なんとも生々しい夢を見て、起きてからもボーッとしている。
父の後妻さんの夢を見た。
本来なら、「義母」と呼ぶべき人なのかもしれないが、育ててもらったわけでもなく、不快な思いが多かった人だから、口が裂けても、「母」とは呼べない。
私にとっては、「母」は、実母と主人の母の二人だけ・・・。
実母が亡くなって、父は「やもめ」暮らしを7年頑張った。
娘や息子は、週末になると父を訪ねた。
今思えば、休日の度に留守番をしていた主人は、どんなに寂しかったことだろう。
それほどの犠牲(?)を払っていたにもかかわらず、父は急に再婚をすると言い出した。
孫や子供が帰ってしまうと、前よりも寂しさが増幅し、胸をかきむしられる思いであったそうだ。
この寂寥感は、娘や孫では消せないものだと・・・。
近所の町会長さんの持っていらしたお話の人は・・・、
【母と正反対の人】だった。
一人ポッチの父が再婚したいと言うなら、子供たちに反対出来るわけは無い。
只、相手が良い人であることを願うのみだった。
形式的に・・・と、相手の身上調査をしたところ・・・、
長らく、さる人の愛人であったとか、ブティックの経営を破産させ、家族に借金の尻拭いをさせたとか、マイナス要因がゴロゴロ分かってきた。
再婚することに反対はしないけれど、慎重にして欲しいと言う私に、父は、
「これから子育てをするならば、母さんのような堅実な人がいいだろう。
だが、俺の人生、後長くて5~6年だろう。
面白おかしく暮らしたいから、ホステスみたいなあいつに決めた」
と淡々と話し、身上調査票を私の目の前で破り捨てた。
長くて5~6年と言っていた父は、その後彼女と17年間も一緒に暮らし、一昨年、身罷った。
その父の49日も過ぎぬ間に彼女は家を出てしまった。
転居先は分からない。
葬儀が終わり、養子縁組をしてない我々とは、全くの赤の他人になった。
余りの素早い転身に目を白黒させている私だ。
そんな彼女の夢を見たのだ。
彼女が可愛がっていた姪っ子と一緒に。
何か、異変が・・・。
今年、82歳になる彼女のこと。
もしや・・・。
行きたくないな・・・。
*文中、不適切な言い回しがあったらお許しを!
父の後妻さんの夢を見た。
本来なら、「義母」と呼ぶべき人なのかもしれないが、育ててもらったわけでもなく、不快な思いが多かった人だから、口が裂けても、「母」とは呼べない。
私にとっては、「母」は、実母と主人の母の二人だけ・・・。
実母が亡くなって、父は「やもめ」暮らしを7年頑張った。
娘や息子は、週末になると父を訪ねた。
今思えば、休日の度に留守番をしていた主人は、どんなに寂しかったことだろう。
それほどの犠牲(?)を払っていたにもかかわらず、父は急に再婚をすると言い出した。
孫や子供が帰ってしまうと、前よりも寂しさが増幅し、胸をかきむしられる思いであったそうだ。
この寂寥感は、娘や孫では消せないものだと・・・。
近所の町会長さんの持っていらしたお話の人は・・・、
【母と正反対の人】だった。
一人ポッチの父が再婚したいと言うなら、子供たちに反対出来るわけは無い。
只、相手が良い人であることを願うのみだった。
形式的に・・・と、相手の身上調査をしたところ・・・、
長らく、さる人の愛人であったとか、ブティックの経営を破産させ、家族に借金の尻拭いをさせたとか、マイナス要因がゴロゴロ分かってきた。
再婚することに反対はしないけれど、慎重にして欲しいと言う私に、父は、
「これから子育てをするならば、母さんのような堅実な人がいいだろう。
だが、俺の人生、後長くて5~6年だろう。
面白おかしく暮らしたいから、ホステスみたいなあいつに決めた」
と淡々と話し、身上調査票を私の目の前で破り捨てた。
長くて5~6年と言っていた父は、その後彼女と17年間も一緒に暮らし、一昨年、身罷った。
その父の49日も過ぎぬ間に彼女は家を出てしまった。
転居先は分からない。
葬儀が終わり、養子縁組をしてない我々とは、全くの赤の他人になった。
余りの素早い転身に目を白黒させている私だ。
そんな彼女の夢を見たのだ。
彼女が可愛がっていた姪っ子と一緒に。
何か、異変が・・・。
今年、82歳になる彼女のこと。
もしや・・・。
行きたくないな・・・。
*文中、不適切な言い回しがあったらお許しを!
コメント
なんか、人生って人間の意志とは関係なく押し流される事ってありますよね。
流れに身をまかせるっていうのがいいのか、わるいのか・・
父の後妻さんとの接し方。
我々姉妹は随分悩みました。
今考えると、余りにも下出と言うか、遠慮しいしいの付き合い方だったと
反省しています。
17年も経つのに、心を一回も開かなかった・・・。
特に、晩年の父への接し方は娘としては許せないものがありました。
「尊敬できる親父の唯一の汚点」とまで主人に言われて哀しかったです。
あの聡明な父が、こと後妻さんには言いなりになってしまって・・・。
それ程、一人が辛かったのですね~。
母が若くに亡くなり過ぎました。
父も可哀想・・・。