何しろ、商売用の寸胴で作るから、売るほど出来たのだと言う。
しかも、彼は一人暮らし。
寂しくなると、主人に話を聞いてもらいにやってくる。
時間を考えずに、始終、チャイムを鳴らす彼は、正直、私は苦手だ。
シチューは、彼一流の、何でも大きめな素材をぐつぐつ長時間煮込むものだ。
牛スジはレギュラーメンバーで、野菜は、葱の時があったり、蕪があったり、その時の台所事情が関係してるらしい。
味は、素人の出来栄えとも思えず、中々いける。
でも、ちょっと癖が合って、飽きる。(笑）
私は、余り、好きではない。
今回は、我が家の鍋だけでなく、自分のところの鍋にまで入れてきた。
意識的に、我が家の小さい鍋を主人に持たせたからだ。
だから、その小さな鍋は我が家の息子たちに。
彼の鍋は、階下の老夫婦の為に。
ホーローの花柄鍋は、彼に似つかわしくなく、可愛い鍋だ。(笑）
直ぐに、自分の家の鍋に移しかえれば良かったのに、借りた鍋のまま、火にかけた。
それが失敗だった。
トロミの多いシチューだ。 お鍋を焦がしてしまった。
お借りした鍋なのに、とんでもない失敗だ。
直ぐに、ネットで、花柄鍋を検索したら、なんと、ホーローの花柄鍋は、昭和のレトロのものに属するそうな。
スーパーも覗いたが、売ってはいなかった。
街の古い雑貨屋さんなら・・・。
埃をかぶって眠っているかもしれない。
借りる時、あんなに反対したのに、聞く耳持たない主人が恨めしい！
それでも、移し変えずに火に掛けてしまったことは、私のミスだ！
焦がしたことを正直に申し出て、別のお鍋を返さねば。
雑貨屋さんに売ってるといいなぁ～。
コメント
ホーロー鍋、焦げやすいから、違うお鍋をお返ししても
却って喜ばれるかもですよ。
私は他所様から頂くのはそんなに嬉しくないので、、、。
連れ合いが単身で江戸に居ました折はお隣からカレーの
時は小さいお鍋に1回分頂いていましたが。自分がそういう
性分なので、作ったものを差し上げるのも遠慮がちです。
錦松梅のみは引く手数多ですが。
私も、よほどのことが無い限り、お手製のものは差し入れしません！
それ程、料理自慢でもないので。(笑）
昔、友人が熱を出して、子供たちにって、カレーを差し入れしました。
其処の家の子供が、なんて言ったと思います？
「ジャガイモや人参が母さんのより大きくてびっくり！」
家々によって、たかがカレーと言えども、違うんですね～。
さっき、近所の彼が、また、主人に逢いに来まして(笑）、お鍋のことを謝りました。
そしたら、
「ホーローは、焦げやすくて、俺も始終、焦がしてるから、気にしない！」
と言って、ちょっと、焦げた鍋を持って帰りました。
是で、雑貨やさん巡りは解消しました。(笑）
錦松梅、私も大好きです♪
ぐらいあたりまえのことなのであまり気にならさずに。
ちなみに僕もよく寸胴いっぱいに作ることが在りますが、ステンレスの寸胴は
こげ易さ天下一品です。焦がしたらこげの風味が全体にまわらないうちに別の容器
に移してコゲをとってリトライ。でも、ホーローは金たわしつかえないので亀の子
と、手（爪）でコゲと戦います。僕がウシと豚があまりすきじゃないのでうちのシ
チュー系は僕が作るときは骨付きの鶏肉（手羽中）です。適当に煮込んでもいいあ
じがでます。
こちらが思ってるほど、彼は深刻には受け止めてなかったようです。
真剣にホーロー鍋を探していたので、ちょっと、拍子抜け。(笑）
確かに、何でも、煮込む時間が長いと美味しいですね。
寸胴を持ってらっしゃるなんて、凄いですね！
有難う！
私も、いつもは重曹で取ります。
駄目かと思った行平も、蘇り、まだ重宝してます。(笑）
でも、お借りした鍋だったので、焦りました。
家に持ってきた時は、シチュウがいっぱい入っていたので、底まで見えなかったんです。
前から、焦げてたって彼は言ってました。
ちょっと、救われた思いです。