ハンカチとも小風呂敷とも付かない大きさの、木綿の厚手の布地を何枚か持っている。
柄が気に入って買い求めた品だ。
【弁当作り】に一日の長のある友人は、かなりの枚数を持っていて日替わりに楽しんで居るらしい。
私は、ただ単に可愛いというだけで買い求めたので、プレゼント用になったり、ひざ掛け代わりにしたりと、なかなか、本番の出番は廻って来無かった。

それが・・・。 なんと、主人がこの年になって、退職して「嘱託」になって、今頃、【弁当持参】を言い出した。
聞くところに寄ると、職員の半数近くが「弁当組」なのだそうな。
六本木という勤務地の特異性から、外食の高さに、皆、閉口気味のようなのだ。

収入は半分に減ったものの、お小遣いは現役時代と何ら変わることの無かった主人でも、この忍び寄る物価高には、【弁当】という裏ワザで対処しようと考えたのか・・・。
若い頃、私も弁当派であったから、作ることに異存は無いのだけれど、あの煩い主人が、ようも弁当持参とは・・・。(笑)

ところが、いざ弁当持参を言い出したのはいいのだけれど、仕事先までの「運搬方法(?)」に懸念を持ち出した。
量の問題も、気になるところだ。
小食の主人には、二段重ねの弁当箱では大きすぎる。
レディース用では、見かけが小さすぎる。
(案外、見た感じより、実際は詰め込んでしまう所為か、大量に入るのだが・・・)

そこで、休日の日に予行演習と相成った。
朝、出勤時刻にあわせて、本番さながらに作ってみた。
丁度、妹を成田まで見送りに行くので、留守番の主人のお昼に丁度良い。
お昼近く、

「今頃、お弁当を一人で食べてるね〜♪」

と、皆で、笑いあった。
あの恰好付けしい(?)の主人が、どんな姿でお弁当を開いているのか・・・、想像しただけで笑みがこぼれる。

帰宅後、一粒の残りも無く、綺麗に食された空のお弁当箱が流しに置かれてた。

「どうだった〜?」
「多いよ! 詰め込みすぎだ。でも、旨かった!」
「そうでしょう〜? 気合入れて作ったんだもの。 お弁当箱って、見かけより入るんだね〜」

今回は運ぶことなく自宅のテーブルに置いてあったから、中身も綺麗なままだったけれど、鞄に横に入れられ、電車で運ばれるとなると・・・。
果たして、職場での状態は・・・。

弁当作りの先輩にご指導を仰がねば・・・。
連絡、取ってみよう〜♪(笑)

コメント

みかりん
みかりん
2007年10月9日6:40

うちのでぶりんも、娘が中学になって、お弁当を持っていくようになってからお弁当派になりました。娘のお弁当を見てたらうらやましくなったらしいです。お弁当箱はカバンに入りやすいちょっと深めの長方形です。社食で並んだり、外食で外出するよりも休み時間が多く取れるからお弁当のほうがいいんだって。
今日はオムライス弁当を持っていきました。

アミ
アミ
2007年10月9日15:52

主人は「白米」が何より好きな人間です。
私は、色つきご飯も大好きなのに・・・。
これからの季節は、「クリ」も「茸類」も美味しいのに・・・。
みかりん先輩! いろいろ教えてね〜♪

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