「川越に行こうよ〜♪」

 息子夫婦に連れ出されて、主人も重い腰を上げた。
この処の、気の滅入る日々から、少しでも開放されれば・・・との息子達の思いに、主人なりに応えたのだろう。

「お前達の車だぞ! 俺は後ろで寝ていくから・・・」

 最近は、疲れの所為か、滅多に自分の車も運転せず、もっぱら、息子任せ。
疲労もピークに来てるのか・・・。

 始終、来てる川越なのに、息子夫婦は裏の小道まで詳しくて、私達老夫婦は目を白黒と。
義経の正妻(静御前に非ず)の墓所があるお寺だったり、白象の飾られてるお寺だったりと、思わぬ寺を発見したりした。

 「チャンチキ・・・、チンチン♪」

 という、音色に誘われて、豪華な山車に遭遇したり、とても面白かった。

 川越は街中、何処へ行っても、「鰻の匂い」が充満してる。
ちょっと、おなかを壊してる主人の要望で、鰻ならず饂飩の食事となった。
少し残念だが、それはそれで美味しく、何を食べても、家族一緒の行動は楽しく、童心に返っての、「団子の食べ歩き」も乙なものだ。
観光地ならではの特権か・・・?!

【安・近・短】を地で行った、我が家の連休。
家族皆で、わちゃわちゃ・・・。
帰りに菖蒲も買って。

「結構、面白かったな〜♪」

 主人の言葉が何よりの、息子へのプレゼントの連休だった。

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