親子ほども年齢差のある彼女とは、10数年前の「声優養成所｣の同期生だ。
優等生の彼女と、劣等性に近かった私が、こうして長く付き合うことになろうとは・・・。
【縁】を感じてしまう。
ご主人の転勤先の静岡から、東京に戻ってきたのに、未だ、逢わずにいた。
「おばあさんが、何をそんなに忙しいの・・・」
と、不思議がられるが、暢気者の私でも結構、日程は詰まっている。(笑）
おまけに、家族の世話(？)もあるから、傍で思うほど暇人(？)では無いのだ。
久しぶりの彼女の手紙は嬉しかったけれど、ペンを持つのが億劫になってきた私。
即、長文のメールで失礼させてもらった。
「何から喋ろうかな～。」
に始まって、友人の急死、膝の悪化、孫の話・・・など、一気に書いた。
折り返し、彼女から、
「今年、自分が読んだ中で、No.1だと思う本を紹介します」
と、重松清氏の【きみ去りしのち】を教えてくれた。
1歳の幼子を亡くした父親が、幼子の面影を求めて各地を巡礼すると言う話だそうな。
感動ものだそうで、書店で見つけようとメモした。
体調が悪いのに、私に会うために無理をして上京してきた友人の話に、彼女は、
「きっと、そのお友だちはアミさんの【満開の笑顔】が好きだったんだよ。最後に見ておきたかったんじゃないのかな～」
と、言ってくれた。
どんな時も、いつも、笑顔だけは絶やさずに・・・がモットーだった私なのに、最近は曇り日のように、どんよりとしている日が多かったようだ。
昨日は、愛らしい孫とも至福の時を過ごしたし、膝も順調に回復してきてるようだし、元気出さなくては、高いところから見てる彼女に笑われそう・・・。
気合を入れなくては！ マッシャッ！！
今日は、対面朗読の日。 頑張って読んできます！！
コメント
苦労は買ってでもするんだ！といった自分なのに。
ウイキは読んでるんだけどなあ＾＾；
なんか素敵！
朗読もそれは素敵なんでしょうね！
年と共に、私も読書が億劫になってきました。
点字図書館での｢対面朗読」もなんか、惰性（？）で続けてる・・・って感じです。
反省点多いです。(笑）
声優の世界って、厳しいんですよ～。
TVで活躍してる人は、ほんの一握り。
皆さん、食べていけず、アルバイトなどして頑張ってるんです。
私も、ひょんなことから、｢対面朗読」を始めて12年目に入りました。
昨日も、マイクの前で(録音するので)2時間、頑張りましたよ。(笑）
当初の夢とはちょっと違うけれど、声を出して読む・・・と言うことに満足しています。