今は、4月に放送した北海道編の再放送を楽しみに見ている。
視聴者からのお便りを基に、思い出の地を正平さんが自転車で旅するという番組だ。
シャイで、意外と少年のような純粋な心を持った正平さんの視点が斬新だ。
既成の旅番組に無い、台本の無いドラマが見れて、とても楽しい。
風土豊かな自然環境の故郷は、息を飲む程の美しさだったり、涙がこぼれるほど感動したり・・・。
都会のジャングルと言われる東京に生まれ育った私には、羨ましい限りだった。
私にも、【こころ旅】はあるのだろうか・・・。
今日、9月14日は父の誕生日だ。
存命ならば、95歳になっていただろうか。
亡くなる前の1年間は、病気の為、家にこもりがちだったけれど、私の覚えてる父はいつも元気だった。
そして、父と共に、私の【心に残る街】を思い出した・・・。
それは、
【浅草】だ。
今のような洒落た観光地ではなく、地元としての、泥臭い、ムラ祭りのような賑わいの浅草だ。
女剣劇の芝居小屋や邦画の映画館に混じって、最新（？）の洋画専門館があった。
「小鹿物語」「ローマの休日」「シェーン」など、全て、父に連れて行ってもらった。
帰りに、お寿司、天麩羅、鰻など、美味しいものを食べて帰る。
浅草と言えば、浅草寺よりも、映画と美味しい食べ物が浮かんでくる。（笑）
娯楽と言えば「映画」と言われていた、古きよき時代の話だ。（笑）
当時の父は、30代の終わり。
ちょうど、今の息子たちと同じ年頃だ。
10歳くらいの子供の私には、随分と大きく、もっと年長に見えたのだが・・・。（笑）
今、父は、浅草の賑わいをどう、眺めているだろうか・・・。
コメント
連れて、、、読めるかなだけを拾い読み、、、。
シェーンも見ました、アランラッドが好き（映画のヒーローは
すぐ憧れの人に）と言って兄に「足短いやん」と
けなされショックを受けたり、、、、。学校で見せられた
禁じられた遊び以来悲しい映画は受け付けなくなったり、、、。
浅草は2度ばかり行きました、一度はどぜう、一度は知ったかぶりで仕事で東京に来た友達を案内してもんじゃを探して。
恥じかきました、、、、。
2度で、浅草を案内するとは・・・。（笑）
生まれ育った私でも、全部は知りません! 奥が深い街です。（笑）
もんじゃは月島の方が見つけやすいかも・・・。
家から歩いて15分の浅草。 今は、実家も無くなって、浅草も、ただの観光客。
ちょっと、胸キュンの「こころ旅」です!（苦笑）
上野生まれの私もご幼少のお坊ちゃまの頃（Ｗ は仏壇屋を見ながら歩いて浅草に連れて行ってもらい六区街（通り）の映画館に行った事を思い出します、両側が映画館や劇場小屋で道幅イッパイに人が歩いていた印象があります、貧乏な日本食事と映画が唯一の娯楽だったんでしょうね
田原町の焼きソバの匂い。 独特でしたね！（笑）
トロリーバスが走っていたこと、覚えてらっしゃいますか？
今の浅草は、ちょっと垢抜けてしまって、私が育った頃の浅草とは異質です！
戦後の貧乏な日本は、映画と食事が最大の娯楽だったのでしょう。
だから、今でも食べることが好きで、ダイエットが出来ない！
肥満の原点は、浅草だったんだ・・・。（笑）
東京では珍しく、一見さんがお断りの店で入り口で担当の人を呼んで貰って
その人と会話しながら買い物を進めていました。
「あそこ知らない人は入れないの？」と聞いたら「うん、私も知り合いの人に
紹介してもらって使えるようになったの」と言ってました。
雷門の近くだった気もするので浅草だよな・・・・。多分。（うろ覚え）
田原町近辺だと古くて汚い高層建築”じんたんとう”（仁丹塔？）が印象的です
それに”トロリーバス”懐かし～い！上野のうなぎ”伊豆栄”の前で折り返す時「バシッ」と青い火花が出るのを怖いながらも見てました
「一見さん、お断り！」なんて、浅草にしては珍しいですね。
蔵前や浅草橋には問屋さんが多くて、「素人さんお断り」と言う店はありますが・・・。
生産者 → 問屋 → 小売店 → 消費者
の図式も崩れてしまいましたね～。
仁丹塔は5～6年前に壊され（解体）ました。
古きよき（?）ものが次々に無くなりますね！
私より、ず～っとお若い蘭鋳さんと同じ光景を見ていたなんて・・・。
懐かしいです！
上野は鰻の美味しい店が多いですね！（笑）