我が家の車のメンテナンスを、一手に引き受けてくれた人が居る。
そもそもは、違う営業所から購入した車なのに、車種も取り扱っていない営業所のセールスマンなのに、何故か、7~8年前から面倒を見てくれている。

【車検】の度ごとに、彼の行動はどの営業所よりも、一歩も数歩も早いのだ。
何しろ、フットワークが軽くて、自転車で、自分の持ち回り地域をくまなく廻るのだ。
たとえ、それが他の営業所から購入した車であろうとも・・・。

持ち回り区域のガレージと言うガレージの車の【車検月】は全て頭に入っているのだろう。

「メンテナンスだけでも、させてください。 我が営業所の整備工場は完璧です!」

が売り言葉。 決して、新車の購入の売りつけはしないのだが、そこは長年面倒を見てもらうと、人情が湧くと言うか・・・。
気がついたら、この7~8年に、その営業所から2台も購入していた。
決して、押し付けがましいことはしないのに、常に、営業所でも売り上げは三本の指に入って居たそうな・・・。

少し、髪が薄くなったかな・・・と、見ているうちに、主任になり、課長になり、とうとう、副店長にまでなってしまい、余り、こまめには回れなくなってしまった。
そして、ある日、若い新人さんを伴い、今後、彼が我が家の担当になる旨、挨拶をしていった。

その若い新人さん。 中々、名前と顔が一致しなかったのだけれど、どうしてどうして、師匠譲りのフットワークは健在で、連絡を絶やさない。
先日、師匠は隣の区の営業所の店長として転勤していった。
2~3年経ったら、又、杉並に戻って着たいと、豊富を述べていた。

師匠にしても、若い彼にしても、セールスと言うのは、モノを売るだけでないことを証明してくれている。
人柄が一番のトップセールスへの路なのかもしれない。

今日は、エコカーの「プ☆☆ス」のお披露目があるという。
まだ、車のローンも残っていることだし、買うつもりは毛頭無いのだが、若い彼の顔を立てて、営業所まで、お披露目を見に行くことになっている。

車の販売力が落ちると、日本経済そのものまで、落ち込むから、何とか、持ち直して欲しいものだと思っている。

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