あっという間の90分!
2010年4月24日 エッセイ コメント (10)
久しぶりに楽しくて、面白い授業を受けた。
講座の名前は、【美味しいとは何か?】。
食べ物を食べる時の「五感の役割」について学びましょう・・・と言う
キャッチフレーズに惹かれて受講してみた。
講師は農学博士で、学習院女子大学教授の品川明氏。
失礼ながら、風貌も物腰も、およそ教授のイメージとはかけ離れた方だ。
が、人を引き付ける魅力に溢れた先生だ。
勉強とは、与えられるモノではなく、自分で自発的に考えることによって知っていくものだと
仰る。
一回の休憩も無く、90分が短く感じられるような授業は久しぶりのことだった。
味の基本は5つの五感からなっている。
①甘味
②塩味
③酸味
④苦味
⑤旨味
この旨味を、日本人が発見したと言うことが、何か誇らしい。(笑)
・池田菊苗先生と昆布
・小玉新太郎先生と鰹節
・国中明先生と椎茸
今では、世界中で、この旨味は【UMAMI】として通用されていると言う。
この他にも、中国の魚醤、イタリアのガルム、石川のイシル、秋田のショッツルなど、
人類と魚醤と穀醤の旨味との出会いは食生活を豊かにしてくれたことだろう。
品川先生は、子供たちにも教える機会があるらしい。
こんな素敵な先生に、私も子供の頃に逢いたかったと思った。
与えられるだけの授業から、積極的に、自発的に参加する授業。
先生は、生徒のどんな答えにも、愛情たっぷりの褒め言葉で接してくださる。
人間、褒められて悪い気がする人は少ないだろう。
内容の濃い授業が、いっぺんで自分のものとして消化できる喜び。
久々に、充実感溢れる授業で、雨の日に出かけた甲斐があったと思った。
講座の名前は、【美味しいとは何か?】。
食べ物を食べる時の「五感の役割」について学びましょう・・・と言う
キャッチフレーズに惹かれて受講してみた。
講師は農学博士で、学習院女子大学教授の品川明氏。
失礼ながら、風貌も物腰も、およそ教授のイメージとはかけ離れた方だ。
が、人を引き付ける魅力に溢れた先生だ。
勉強とは、与えられるモノではなく、自分で自発的に考えることによって知っていくものだと
仰る。
一回の休憩も無く、90分が短く感じられるような授業は久しぶりのことだった。
味の基本は5つの五感からなっている。
①甘味
②塩味
③酸味
④苦味
⑤旨味
この旨味を、日本人が発見したと言うことが、何か誇らしい。(笑)
・池田菊苗先生と昆布
・小玉新太郎先生と鰹節
・国中明先生と椎茸
今では、世界中で、この旨味は【UMAMI】として通用されていると言う。
この他にも、中国の魚醤、イタリアのガルム、石川のイシル、秋田のショッツルなど、
人類と魚醤と穀醤の旨味との出会いは食生活を豊かにしてくれたことだろう。
品川先生は、子供たちにも教える機会があるらしい。
こんな素敵な先生に、私も子供の頃に逢いたかったと思った。
与えられるだけの授業から、積極的に、自発的に参加する授業。
先生は、生徒のどんな答えにも、愛情たっぷりの褒め言葉で接してくださる。
人間、褒められて悪い気がする人は少ないだろう。
内容の濃い授業が、いっぺんで自分のものとして消化できる喜び。
久々に、充実感溢れる授業で、雨の日に出かけた甲斐があったと思った。
コメント
もっとも、TUNAMIは哀しい(?)言葉ですが、それでも、世界中の人が知ったと言うことは良かったと思います。
シドニーの魚介類はいかがでしたか~?
国によっては、結構大雑把な所もあるようですし。
イタリアのシェフは、日本の旨味を理解してるようですが・・・、
かの料理大国(?)のシェフは、理解しないそうです。
ちょっと、悪口になりますが、最近、私はフランス料理よりイタリアンのほうが
好きですね~。
この話を聞く前からの感想でしたが。(笑)
本当に、日本人の食文化は繊細で誇れるものです。
喩え、卵掛けご飯、一つとっても、こだわりがあって素敵です!(笑)
おはようございます^^
↑ 余談話
以前、【あしたのもと】の見学会で興味深くお伺いしました。
池田先生のこの発見がなかったら、あの製品は生まれなかったのでしょうね。
有名な話なんですね!
それにしても、【湯豆腐】の何と奥の深いことか・・・。
昨今の寒さから、季節外れだけれど、食べたくなりました。(笑)
主人は湯豆腐が大好きだったので昆布を欠かしたことはありませんでした。
私はあまり味や食材には拘りはないのですが、
あの鰹節と昆布で取ったお汁を味わう時には、あ~この国に生まれて♪
と思いますもの。
味覚はそれぞれのお国柄ですね。
あの○○素は今や中華料理には欠かせないものになっているとか。
中国人の友だちは魔法の粉みたいに思っていて、
彼女のお母さんは歯痛の時にはそれを詰めてる、
と聞いた時には大笑いしました。
すごい信頼度!(笑)
中華料理の話は私も訊きました。
何でも、「幻の炒飯」があって、秘伝の味を追求してたのですが、
どうしても、その味が出せない。
意を決して、料理人に秘伝の技を聞いたところ、何と、例の素をたっぷり
掛けてくれたとか。(笑)
美味しいんですって。
笑っちゃいます!
充実した90分、良いですね~。
日本には、こんな素敵な講座があるんですね。さすがだわ。
そして、日本の食文化、本当に誇るべきものだと思います。
あと、ちょうど3週間。わくわくしちゃってま~す!
Mimiさんがお出でになる頃は、天候も安定して、それこそ【五月晴れ】の良い時期になると思いますよ。
楽しみですね!
目白の大学の、【生涯学習】の講座を知ってから、もう6~7年経ちます。
「江戸の民俗学」「朗読」「聴き上手になるには・・・」「ハングル」など、数え切れないほどの講座を受講しました。
朗読とハングルの先生とは、まだ、ご縁が続いてます。(笑)
「紅茶の美味しい淹れ方」も受講したいのですが、訳あり(?)の素敵な小母様族に占められていて、後からの参入(?)は無理そうなので諦めました。(笑)
幾つになっても、勉強するのはワクワクしますね~♪