「あそこの〇村さんの家の前、凍っているから気をつけて！」
と言う私に、
「〇村さんではないだろう。 △村さんだろう！
お前は、最近、言い違いが多すぎる。
よく頭の中で考えてからモノを言え！」
と、憎憎しげに主人が言う。
本当に、意地悪なんだから・・・。
自分だって、間違えること、多いのに。
私は、大抵のことは見過ごすようにしている。
私には怒る主人だけれど、自分だって、最近、ずいぶんと惚けてきた。
でも、いちいち、揚げ足を取ったり、目くじらを立てていたら、世の中は円滑には廻っていかない。
口に出して非難しない事が、自分では、やさしさと思っているが･･･。(笑）
主人には通じていないようだ。
意地悪は、受けるより、するほうが気分が滅入る。
この年になると、受け流す術が身に付いているから、意地悪されても屁（？）でもない。
だから、息子たちのお嫁ちゃんとも、大した波風も無く、過ごしてこられたのだろう。
勿論、二人のお嫁ちゃんは上の部類の人だけれど・・・。(笑）
でも、こんな私が、先日、主人の姉に意地悪をしてしまった。
義姉にしてみれば、私の実妹が来日してるから、我が家には、今、自分の居場所は無いと感じたのだろうか。
何かにつけて、牽制球を投げてくる。
最近、自分の亡き後のことを纏め始めたようだ。
手始めに、生命保険の受け取り人を弟名義に変えたそうだ。
それを、何万回も口に出す。(笑）
そのくせ、銀行の管理は次姉の息子に任せたり、姪っ子に任せたりと、方々に、声を掛けてるようだ。
姉は「いざと言う時の保険」をかけているのだろう。
それだけ、弟夫婦に対する信頼度が低いのだろうが、勝手な時だけ、
「お願いね！」
は、ちょっと、気分が悪い。
姉の保険など、貰いたいとも思っていないのだから・・・。
比べたらいけないけれど、妹は、私の経済的ピンチを見かねて、かなりの資金をプレゼントしてくれた。
その点、義姉は、口では「援助したいけれどね～」だけで、実際に行動には移してない。
そして、お定まりの
「〇〇ちゃん(我が主人）に、保険、遺しておくから・・・」
先日、ちょっと、体調の悪い時、さしもの私も、爆発してしまった。
「お姉さん！ その話、もう、何回も聞きましたから・・・」
途端に、その後、姉からの電話は途絶えた。
やっちゃった！ とうとう、高齢の義姉に「意地悪」をしてしまった。
その後、何日か気分が滅入った。
意地悪はされても、するものではないと、つくづく思った。
が、また、昨晩、義姉から電話があった。
相変わらず、保険の名義のことを繰り返している。
思わず、
「そんなもの、要りません！ △△ちゃん（甥っ子）に名義を書き換えたらどうですか！」
と言う言葉が、喉元まで出かかった。
が、小さくなった姉の電話口での姿が浮かんできて、やっとの思いで、その言葉を飲み込んだ。
意地悪をしないで、ほっとしている。(笑）
コメント
そんなものなくてもちゃんとお付き合いなさってるのにね。
意地悪じゃなく普通ですよ、前にも聞いたって言っても、、、、。
私は残す物も無いから却って気楽です。
姉を見てると、何か哀れを感じます。
前にも言いましたけれど、
「使うことが無いから、残って(通帳の残高が増える)仕方ないの」
と、自慢げに言って、貧乏な義妹を悔しがらせて･･･。(笑）
意地悪もしたくなるでしょう～？(笑）
私も、舅から残してもらった家だけ。
私自身は、遺すもの、何もありません！(笑）