福沢さんは、どんなものでも福沢さんでしょうに・・・。
2008年2月19日
「いいんじゃない〜。」
「でもさ〜。 端がきちんと折り畳んであるお札なんだぜ〜。 なんか、悪くてもらえないよ・・・」
「そんなこと無いよ。 福沢さんは、新品だろうが、畳んであろうが、どんなものでも福沢さんでしょうに・・・」
「・・・・」
体調を崩し、自宅療養の為、休職中の息子との朝の会話だ。
確かに、きちんと折りたたまれた福沢さんは、受け取る方も、それなりの覚悟（？）がいるのかもしれない・・・。（笑）
主人は、生まれてこの方、銀行に一人で行ったことが無い。
カードの類は一枚も持っておらず、ATMの操作など、無縁の人だ。
税金、保険、家のローンに始まって、種々のメンテナンス、交際費、家計費、全て、ノータッチの人だ。
女房から支給（?）されるお小遣いだけが、自分の管理下におかれるという、見ようによっては幸せ（？）な人だ。
最近は、お弁当を持参ゆえ、お小遣いは潤沢らしく、しばしば、息子達へプレゼントされる。
几帳面な性格（おかしい！ B型人間なのに・・・）ゆえ、お札を一枚一枚四つ折にして、小さな財布に仕舞っている。
皴が付くのを極端に嫌い、長方形の札入れを好む私とは、まるで正反対だ。
その主人。 今朝、出掛けに呟いた・・・。
「明日、20日だろ〜。 小遣い、頼むよ！」
おいおい！ 貴方のお給料は25日支給でしょうに・・・。
私も、銀行と無縁の呑気な生活を送ってみたいものだ・・・。 フウー！（溜息）
しわくちゃな福沢さんでいいから、遊びに来てくれないだろうか・・・。
お茶くらいなら、いつでも用意出来ますが・・・。（笑）
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