たかが急須と言うなかれ！
2012年3月22日 エッセイ コメント (3)
結構、上等な頂き物のお茶の葉を使っても、美味しくない！
美味しくないと言うより、美味しく淹れられない！
何が悪いのか・・・。
以前は、それなりに美味しかった。
一口含むと、甘みが口の中に広がり、ふくよかな香りがして幸せな気分になれた。
それが最近は、ただ、お茶の色がついてるだけの飲み物となってしまった。
何が悪いのか・・・。
お湯の温度だろうか・・・。
茶葉の種類か・・・。
ちょっと、気にはなっていたことがある。
急須だ。
実は、今まで使っていた急須を割ってしまって、余りものの急須を使っていたのだ。
その急須は旧式の茶漉しを取り外しできるものだ。
茶殻を取り除く時は便利だけれど、あれでは急須の中で、茶葉はダンスをしない。
紅茶の茶器には拘るのに、日本茶には無頓着すぎたのだ。
先日、従姉のところで飲んだお茶は凄く美味しかった。
思わず、急須を見させてもらった。
案の定、急須の壁一面にネットがついている。
これなら、中で茶葉は上手に転回できるだろう。
やはり、狭い茶漉しの中でじっとしているより、急須の中で上手に踊らなければ・・・。
早速、急須を購入に。
勿論、蓋を開けて、一つ一つ、ネットの部分を点検する。
そして、持ち手は私の手のひらのサイズに合うものでなければ・・・。
これが重要なことだ。
しばらく、数個を試していたが、値段的にも納得できた品があったので、購入することに。
「いい品に会えましたか・・・？」
と、お茶屋さんは笑いながらくるんでくれた。
こだわりを持って、買いに来る人が、きっと、私の他にもいるんだろうな・・・。
あれやこれや、急須選びも大変だったけれど、
「うまいなぁ～！」
の主人の一言が、私へのご褒美だった・・・。（笑）
コメント
「はい！お茶！」と出してくれます（かなり男らしいｗ）
いや六人分入れるならそれなりの大きさの急須なり土瓶買おうよ！と思うのだけど
たまにしか行かないので知らぬ顔の半兵衛でいます。
でうちに帰ってきて小さい湯飲みで贅沢にお茶を楽しみます。
よし、僕も急須の画像にしよう！（ネタいただきます！）
わかっていらっしゃる！！
なんか、嬉しいです！（笑）
私は味気ないですけれど、ガラスのポットで淹れています。お茶の撚りがもどるのが見えるし、茶漉しで最後の一滴まで、お湯のみに注ぎます。
アミさんのこだわりにキチンと反応していらっしゃるご主人が、すてきです。