声が小さかった・・・。
2010年12月11日 エッセイ コメント (2)
買い物の帰り道、近くの小学校の子供たちの下校時と重なった。
三々五々、道草しながら下校してるサマは、いつの時代も変わらず、微笑ましく見ていた。
と、前を歩いていた4~5人の塊が歩みを止めた。
何と、大柄な女の子が小柄な男の子をキックし始めたのだ。
意見(?)が何か食い違ったようだ。
小学生の頃は、女児の方が成長が早い所為か、骨格も立派で大きな子供が居るものだ。
小柄な男児の「やめてよ!」と言う声が聞き取れた。
「何するの! 止めなさいよ!」
と、私は注意をした。
が、声が小さかった。
不思議なことに、普段は、良く通る声だと言われているのに・・・。
喉の奥に、絡まったように出てくる小さな声では、子供たちの耳には届かない。
情けなかった。
そのうち、
「何かの幼虫が居るぜ・・・」
と言う一人の子供の声に、皆、ばらばらと走っていった。
いじめられた子も、嬉しそうに皆と一緒に走っていった。
子供の世界って・・・。
どうなっているのだろう。
来春からは、我が家の「ひめ」も幼稚園。
集団の生活を経験する。
「ひめ」がいじめられたら・・・と考えると、胸が痛む。
今の世、親や学校の先生だけでは、子供の教育は無理なような気がする。
昔のように、近所(地域)の皆の目が、慈しむ目が、必要なのではないだろうか。
いじめられッ子ののび太には常に、ドラえもんが傍に居た。
地域の皆が、ドラえもんになればいいのだけれど・・・。
三々五々、道草しながら下校してるサマは、いつの時代も変わらず、微笑ましく見ていた。
と、前を歩いていた4~5人の塊が歩みを止めた。
何と、大柄な女の子が小柄な男の子をキックし始めたのだ。
意見(?)が何か食い違ったようだ。
小学生の頃は、女児の方が成長が早い所為か、骨格も立派で大きな子供が居るものだ。
小柄な男児の「やめてよ!」と言う声が聞き取れた。
「何するの! 止めなさいよ!」
と、私は注意をした。
が、声が小さかった。
不思議なことに、普段は、良く通る声だと言われているのに・・・。
喉の奥に、絡まったように出てくる小さな声では、子供たちの耳には届かない。
情けなかった。
そのうち、
「何かの幼虫が居るぜ・・・」
と言う一人の子供の声に、皆、ばらばらと走っていった。
いじめられた子も、嬉しそうに皆と一緒に走っていった。
子供の世界って・・・。
どうなっているのだろう。
来春からは、我が家の「ひめ」も幼稚園。
集団の生活を経験する。
「ひめ」がいじめられたら・・・と考えると、胸が痛む。
今の世、親や学校の先生だけでは、子供の教育は無理なような気がする。
昔のように、近所(地域)の皆の目が、慈しむ目が、必要なのではないだろうか。
いじめられッ子ののび太には常に、ドラえもんが傍に居た。
地域の皆が、ドラえもんになればいいのだけれど・・・。
コメント
今のお母さんは「ケンカをしてはいけませんよ。」と送り出しますが、ケンカの仕方を習いに集団生活をするのですしね。その幼虫を見て、みんなで「すごいねー!」ってまた笑える力ってうれしいですね。
確かに、昔は、「喧嘩」も、代々、地域の上の連中から教わって・・・。
「タケシ」の世界です!(笑)
だから、何処まででストップするか、ちゃんと知っていたんですね~。
でも、今の子は喧嘩慣れ(?)してないので、大変なことになってしまう。
地域のガキ大将も必要だったのだ思いました。
「幼虫」の声に、皆が、一団となって駆け出して行ったときは、救われました♪