今、一番厄介なことは・・・。
2008年11月4日 エッセイ
余り、人の手を煩えることなく、日常生活を過ごそうと、自分なりに頭を使っている。
意外なことに、慣れてくると片手でも、結構、こなせるものだ。
世の中が便利になった所為か、はたまた、家族形式が小人数になった所為か、スーパーには、切り分けられた野菜が売っている。
カレーやシチュー用に、ジャガイモ・人参・玉葱を乱切りにして袋に詰めてある品。
なべ用に、白菜・きのこ・葱・水菜などを刻んでパックしてるお皿。
主菜の肉や魚介を足せば、立派な鍋料理が出来るのだ。
片手でも、食べることには不自由は感じない。
掃除も、掃除機は片手でも出来る。
何が不便かと言うと、『結ぶこと』が出来ないのが辛い。
それでも、週2回の可燃物のゴミ袋は、口を閉じてさえもらえれば、片手で集積場まで運ぶことは出来る。
今、一番、困難なことは、洗濯物を干すことだ。
家事嫌いの私が、唯一自慢できることは、アイロン掛けが要らないくらい、綺麗に干せた洗濯物だった。
四隅をピーンと張って、しわを伸ばし、仕上がりも、クリーニング屋さん顔負けの出来だった。
それが・・・。
今は、片手で、洗濯バサミを止めるのが精一杯。
しわくちゃだらけの無様な出来だ。
今朝も、沢山の洗濯物を干したが、しわくちゃのままで、気になって仕方が無い。
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