東京のお盆は7月だ。
毎年、この時期になると、菩提寺から【施餓鬼法要】の知らせが来る。
父が亡くなって3年。
実家は無くなってしまったけれど、お墓だけは妹が「祭祀継承者」として認められ、存続している。
そのお寺からは・・・。
なんだかんだと言っては、供養料を要求(?)してくる。
娘としては、父母のため、最低でも払わねば・・・と思っているが、たびたびのことだと、ちょっと出費が痛い。
そもそも、「施餓鬼とは何ぞや・・・」と言うと、
仏教における法会の名称で、死後に、特に餓鬼道に堕ちた衆生のために、食べ物を布施し、その霊を供養する儀礼を指すそうだ。
昔、仏陀の弟子の一人が、自分の母親が死後の世界で苦しんでいるのを見て、何とか救いたいと、供養したのが始まりだそうな。
先祖代々のお墓を守っていくと言うことは、精神的のみならず、金銭的にも大変なことだと思い知る。
果たして、実家のお墓は、孫の代まで持ちこたえられるだろうか・・・。
否、我が家のお墓とて、たった一人の孫の「ひめ」には荷が重いことだろう。
昨年、思っても居なかった悲惨な事件に巻き込まれ、主人の母の実家は消滅した。
400年も続いた旧家は継承者も居ないこととて、無縁仏となってしまう。
親戚一同、【永代供養】をどうするか・・・、頭を悩めている。
日ごろ、檀家制度に懐疑的な息子でさえ、このことにはかなり積極的で、寺との交渉に余念が無い。
地方から上京して東京に居を構えた人も、、子供は東京で生まれ育ったから、いまさら故郷のお墓に・・・と言うわけにも行かず、新たに東京にお墓を求める人が多いと聞く。
東京近郊は霊園だらけだ。
そのお墓も、何代、存続するだろう。
私の周りを見ても、子供の居ない家族が増えている。
外国のように個人のお墓ではなく、日本は「家」としてのお墓だから、将来はどうなるのだろう。
人間だから、清く正しくばかりの生活を過ごしてきた訳ではない。
生前行った功徳の結果において、餓鬼道に堕ちることもあるだろう。
日ごろは無信心の私でも、「お盆」が近づいてくると、ちょっと、神妙になったりする。(笑)
それにしても、供養料は
「適宜ご志納願います」
とは・・・。
いったい、いかほどのことやら・・・。(ふ~・・・ため息)
毎年、この時期になると、菩提寺から【施餓鬼法要】の知らせが来る。
父が亡くなって3年。
実家は無くなってしまったけれど、お墓だけは妹が「祭祀継承者」として認められ、存続している。
そのお寺からは・・・。
なんだかんだと言っては、供養料を要求(?)してくる。
娘としては、父母のため、最低でも払わねば・・・と思っているが、たびたびのことだと、ちょっと出費が痛い。
そもそも、「施餓鬼とは何ぞや・・・」と言うと、
仏教における法会の名称で、死後に、特に餓鬼道に堕ちた衆生のために、食べ物を布施し、その霊を供養する儀礼を指すそうだ。
昔、仏陀の弟子の一人が、自分の母親が死後の世界で苦しんでいるのを見て、何とか救いたいと、供養したのが始まりだそうな。
先祖代々のお墓を守っていくと言うことは、精神的のみならず、金銭的にも大変なことだと思い知る。
果たして、実家のお墓は、孫の代まで持ちこたえられるだろうか・・・。
否、我が家のお墓とて、たった一人の孫の「ひめ」には荷が重いことだろう。
昨年、思っても居なかった悲惨な事件に巻き込まれ、主人の母の実家は消滅した。
400年も続いた旧家は継承者も居ないこととて、無縁仏となってしまう。
親戚一同、【永代供養】をどうするか・・・、頭を悩めている。
日ごろ、檀家制度に懐疑的な息子でさえ、このことにはかなり積極的で、寺との交渉に余念が無い。
地方から上京して東京に居を構えた人も、、子供は東京で生まれ育ったから、いまさら故郷のお墓に・・・と言うわけにも行かず、新たに東京にお墓を求める人が多いと聞く。
東京近郊は霊園だらけだ。
そのお墓も、何代、存続するだろう。
私の周りを見ても、子供の居ない家族が増えている。
外国のように個人のお墓ではなく、日本は「家」としてのお墓だから、将来はどうなるのだろう。
人間だから、清く正しくばかりの生活を過ごしてきた訳ではない。
生前行った功徳の結果において、餓鬼道に堕ちることもあるだろう。
日ごろは無信心の私でも、「お盆」が近づいてくると、ちょっと、神妙になったりする。(笑)
それにしても、供養料は
「適宜ご志納願います」
とは・・・。
いったい、いかほどのことやら・・・。(ふ~・・・ため息)
コメント
潔いお父上ですね~。
散骨とか、植樹とか、日本も、はやく形態が変わってきて欲しいです。