【火災警報器】設置のことで、業者からの電話を待っていた。
だから、電話の前に居たから、その電話はワンコールでキャッチ。
でも、聞きなれない男性の声だ。

「☆☆さん(主人の名前)、居ますかね~」と。

「仕事に行っていて留守ですが・・・」

「実は、私、小平(地名)ですが、母が亡くなりまして・・・」

「は~?」


どういうわけか、我が家の親戚は、皆、地名で呼ぶ習慣がある。
小金井の姉とか、八王子の誰それ、青梅の叔父・・・と言う様に。


名乗らずとも、声で判断できるほど、【声】に対して自信を持っている私が、その男性の声は分からなかった。
やっとの思いで、主人の父の弟の奥さんの息子、だということが分かった。
叔母は享年100歳に近いと言う。

主人の父が子供の頃、腰ぎんちゃくのように仲が良かった弟だそうで、その叔父の話は良く聞かされていた。
けれど、戦争中に亡くなったとかで、その叔父の姿は遺影のみ。
だから、その叔父の奥さんが亡くなったとは言っても、何の感慨も浮かばない。
親戚づきあいも無かった人だから、顔も覚えてない。
況してや、その息子だと名乗られても、どうしたものか・・・。


一応、我が家が窓口となり、親戚に葬儀の日程などを知らせたが、皆、一様に困惑気味であることが分かる。
我が家とて同じだけれど、知らせを聞いた以上、放っても置けず・・・。
しかし、80歳過ぎの高齢の姉達に、この寒空の通夜は酷な話だ。

結局、下の姉と我が家だけがお焼香に伺うことにしたが、一体、何処まで、親戚付き合いはなされるものなのか・・・。
ちょっと、疑問に思っている。

コメント

piero
2009年1月28日8:51

私も親姉妹の時 何処までの人に知れせて良いものやら悩みました
それに聞いたからには知らん振りも出来ず って事も有るし難しいですよね
だから、私はもう書き残しておきました(W

アミ
2009年1月28日12:40

☆pieroさん!

そうなんですよ。 父の時も悩みました。
昨年、一人暮らしの従兄が亡くなった時、血縁の身内だけで葬儀を営みました。
総勢20人。でも、皆、小さい頃から知っている顔ばかり。
和やかで、暖かな式でした。 私も、かくありたいと思いましたよ!
義理とかでなく、本当に、偲びたい人だけのささやかな集まり。
とても、気持ちが洗われましたよ。
pieroさんは書き残したのですか・・・。
私は、未だです。 もう、そろそろ、しないといけないですよね~。(笑)

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