい時間が満ち溢れている。

「私、あなたと結婚してよかった！　拾い物しちゃった感じよ！」

「俺、拾われちゃったんですか・・・（笑）」

若い頃は各々が自分自身を優位に見て、主張ばかりを繰り返していたけれど、何時の頃からか、お互いの傷を舐めあうように労わり合うようになって・・・。

【視線】を変えると、様々なことが見えてくるものだ。
業病・難病（？）と言われてる病気に罹病し、ちょっとは不自由な生活になったけれど、今、【幸せだな〜】と言う気持ちが強く湧いてきている。

毎日が、明るく過ごせること、気遣い合える家族が一緒だと言うこと、大事な友人が居ること、可愛い猫がいつも傍に居てくれる・・・。

充実した毎日が送れること、感謝したい。

みかりん

2007年9月25日20:18

わたしも20年後にそう思える人生を歩みたいです。
今は毎日が精一杯・・・・。

アミ

2007年9月26日6:10

みかりんさん〜♪

お若い時は皆さん、そうですよ〜。
こんな風に思えるようになったと言うことは、年を重ねた証拠です。
お若いうちは、沢山の前向きの「修羅場」を経験してくださいな。
年を取ると、そのエネルギーも無くなります。（笑）

毎朝、5時20分。ビバルディーの曲と共に目覚め、主人とゆっくり朝食を取り、6時20分に主人は出勤して行きます。
判で押したような毎日。　主人の姿が見えなくなるまで、その後姿を見送り、それから「ガチャン」と、鍵を掛け・・・。
もう、こっちのもの。　私の優雅（？）なフリータイムが夜まで続きます。（笑）
絵に描いたような平凡な毎日。でも、この穏やかな、平凡な毎日が最近、凄く気に入ってます。
やはり、老人になったのでしょうね〜。
みかりんさんも、あと、20年。試行錯誤、ご主人と毎日を精一杯、過ごされますように・・・。