顔なじみの近所のクリーニング屋さんの小母さんが声をかけてきた。
照れも手伝ってか、私が発した言葉は・・・
「違う違う！ 仲なんて良くないよ。 今も、喧嘩の真っ最中だもの・・・」
実は、田舎の事件の被害者のお墓のことで、国からお金が下りた。
殺害された従姉弟は直系の親族が居ないので、遺産は全て国庫金となったが、さすがに
「仏事関係」だけはそれなりに認められ、主人が代表で管理している。
通帳の名前こそ主人の名義だけれど、例の如く、事実上の管理は私がしてる。
今は、個人情報が厳しく言われてるご時世だから、本人が顔を出さないと手続きは出来ない。
墓地の石代の残金の振込みに近所の郵便局へ主人と一緒に出向いた。
小さな町の郵便局は、かなり混んでいた。
やっと、我々の順番になった時、主人の身分を証明するものが何も無かった。
車の免許書か健康保険証を見せれば済む話なのに、何と、主人は別のジャンバーを着てきたらしく、ポケットには入ってなかった。
今は、65年も生まれ育った町でも、「顔パス」は通用せず、又自宅に戻ると言う、二度手間をしてしまった。
「お前が気がつくべきだ・・・」
と、主人は自分の非を認めない。
会社では、かなり、大きな仕事もこなしてる主人なのに、全く、金融関係の知識は皆無で呆れるばかりだ。
私は、自宅へ戻る道すがら、プンプンと主人に当り散らしてた。（苦笑）
そんな光景をクリーニング屋の小母さんに見られたのだ。
格好悪いこと、この上も無い。（笑）
そうそう、
（有） → ユ） が正しい振り仮名だそうで、
（有） → （ユ） と、振り仮名をして訂正印を求められた。
職務に忠実な郵便局の職員だったけれど、何故か、腹が立った。
やはり、私は人間が小さく出来ているようだ・・・。（苦笑）
コメント
で、すでに20歳を超えている娘の通帳は本人が手続きがいるので本人が保険証を持っていく必要が。主人なんて、「そんなんやったら他の銀行にせいっ！」その後、本人確認の書類の不備うんぬんで一か月もかかり、本当にげんなりです。
きっと、きまりが悪かったのでしょう？
それだけ頼りにされて、、、羨ましいやら、面倒だろうな、、
って(^O^)今時の個人情報の過保護振りにはびっくりです。
郵便局も某総理の意向で民営化したし国民もそれに乗せられて自民党を大勝させた
のだから多少不便になっても「民間」だから仕方ないですね。
僕は反対だったので自民党には入れてませんけどね＾＾；
個人情報って、私たち国民を守るはずなのに・・・。
返って不便な時、ありますね～。
郵便局も、本局は扱いが凄いです。 スピーディですよ。
でも、つい、寒いし、遠いし、近所で済まそうと思ったのが間違いでした。
昔は、ペットの名前でも口座が作れたのに・・・。（笑）
今は、孫の口座を開くにも大騒ぎです。（笑）
主人は、年の離れた姉が三人。 遅くに生まれた、たった一人の男の子です。
「プリンス」の如く、家族中から可愛がられました。（笑）
その延長で、女房にも頼ること頼ること・・・。
もう、慣れましたが、偶には「俺について来い！ お前は俺が守る」的なことも
言って欲しい！
憧れます！（笑）
あの時は、「民営化」と言う言葉の深い意味も知らず・・・。
「民営化」も良いですが、郵便事業だけは失敗だったと思います。
離島であれ、山岳地であれ、定額料金で郵便物を配達するには、やはり、国営でなければ維持できないでしょうね～。
それでも、その反動で、敵方（？）が圧勝しましたが、どうも、素人集団の集まりのようで、心配です。
何処に入れても、「帯に短し襷に長し」で、難しいですね～。（苦笑）