子供の頃から、【火の塊】と言われてた私だから、どんなに寒い日でも、布団に入れば、すぐにポカポカしてきて、寒さの所為で寝付けない・・・なんてことは無かった。
湯たんぽも、寝入りばなは重宝するが、朝には蹴飛ばしてしまっている程。

それがどうだろう。
この所の寒さは・・・。
布団の中がちっとも温まらない。
多分、寝付けないのも寒さの所為だろう・・・。

年齢と共に、厚い(重い)布団が苦手となってきた。
上から圧迫されているような、怖い夢でも見そうな気がしてくる。(笑)
昔、姑が真綿の布団を愛用していたが、あれは軽くて暖かそうだった。

真綿とは、絹の綿のことらしい。
寒い時、普段でも、袖なしの羽織(ちゃんちゃんこと言っていたような・・・?)の背中に、薄く真綿を敷いていたようだ。
凄く暖かいのだそうな。
大事そうに、薄く薄く真綿を延ばしていた姑の姿が浮かんでくる。

真綿の布団は、見かけは薄くて頼りなげに見えたけれど、高価な布団だったようだ。
今、布団やさん(あるのかな・・・)で誂えたら、高級羽毛布団にも匹敵するかもしれない。
何しろ、お蚕から取れる綿だもの。

義母が亡くなって、あの真綿の布団は何処に行ってしまったか・・・。
あまりに薄くて、布団の下で埋もれていたから・・・。

あの価値に気付かなかったなんて、私も若かった証拠だな・・・。(笑)

コメント

nophoto
Abi
2012年1月8日8:57

人間、贅沢に慣れると怖いです、羽毛布団が手の届かない頃に
比べて今は、、、その夢のように軽い布団がちょっと湿り気を
帯びると重い!子供の頃の布団の重さに比べれば正に天使の布団なのに、、、、子供の頃伯母が布団を仕立てていましたが、真綿を伸ばす時に荒れた手に引っかかって、それが暖かさの素だったのですね。半纏の中にも入ってた気が、、、。

アミ
2012年1月8日9:02

Abiさん!

そうですね!
世の中、贅沢になってしまって・・・。
原点に戻らなくてはいけませんね。

ところで、「半纏」。
懐かしい! あれ、暖かいんですよね~。
受験期の人にもっと愛用して欲しい!
でも、今売ってるのは、真綿では無いかも・・・。
真綿だったら、あの値段では売ってないもの・・・。(笑)

nophoto
mami
2012年1月8日11:13

元旦早々風邪をひいてずっと伏せっていましたが、ようやく少し快方に向かっています。風邪は過去何回も引いているのにいざかかるといつになったら治るのだろうと気が重かったです。この冬は本当に寒いですね。あみさんのブログを読ませていただいて、「前向きに生活しなくては。」といつもファイトをいただいています。
今年もよろしくお願いいたします。

アミ
2012年1月8日12:09

mamiさん!

お風邪は如何ですか? お大事にしてください。

私は、そんなに前向きなタイプではありませんよ。
ただただ、楽な生活を、日々、送ってるだけです。
でも、ちょっと、呑気な性格なので、クヨクヨしないのが良いのかな・・・。(笑)
こちらこそ、ヨロシクです!

マサムネ
2012年1月8日21:49

暖かいといわれている小田原でも年末から今日までの寒さがこたえますね。

年のせいじゃなくて今年の冷え方が違うのだと思いますよ。

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