いったい、何処のどなたが遊ぶのやら・・・。
2010年6月6日 エッセイ コメント (2)
金沢には古くから、町人の遊び場所として、三つの茶屋街がある。
西と東、そして主計(かずえと読むらしい)だ。
特に、東茶屋街は保存地域にも指定されていて、しっとりとした街並みは趣がある。
石畳に柳もよく映える。
そんな保存地域の一角に、観光客に部屋の内部を見せてくれるところがある。
趣向を凝らした天井、弁柄の壁、洒落た床の間など、贅を凝らした造りだ。
ふた間続きの部屋で、お客は床の間を背にして座り、次の間を舞台とみなすそうだ。
宴席につき物の料理類は、外の仕出屋から取り寄せるそうで、御茶屋ではお酒の支度を整えるだけらしい。
つまり、お茶屋とは遊ぶ為に部屋を貸す商売らしい。
一見さん、お断りだそうで、遊ぶには、どれほどお金が居ることか・・・。
今現在でも、幾軒かは現役で商いを営んでいるそうだ。
いったい、何処のどなたが遊ぶのやら・・・。
「貴方も遊びたい~?」
「そんなお金もないし、それに、どう遊んでいいのかも分からないし、イヤだね~」
そんな夫婦の会話を聞いていた運転手さんが、
「一種のステータスなんでしょうね~。 接待などに使われますよ・・・」
と、教えてくれた。
初めは紹介者と一緒に。
二回目は、「裏を返す」と言われているらしい。
三回目から、やっと、お客として認められるのだとか。
使用料は後日払い。
信用の取引なのだそうだ。
紹介者の顔をつぶすことなく、繋がっていくそうで、一般の人が誰でも気軽に遊べるところでは無いようだ。
昔も今も、庶民には程遠い処のようだ。(笑)
西と東、そして主計(かずえと読むらしい)だ。
特に、東茶屋街は保存地域にも指定されていて、しっとりとした街並みは趣がある。
石畳に柳もよく映える。
そんな保存地域の一角に、観光客に部屋の内部を見せてくれるところがある。
趣向を凝らした天井、弁柄の壁、洒落た床の間など、贅を凝らした造りだ。
ふた間続きの部屋で、お客は床の間を背にして座り、次の間を舞台とみなすそうだ。
宴席につき物の料理類は、外の仕出屋から取り寄せるそうで、御茶屋ではお酒の支度を整えるだけらしい。
つまり、お茶屋とは遊ぶ為に部屋を貸す商売らしい。
一見さん、お断りだそうで、遊ぶには、どれほどお金が居ることか・・・。
今現在でも、幾軒かは現役で商いを営んでいるそうだ。
いったい、何処のどなたが遊ぶのやら・・・。
「貴方も遊びたい~?」
「そんなお金もないし、それに、どう遊んでいいのかも分からないし、イヤだね~」
そんな夫婦の会話を聞いていた運転手さんが、
「一種のステータスなんでしょうね~。 接待などに使われますよ・・・」
と、教えてくれた。
初めは紹介者と一緒に。
二回目は、「裏を返す」と言われているらしい。
三回目から、やっと、お客として認められるのだとか。
使用料は後日払い。
信用の取引なのだそうだ。
紹介者の顔をつぶすことなく、繋がっていくそうで、一般の人が誰でも気軽に遊べるところでは無いようだ。
昔も今も、庶民には程遠い処のようだ。(笑)
コメント
本当に、我々庶民には一生に、あるかないかの事ですよね~。
機会があったら、連れて行ってもらえば良かったですよ。(笑)
世の中、長いこと生きてきても、知らない世界が多いようです。(笑)