【ムサカ（Moossaka)】はいかが～？
2009年4月14日 エッセイ コメント (5)
煮ても焼いても揚げても、そして、生でさえ美味しい茄子。
本当に助かる食材だ。
もう、黴が生えるほどの古い話だが、私が「料理教室」で初めて習ったのが、茄子の「ムサカ」だ。
商社マンだったご主人の赴任と共に、海外暮らしが長かった婦人が、未亡人となって始めた「料理教室」。
表参道の古いけど素的なマンションの一室が教室だった。
海外生活で会得した家庭料理の数々は、既存の料理学校とは違った面白さ、楽しさがあった。
もっとも、５～６人のグループで勉強するのだが、新人の私は、もっぱらお片付け専門。
せっせとお鍋を磨いていた。（笑）
皆で、作り終えた後の試食会。
現地のお話などを伺い、今と違って、海外など、「夢、又夢」の私だったから、先生のお話は、キラキラ輝いているように感じた。
【ムサカ】は伝統的なギリシャ料理で、凄くメジャーな料理だそうな。
ギリシャ版、「ラザニア」と言えばよいだろうか。
パスタの代わりに茄子を使う。
トマトソースとチーズと茄子が口の中でとろける時、自然と笑みがこぼれる。
一度食べたら、病み付きとなるだろう。（笑）
作り方は至って、簡単。
茄子を縦に薄く切る。 それを油で素揚げしておく。
牛のひき肉とトマトでミートソースを作る。
面倒なら、トマトソースの壜詰めや缶詰でもOKだ。
耐熱皿にバターを薄く塗り、茄子を敷き詰め、トマトソースを掛けて、又茄子を敷き詰め・・・と、三層くらいが食べやすい。
最後に、生クリームとチーズを載せて、オーブンで焼いたら出来上がり。
あらかじめ、火が通っているから、軽く焦げ目が付けば充分だ。
トロトロの茄子と酸味の利いたトマトと、まったりとしたチーズと、三者のハーモニーは絶品だ。
ガーリックトーストかフランスパン。 簡単な葉もののサラダ。 濃いコーヒーがよくマッチする。
但し、カロリーが凄く高そうなので、年に数回しか作らない。（笑）
昔読んだ、ギリシャを舞台にした小説の中にも、この【ムサカ】が出てきた。
体調の良い元気な時に、作ろうか・・・。
今は、ちょっと、パスかな・・・。（苦笑）
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
☆まひるさん！
「なすび農家」と言う響き。 新鮮でした。
新鮮な茄子は、生でも美味しいですね！
胡瓜もみのような感じで、生姜醤油で食べます。
灰汁もそんなに気になりません。
新鮮でないと出来ませんけれどね～。
☆t.p.さん！
計量スプーンを使わない私の料理ですが、参考になるでしょうか～？（笑）
コメント
私も実は、ムサカ 得意料理の一つです。
ちょっとうれしくて・・・すいません！
すいません！・・・だなんて。
お越しいただいて光栄ですよ！
得意料理のおひとつだなんて、嬉しいですね。
美味しいですよね～。 茄子が口の中でとろける～～～♪ たまりません！（笑）
遅ればせながら、驚異のカウンター数。 おめでとうございます。 凄いですね～♪
が、名前を知りませんでした。
ムサカっていうんですね。
とても美味しかったので、アミさんのレシピで、早速作ってみようと思いま～す。
ですので、アミ先生の感覚を盗むつもりで（？）、がんばります！
そうです！ 【ムサカ】と言う、ギリシャ料理なんですよ。
美味しいですよね～♪
それと、料理はやはり、基本が大事です。
３：２：１とか、分量の塩梅が重要なんです。
お持ちのティースプーンでも比率は図れますよね～。
頑張って、美味しいのを作ってくださいね！