高齢の姉たちが周りに居るから、夜の電話は気が急いてしまう。
案の定、昨晩も、藤沢の従兄が亡くなったと言う知らせだった。
従兄の奥さんからだ。
従兄は、肉腫が横隔膜にへばりつき、手術も儘ならず、抗がん剤治療を自宅で続けていた。
最近は、食事も喉を通らず、体重も37キロまで落ち込んでしまったそうだ。
老夫婦二人だけの生活で、最後は付きっ切りになるだろうと思っていたが、今は、かなり自立した闘病生活だったようだ。
それで、奥さんがちょっと外出してたら、その間に逝ってしまったようだ。
最期に立ち会えなかった・・・と、彼女は泣いていた。
それは致し方ないことだと、慰めはしたけれど、従兄が哀れで、哀しかった。
私とは7歳違いの従兄は、文字通り、私の「お兄ちゃん」だった。
子供の頃、物心ついてから、始終、一緒に居たような気がする。
叔母である私の母に、とても懐いていて、男ばかりの兄弟の末っ子だった従兄は妹分が出来たとばかり、私を連れまわした。
昨晩は、従兄との生活をいろいろと思い出して、中々寝付けなかった。
こうして、歯が抜けるように、近親者が次々にあちらの世界に行ってしまう・・・。
悶々と寝返りを打つばかりの夜だった。
通夜・告別式と藤沢で行なうのに、何度も小田急線を乗っての出入りでは、私の体力も持たない。
主人の勧めで、藤沢駅の近くのホテルを一泊予約した。
藤沢は、私にとっては、第二の故郷だ。
夏休みになると、伯母の家に遊びに行ってたことが懐かしい。
あれから随分と経った。
垢抜けて、すっかり都会化された街になってしまい、びっくりだ。
10日には、友人との会合が入っていたが、それもキャンセル。
暇人だった私が、涼しくなって、俄かにスケジュールが混んできた。
体力をつけなければ・・・と思う。
今日は、息子夫婦が散策に誘ってくれた。
ちょっと、足慣らししなければ・・・。
コメント
私達の年齢になりますと、其々の兄弟姉妹も高齢者ですから深夜の電話にはドキッとしますね。
どうぞ、お身体に無理が掛かりませんようにとお祈りいたしております。
藤沢の駅前の何とも中途半端なデパートが
何軒かありましたが、さいか屋がバス乗り場に
一番近くて便利でした。辻堂の駅前も今は凄いって
元ご近所のお友達に聞きました。
悲しい事でじゃなく行きたいですよね？無理なさいませんように。
本当に、深夜の電話はドキッとします。
家族と一緒に住んでいたって、亡くなるときは一人かも・・・。
従兄の奥さんが嘆いていたけれど、誰しもそういう目にあうこともあるでしょうね～。
東京から藤沢は日帰り圏内ですが、身体のことを考えて、一泊することにしました。
遊びで、ホテルに泊るなら嬉しいのですが・・・。
仕方ありませんね。
藤沢にお住まいだったこと、ありましたよね～。
拓（開）けましたよ！
びっくりです。
今回は駅の南口のホテル法華クラブに宿泊。 大風呂も完備で、癒されそう・・・。
スタバのお隣だそうで、便利です。
お通夜から、遅くに帰宅しても、東京に帰らないのはラクチンです。
翌日の告別式も、寝坊できますし・・・。（笑）
身体を労わる為の出費は惜しみません！（笑）
そういう年齢になりました・・・。
相模大野で切り離しで藤沢は行くでしょう？
最近、車が多かったから、小田急で藤沢は久しぶりです。
一人ですから、気を引き締めないと・・・。
私もロマンスカー、好きですよ♪