まだ、父に助けられてる・・・。
2012年7月1日 エッセイ コメント (2)
6年前、サッカーの試合で賑わってる7月の暑い日に、父は逝った。
寡黙で、ちょっと恐い、大きな大木のような父だった。
あと、2ヶ月で90歳だった。
「もう、いいよ・・・」
それまでは、猛然と病気とも闘っていた父なのに・・・。
最後の一年間は、自分から生きることを投げていたようだった。
向上心の強い父だったが、貧しい家の環境で、親や弟を養う長男としての宿命を帯びて、決して、自分の思い描いた人生ではなかったろうと思う。
進学を諦めて、親戚の商家で、小僧としての生活は、自尊心の強い父には、如何ばかりのことだったろう。
結婚した母も努力の人だったから、若い夫婦は一生懸命に働いて、いくらか裕福になった。
昔は、そういう時代だった・・・。
立派(?)な両親の元に生まれた娘なのに、私は、ちっとも似てなくて・・・。(笑)
未だに、父に助けられている。
父の遺してくれたものが無ければ、今、私たち親子は、どう暮らしていかれることだろう。
父も、世の中が、こんなにも厳しくなってきたとは、想像してなかったかも。
今日、七回忌の法要を家族だけで行なう。
存命ならば、きっと、お小言が落ちるだろうな・・・。
父と、入れ替わりに生まれたひ孫たち。
是非、可愛さを報告しなければ・・・。(笑)
寡黙で、ちょっと恐い、大きな大木のような父だった。
あと、2ヶ月で90歳だった。
「もう、いいよ・・・」
それまでは、猛然と病気とも闘っていた父なのに・・・。
最後の一年間は、自分から生きることを投げていたようだった。
向上心の強い父だったが、貧しい家の環境で、親や弟を養う長男としての宿命を帯びて、決して、自分の思い描いた人生ではなかったろうと思う。
進学を諦めて、親戚の商家で、小僧としての生活は、自尊心の強い父には、如何ばかりのことだったろう。
結婚した母も努力の人だったから、若い夫婦は一生懸命に働いて、いくらか裕福になった。
昔は、そういう時代だった・・・。
立派(?)な両親の元に生まれた娘なのに、私は、ちっとも似てなくて・・・。(笑)
未だに、父に助けられている。
父の遺してくれたものが無ければ、今、私たち親子は、どう暮らしていかれることだろう。
父も、世の中が、こんなにも厳しくなってきたとは、想像してなかったかも。
今日、七回忌の法要を家族だけで行なう。
存命ならば、きっと、お小言が落ちるだろうな・・・。
父と、入れ替わりに生まれたひ孫たち。
是非、可愛さを報告しなければ・・・。(笑)
コメント
妻はよくおばあちゃんが生きてれば今年で90歳だねえ。と言ったりします。倒れるまでは亡くなるなんて誰も思ってなかったのに、生きてるものの定めとはいえ、寂しいですね。
私たちは私達にできることをただ一生懸命するしかないのでしょうね。
我が家も、昨日、無事に法要を終えました。
小さい集まりだったけれど、中身の濃い法要で、凄く満足しています。
今、私たちが恙無く暮らせていけるのも、皆、父(先祖)のお陰。
感謝しています。