ちょっと、気に障る・・・。
2012年11月9日 エッセイ コメント (4)
確か、去年も同じ時期だった・・・。(笑）
郵便局に勤務する息子のノルマ達成を思ってか、年賀葉書を義姉たちは我が家に注文してくれる。
それは、とても有難いことなのだが・・・。
届けると言う申し出に、義姉たちは、皆、口を揃えて、
「取りに行くわ。」
と言う。
85歳を頭に、84歳、82歳と、主人の姉は、皆、高齢だ。
退職して暇な弟夫婦なのだから、届ける時間は幾らでもあるのに・・・。
「行きたいのよ、実家に。」
と、「実家」「実家」を連呼する。
7年前に父を亡くした私には、もう、実家と呼べるところは無い。
ちょっと、私の気持ちを逆なでするように、「実家」を誇示されると、余り、面白く無いのが正直な気持ちだ。
それに、今の家は、主人の退職金(前借)と、実家からの援助で建った家だ。
ローンの残りも、実父の遺産で支払った。
私にしてみれば、実家の両親の愛情がいっぱい詰まった家なのだ。
だから、同じく、実家の無くなった実妹にも、気兼ねなく滞在して貰っているのだ。
普段、長姉だけ来ることはある。
結婚してないから、同じ姓を名乗っているし、主人にとっては母代わりのような人だから、遊びに来ても、余り、気は使わない。
でも、私たちの結婚時、もう、別所帯を持っていた義姉たちは、馴染みも薄い。
特に、3人が固まって(一緒に）来宅となると、義妹としては、気を使う。
最近は、自分も年を重ねて、労わられることが多くなった。
だから、年配の義姉たち3人の面倒は、いささか荷が重い。
それでも、姉は姉なりに、義妹に対して、気を使ってくれるのか、
「お弁当を買っていくから・・・」
と、電話をしてきた。
「サンドイッチくらいでいいなら、用意しますから・・・」
と、丁重に断った。
歯の悪い姉にとって、既成のお弁当なんて、残すに決まっている。
残り物の始末を考えたら、貧乏性の私は、
「もう、手配しましたから・・・」
と、ヤヤ、強引に姉の申し出を断った。
近所に、自家製のサンドイッチを売ってるパン屋さんがある。
小さく切ってあげれば、姉たちの負担もなく食べられるだろう。
ガスレンジも綺麗になった。
洗面所も、トイレも。
テーブルのクロスも新しいものに変えた。
スリッパも・・・。
普段のツケが廻ってきたようで、無精者の私は、あたふたしている。(笑）
コメント
亡くなった母が「普段から綺麗にしときなはれ、こまめに
してたら、何かの時慌てんでも済みまっせ」と、、今は
連れ合いが同じ事を言いますが、母のは耳に痛いながらも
聞いてましたが、同じ事がウ・ル・サ・イ！
高齢の小姑達、恐るべし！
あはは・・・♪(笑）
あたふたしてます・・・。
姑と小姑は違いますね～。
姑には、素直になれるのに、小姑には・・・。
今日は、私の試練の日（？）です。
夕方、それぞれを車で、姉たちを送っていくんです。
無精者の主人も、こういう時は車を出すって・・・。
気に入りません！(笑）
ぶっちゃけその後は配達区域の局員に配達してもらっちゃえばいいのでは？
あとは来年から「ノルマがなくなったので近くの局でかっていいわ」と嘘をつく
とか？ あと、ここぞとばかりに配達と集金を兼ねて「外」で食事会にする。
「私最近外食してなかったのよ～～～！」と役者になるわけです。
実家というのは言葉のあやで建物じゃなくて地面に対して「故郷」的な感覚で
懐かしく思っていると捉えてはどうでしょう？
うちの両親も引っ越して誰かと同居しだしたらそこが実家になるとオモイマス。
妹や弟が建てた箱物なのでしょっちゅう行こうとは思いませんけど（来客の大変さ
を知ってるから）
とはいえ今の築40年以上のアレを家と呼べるかどうか？
都心に有ったら流行の「ゴミ屋敷」です。
父が亡くなった後アレを片付けるかと思うとゲンナリします（汗）
あと20年ぐらい現役で頑張って欲しいものです。（27年生まれ今年還暦）
郷愁だとは、私も理解してます。
でも、余りに、声高に実家を強調されると・・・。(笑）
私の我儘ですね。
主人の大事な姉たちですから、喜んで(？)迎えてあげなければ・・・。
なんだか、主人は朝から、いそいそと嬉しそうです！(笑）