「おじいちゃんのお墓参りの後、寄るから・・・」

次男坊からメールを貰った。
八王子の先の田舎まで、どの高速を使うのだろうか。
連休中だから、中央道も混んでいるだろう。
子供達の食事はどうするのだろう。
次から次へと、要らぬ心配ばかり浮かんできて、主人に呆れられる。
何を言われようと、母親なんて、そんなものだと思う。(笑)

待ちくたびれた頃、玄関にチャイムが・・・。

「こんにちわ♪」

と、弾丸のように、孫娘が飛び込んできた。
一ヶ月ぶりの「ひめ」は、ちょっと日焼けして、背も伸びたようだ。
先月、一歳になった「ボク」も、少し慣れたのか、大泣きもせず、キャッキャッと笑っている。

孫息子を可愛がってくれた祖父母(私の舅・姑)の墓前で、「ひめ」が歌を歌い、踊り、挙句には弟の「ボク」のことまで、紹介したそうな・・・。
可愛いひ孫の報告に、舅たちも喜んでくれたことだろう。

ひとしきり、玩具で遊んでいた孫達を、皆で、町内の氏神様の祭礼に連れ出した。
小さな村の鎮守様のお祭りだが、縁日など、子供にも面白かろうと思ったのだ。

孫娘は、小さな拳を高く振り上げて、

「お祭りに出発♪」

と、何度も言いながら、神社に向かった。

孫娘と手を繋いで、道々の木々の説明をしながら歩くのは嬉しいものだ。
今、金木犀の香りが良いし、柿の実も色づき始めているし、散歩にはいい季節だし、こんな当たり前の時間がとても愛しく感じた。

境内には、綿菓子やソーセージ、焼きソバの店があったけれど、ママの厳しい監視(?)の元では・・・。(苦笑)
隅にあった、「よーよー釣り」の店で、好きな品を購入した。
初めて見た「よーよー」に、嬉しそうな孫娘。

「何でも禁止はかわいそうだ・・・」

と、主人は呟いたけれど、ママの教育方針は遵守しなければ・・・。(笑)

帰り際、

「○○(孫息子)の長袖が少ないんだよな・・・」

と、にやっと笑って私に話しかける次男坊。
大人しい息子も、いつの間にか、こんなことを言えるようになったのか・・・と、驚いた。(笑)

夜、長男夫婦がドライブから帰ってきた。
偶然にも、こちらは、私の実家のお墓参りに行ってくれたそうだ。

どちらの祖父母にも愛されて育った息子達。
「ひめ」も「ボク」も、祖父母の有形・無形(?)の愛情を思い出すだろうか・・・。(笑)

コメント

Sea
2011年10月10日18:56

ああいう時の想い出って、思い返してもとても嬉しい思い出ですけどね~
姪っ子や甥っ子にもおばちゃん(私)の愛情を思い出してもらえるよう愛情いっぱいに接してます。

ポピー
2011年10月11日0:21

なんだかアミさん、いいですね(^^)お孫さんと手をつないで小さなお祭りだなんて。
「お祭りに出発♪」だなんて、ホント可愛くて微笑ましいです♪

アミ
2011年10月11日6:19

Seaさん!

いい叔母ちゃん振りが眼に浮かびます!(笑)
親の愛情とは違った視点からの愛をいっぱい与えたいです♪

アミ
2011年10月11日6:34

ポピーさん!

婆馬鹿ぶりを発揮して言わせてもらえば、ぎゅっと抱きしめたいほど、可愛いです!(笑)
恥ずかしげも無く、掛け声と一緒に拳を突き上げてます!(笑)
町内のお稲荷様は小さな神社で、村の鎮守様と言ったところです。

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