主人は、サラリーマンだから、「年末調整」で済んでいたから、「確定申告」は無縁のものと思っていた。
もっとも、サラリーマンでも、高額を頂いている人は、「確定申告」をするらしいが、我が家には縁の無い話。
ついぞ、この季節になっても税務署の前は素通り。
近所に在る税務署へ来る人の違法駐車が迷惑だ・・・ぐらいにしか思わなかった。

それが・・・。
還暦を過ぎて、細々ながら、年金と月給との二足のわらじを履く主人。
「確定申告」が必要になってきたのだ。
税務署なんて、庶民には縁が無いものと思っていたのに・・・。

最近は、税務署も「電子化」を奨励しているようで、PCが何台も部屋に置かれている。
係りの人も何人も待機していて、そこはさながら「個人PC教室」状態だ。
各自で、必用書類だけ用意していけば、案外簡単に作成できる。
便利な世の中になったものだ。

2008年度の医療費は、持病のリウマチに加え、腕の骨折などあったから、軽く10万円は超えた。
病院別に領収書もまとめたし、年金の源泉徴収書も用意した。
あとは、暖かな日を選び、税務署に出向けばよい。
それにしても、収入源となる年金の低いこと。


今ほど、年金のことが世の中で叫ばれなかった数年前、社会保険庁に出向き、主人の年金のことを調べてもらったことがあった。
先行きの生活設計をシュミレーションしたかったのだ。
係りの人が試算してくれた数字を見た時の驚き。
今でも、あの驚きは覚えている。
係りの人が示した数字は、到底、【年額】の数字では無かった。
【月額】にしては多いと思ったけれど・・・。

驚いている私に、追い討ちをかけるように放った係りの人の言葉。

「年額ですよ!」


昔の人のように、年金で、「悠々自適」などと言う、優雅な暮らしはありえないのだろうな・・・。


コメント

ありす
2009年2月19日9:43

年金の金額、私も出してもらいました。
本当にびっくりしますよね。うちも多分今の収入の何分の一になるのやら、という感じでびっくりしましたが、母が「年寄り一人の生活なんて月に10万もあれば十分よ。」と言うので、まあ基本はそこなのかなー、と思いつつ。こうなると、私が会社にいた時に何気に掛けていた個人年金などが結構ありがたかったりします。

アミ
2009年2月19日12:21

☆ありすさん!

そうなんです。何気に掛けていた・・・が重要なんです。(笑)
私も、その何気に掛けていた個人年金の2万円。 貰えるのと貰えないのとは雲泥の差。 若い頃の「心がけ」は大きいです。
お母様の仰るように、まだ枯れきって(?)いない、中途半端な我が家は、やはり、経費が大きくて苦労してます。(溜息)

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