散歩をかねての「ランチ」～♪
2009年4月19日 エッセイ コメント (2)
車での遠出や、近くのスーパーでの買出しや、結構親子４人でガチャガチャ・ワチャワチャやっている。
が、最近は、車でなく、近所の「散歩」が加わった。
先週の休日も、近所の公園に「しだれ桜」を見に行った。
ソメイヨシノは終わっても、「しだれ桜」は未だ綺麗でかなりの人で賑わっていた。
しっかり朝食を取った親たちと違い、休日は貪るように睡眠をとる息子は、早めの昼食がしたいと喚きだす。
「まぁ～、お散歩だと言うから、お財布を持ってきてません。 私、1.000円しかポッケに入ってません」
と、お嫁ちゃん。
「俺が1.000円持ってる！」
と、主人もポケットからごそごそと。
言いだしっぺの息子は、両手を広げ、何も無いとジェスチャーで意思表示。
そして、何処へ行くにも、お財布、携帯、健康保険証を手放したことの無い私に、皆の目が注がれる。
「分かった！分かった！ どこか、安い（此処を強調）処、探しなさい！」
と、私は諦め顔だ。
結局、いつもこうなる図式は、散歩の段階で見えていた。（苦笑）
15分くらい、住宅地を歩かされて、息子が連れて行ったのは、線路脇の小奇麗な中華やさん。
メニューを見て驚いた。
親子4人がたらふく食べても、1人1.000円でお釣りが来る値段だ。
出された味もまぁ～、まぁ～で、結構雰囲気も良いし、息子はよく、こんな店を知っていたものだと感心した。
先週に味を占めたのか、今週も、皆で「散歩」に行こうと主人が言いだした。
「何処か、いいところ見つけて来いや・・・」
任された息子が調べてきたところは、
「隣町まで歩けるかな～。 疲れたら、バスも走ってるから、帰りはバスに乗ればいいよ！ イタリアンの店なんだけど、階下が花屋なんだ。 パパが喜ぶだろう～？」
（私の足の弱いのを気遣って、バス路線から離れたところはパスする息子）
「駄目だよ！ そんなお高い店は趣旨（？）に反するよ！」と、私。
「大丈夫だよ！ 1人、1.000円以内で終わるから・・・」
今日の天候は上々らしい。
休日のこととて、家人は未だ誰も起きては来ない。
1人、モーニング・コーヒーを飲みながら、半袖かな～、ジャケットは居るだろうか・・・と、些細な幸せ（？）に酔っている。（笑）
私の足、何時まで元気で居てくれるやら・・・。
コメント
散歩をかねてのランチ、良いですね！
杉並、世田谷と武蔵野市（中央線、井の頭線、小田急線、丸の内線、沿線）は、その昔、縄張り（！）だったので、その風景がまだ心に残っていて、アミさんご一家が散歩していらっしゃる姿が、心に浮かびます。
ほのぼのとしていて、ちょっとしゃれていて、素敵です！
今日も大当たり！ ステキな散歩＆ランチでした～♪（笑）
昔、農家でもしていたのでしょうか。 林とまで行かないけれど、木々の生い茂ったガーデンフロアーが心地よかったです。
イタリアンと言っても、さっぱり目。 地元で取れた野菜が美味しかったです。
ワンプレートで、たっぷりの紅茶が付いて、1.000円ポッキリ！
雰囲気を考えれば、お釣りがきそうなくらい、お得でした。（笑）
私は、生まれも育ちも浅草の生粋の江戸っ子です。 でも、武蔵野に嫁に来て、こちらの自然豊かな洒落た雰囲気も棄てがたいと・・・。
まぁ～、【住めば都】とはよく言ったものですね～。
こんな何気ない日常がたまらなく愛しいです！