「お〜い! いつものオーデコロンが切れたから、買っておいてくれ!」

朝、主人は呑気に言い置いて出勤して行った。

言われた女房は、ふと、厭な考えが頭を掠める。
実は、この香りはちょっと私にとっては微妙なのだ。

映像のとは違うのだけれど、主人が(私も)愛用しているのは、「ロ○ヤルコ○ンハーゲン」の香水だ。
なにやら、食器メーカーと同じ名前のこの香水。 甘く爽やかで、すっかり二人とも気に入ってしまったのだが・・・。

後で分かったことに、その香水を薦めて下さった方は主人の職場での彼女(?)だ。
兄弟の居ない彼女にとって、主人は兄のような叔父のような存在で在るらしい。
主人も、身内の少ない彼女を思い遣ってか、始終、我が家の行事にも参加させるのだ。
初めの頃は、一丁前に、嫉妬(?)らしきものも感じたけれど、今では姉のような叔母さんのような感覚で彼女に接している。

「愛人」と「女房」に同じ香りを付けさせる・・・なんて、洒落た話(?)もあるようだが、我が亭主は女房が妬くほどモテはしない。(笑)
この香水も、なにやら廃盤のようで、在庫が尽くとお仕舞いになるとか・・・。
はてさて、次回からはどのような香りを付けさせるつもりだろうか・・・。

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