パパとママはお仕事！
2011年1月4日 エッセイ コメント (3)
息子が仕事に忙しいから、お嫁ちゃんは一人でチビ二人と格闘の連続らしい。
偶には、夫婦二人で羽根を伸ばしたいらしく、そんな時は、仕事と表して二人きりの時間を持つ。
老夫婦に、怪獣（？）二人の面倒はとても無理なので、あちらが「ボク」を、我が家が「ひめ」をと、双方の実家が分担して面倒を見る事に定着した。（笑）
「ひめ」は、
「どうして～？」 「なんで～？」 「ワタシがやるわ・・・！」
と、おませぶりを発揮して煩わせるが、全体に大人しく手のかからない子供のようだ。
最近は、既成の玩具よりも、大人の日常使う道具の方に興味津々で、昨日は、婆の文房具に目は釘漬けの様子。
一つ一つ、手にしては使い方を訊いてくる。
特に、ホチキス、セロテープ、ケシゴムには目を輝かした。
100円コーナーで買い求めた長方形の籠に、無造作に入れてある文房具の数々。
「ひめ」の目には、どんな玩具よりも価値のある、宝物のように写ったのだろう。
「ホチキスは、針の下には絶対に指をいれてはいけないのよ！」
「サインペンは、キャップを閉め忘れると、色がお空に飛んでいってしまって書けなくなるから、絶対に閉めようね！」
「ケシゴムは鉛筆しか消せないのよ！」
「サインペンは、指についたら、石鹸でこすらないと消えないから注意してね！」
「糊はべたべたしてるから、使ったら直ぐに蓋をかぶせようね！」
「鋏とカッターは、まだ危ないから使わないでね！」
とても、３歳児と喋っているとは思えない数々の言葉。（笑）
それでも、全部とは行かないけれど、かなり理解できた様子だ。
ホチキスの持ち方もだんだんサマになってくるし、針の裏面にセロテープを貼る事も覚えた。
「ワタシもお祖母ちゃんのような箱が欲しいなぁ～♪」
と、私の文房具を羨ましそうに見てる「ひめ」。
婆のDNAは確実に孫娘に伝えられたに違いない。（笑）
夜、帰宅した息子が、
「銀座の伊☆屋（大きな文房具店）になんか連れて行ったら、帰れなくなるよ！」
と、大笑い。
大丈夫！ まだまだ、100円コーナーで、調達できるものばかりだから・・・。
それにしても、
「パパとママがお仕事の時は、寂しくても我慢しなくちゃいけないのよ！」
と、必死に涙をこらえていた「ひめ」は何処に・・・？
子供の成長の早さに、ただただ、びっくりしている。（笑）
コメント
あ！（知らなかった）余談ですけどこないだ文房具やさんで「消せるサインペン」
なるものが売ってました。ペンのお尻についたゴムみたいなので強めにこすると
消える不思議なものでした。
我が家は「シール」と「クレヨン」対策が欲しいです＾＾
お子さんに【陣地】を作ってあげては如何でしょうか。
息子たちも、小さかった頃は「シール」が大好き！
あの糊は強烈で、はがすのに往生しました。（笑）
そこで、ベビー箪笥の側面を息子に与えましたら、そこ以外は貼らなくなりました。
その代わり、そこはどう貼ろうがお構いなし。
そのうち、自分の陣地（領土）は、綺麗にしておこう・・・と思ったらしく、
統率の取れた（？）貼り方に変わりましたよ。
今では、笑い話ですが・・・。
クレヨンは、カレンダー。 裏は立派な画用紙代わりの白い紙。
暮に沢山貰ってきて、捨てるのは勿体無いし・・・。
一石二鳥でした。（笑）