他人だった主人との生活も、長くなると、空気のようなものだ。
毎日、居るのが当たり前で、居ないことなど考えもつかない。

主人が仕事から完全に離れて一ヶ月余り。
恐れていたことがちょっと始まったように思えてならない。
【無気力感】だ。
何かを喪失したように、覇気が全く感じられない。

それでも、好きな庭仕事や散歩は普段どおりだから、まだ、それ程心配は無いのかもしれないが・・・。
仕事人間の、生き生きとした主人が好きで、誇りでもあった。
優しい好々爺の主人も、捨てがたいけれど、やはり、少しは戦闘的でないと・・・。(苦笑)

主人と居室を別室にしてから、20年以上経つ。
男女としての絆より、文字通り、我々夫婦はお互いに家庭を支える戦友として絆を深めてきた。
両親亡き後、この世界中で、一番信頼を持てるのは主人だ。

毎朝、起こしに行く時、恐る恐る声を掛けるのが癖になった。
この所、体調も万全とは言いがたい主人だ。

「あぁ~、今、起きるよ!」

と言う、元気な声を聞くと、ほっとする。

それ程心配なら、隣に寝ればいいのに・・・なんては、露(?)ほども思わない。(笑)
この、一人寝の伸び伸びとした開放感を手放す気にはなれない。

それでも、主人のことは常に心配で、気にかかる。
この矛盾は・・・?

お惚気だなんて、取らないで欲しい!(笑)
老人の戯言だ。

コメント

nophoto
Abi
2011年3月28日8:42

お住まいに余裕があるから羨ましい。
我が家は同じ部屋です、ベッドは別ですが、
いびきも、何やらも聞こえます。
ウチも退職後暫くはしたかった事するぞと、
張り切っておりましたが、その後しぼんだ風船に、
そして存在感を感じたいのかやたら手伝う事無いか?と
私の領分を、、、、。今はプールに週3回、図書館通い、
市民農園でお借りしてる畑と、、、万歳!です。
ご主人も新しいリズムを作られるまでちょっとかかるかも。

マサムネ
2011年3月28日8:44

僕も必死になろうとアルバイトから成り上がった職員をやめて数年は喪失感に襲われていたんだと思います。ただ、子供のことや祖父母や妹の介護、サポートで時間に追われて気づかなかったです。やりたいこと、楽しめることが見つかるまで仕事をしていたときとは別人に見えるかもしれませんが優しく(いまでも優しいです)見守ってあげてください。

アミ
2011年3月28日13:53

Abiさん!

男の人は、会社が全て(?)でしたから、無理も無いのですが・・・。
Abiさんのところ見たく、主人も何か、見つけるといいのですが。

万一のことを考えなければ、別室は最高です♪(笑)
でも、最悪の時は・・・。
もっとも、隣に寝ていても分らないこともあるそうですし・・・。
神様の思し召しに従うほか、ありませんね。

アミ
2011年3月28日13:59

マサムネさん!

主人が、大声で怒鳴れるのは女房の私だけなんですよ。
お嫁ちゃんは勿論のこと、息子にさえ怒鳴れない。
そこらへんは分っているようで、怒鳴ったあと、ニンマリしてます。

>優しく(いまでも優しいです)見守ってあげてください。

はい! 優しい方だと自認してます。(笑)
主人の味方は女房だけでしょうし・・・。
マサムネさんのように、何か見つかるといいのですが。

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