江戸の六地蔵とは、江戸時代の初めに旅人の安全を願って、各街道筋の出入り口に建立されたそうだ。


・①地蔵 【東海道】品川寺  京浜急行・青物横丁

・②地蔵 【奥州街道】東禅寺  根岸

・③地蔵 【甲州街道】大宗寺  新宿御苑

・④地蔵 【中山道】真性時  巣鴨

・⑤地蔵 【水戸街道】霊厳寺  門前仲町

・⑥地蔵 【千葉街道】永代寺  深川


実家の菩提寺は巣鴨の真性寺だから、お寺の入り口にデンと鎮座してるお地蔵さまは、子供の頃から馴染み深いものだった。
が、そのお地蔵さまが、江戸の六地蔵の一つだったことは、大人になってから知った。
東京の街は、江戸の面影がすっかり無くなってしまったようだが、意外と、探せばそこかしこに片鱗はあるようで、古地図を片手に「江戸散策」も乙なものだ。

その巣鴨のお地蔵さま。 最近では、お隣の「刺抜き地蔵」の方が有名になり、ちょっと劣勢だ。(笑)
先日、父の命日にお墓参りに来た時、そのお地蔵さまが、修理の為に京都に出張(?)中だと言うことを知った。
身の丈、268センチのお地蔵さまが、どうやって京都まで運ばれていったのか・・・。
人気の無い深夜の東京を、大型トラックにでも載せられて移動したのであろうか・・・。

今日、母のお墓参りに、又、巣鴨まで出向く。
早く、お地蔵さまが戻ればいいのに・・・。
なんとなく、いつも座っていらっしゃるところが空いている様は、寂しいものだ。

コメント

みっちぃ
2008年11月30日21:56

主人が東京へ単身赴任してからもうすぐ2年です。東京へ来ると、新しい場所へ、人の多く集まる場所へと行ってましたが、最近は寺社めぐりをしたりしてます。御朱印帳を買ってまで・・・・。今日の日記のお寺も巡って見たいなーと思いました。素敵な情報ありがとうございます。

アミ
2008年12月1日6:47

☆みっちぃさん!

御朱印帳をお買いになったのですか~?
寺務所でいろいろとお話が聞けて、楽しいでしょうね。
私は、上記の六地蔵では、菩提寺の他は新宿の大宗寺(タイソウジ)だけお参りしたことがあります。
大宗寺は高遠の内藤藩の菩提寺で、閻魔様が有名です。
内藤藩といえば、江島・生島の、あの江島が流され幽閉された信州です。
昔は広大な敷地の大宗寺でしたが、今は新宿の雑踏が嘘のように、静かな佇まいです。

実家の菩提寺である真性寺は巣鴨にあるのですが、近所の「刺抜き地蔵」が有名で、いつも賑わってます。
美味しい食べ物も沢山在りますよ。(笑)
特に、「塩大福」がお薦め。 
巣鴨は、別名、おばあちゃんの原宿とも言われ、驚くほど元気なお年寄りが闊歩してます。(笑)
JRでもメトロ・三田線でも、「巣鴨駅」から歩いて3分。 便利です。

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