甥っ子の娘、「ひめ」に会いたいと、姉たち(大伯母)が我が家にやってきた。
お嫁ちゃんの実家から我が家まで、大人の足では10分かそこらの距離なのだが、ママと散歩がてらの「ひめ」の足だと、優に20分はかかってしまう。

待ちくたびれた頃、元気に

「おばあちゃん! 来たよ~♪」

と、「ひめ」が玄関に飛び込んできた。

「★★ちゃん、石の上で転んじゃったの。 え~ん、え~ん、泣いたんだよ!」

と、興奮気味に喋りだす。
なんと、その日に限って、黒いタイツを履いて、ワンピース姿の女の子スタイルだ。
髪には「ミニーちゃん」の髪飾りまでつけている。
ジーンズのズボンと違って、タイツでは膝小僧も痛かろう・・・。


下の姉とは初対面の所為か、初めのうちこそ、よそよそしかったが、時間と共に徐々に本領発揮。
いつもの「ひめ」に戻っていった。

NHKの子供の本の付録だとかで、あちらのお祖父ちゃんが、綺麗な小箱をたくさん折ってくれた。
大小取り混ぜて、7~8個はあるだろうか。
それぞれの箱の絵をジェスチャーを交えて説明してくれる。
その仕草が可愛いと、姉たちも興奮気味だ。

「NHKの3chなのね~。 今度、見てみるわ」と。


「ひめ」はと言うと、大きな箱の中に、順番に箱を入れていくのに夢中だ。

「あれ~! これは入らない。 こっちかな~? あっちかな~?」と。

「お片づけ~♪ お片づけ~♪」

と、節をつけて歌いながら、何べんも繰り返す。

小さな人差し指を立てながら、

「もう一回!」

と、初めから繰り返す。
飽きもせず、延々と20回は繰り返すだろうか・・・。
傍で、一緒に遊んでるだけで、どっと疲れが・・・。(笑)

夜、主人が帰宅して、「お出で~!」と手を出すと、ちょこちょこと主人の元に歩いていく。

「ずっしりと重くなったな~」

と、主人もにやけた顔で目じりは大幅に下がっている。
「ひめ」は、時折、あたりを見回し、

「オバチャンは~?」

と、何度も訊く。
帰宅した姉たちが聞いたら喜ぶことだろう・・・。
早速、電話で報告してあげねば。(笑)

私は、「ひめ」のフレーズを口ずさみながら、夕べの新聞や茶器類を片付けている。

「お片づけ~♪ お片づけ~♪」

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